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入籍してから一週間後の心情と感じたこと
この記事を書こうと思ったきっかけ
入籍する前の心境という記事を書いたこともあり、せっかくなのでシリーズ化してみようという気持ちになり、記事を書いてみた。
婚姻届提出の流れ
2024年11月23日に東京都内で婚姻届を提出しました。
土曜日で区役所は休みだったので、守衛室みたいな所に預けるだけだった。
身分証明書と婚姻届を渡してざっくりと記入内容に大きな誤りがないかだけ確認されて5分で終わったので、入籍した実感は全くない。
パネルを背景にした写真はとりあえず記念に2枚撮った。盛れるとか写りのことも気にせず記念という感じなので、撮影時間は5秒くらい。
週明けには受理の確認ができると思っていたのだが、11月22日と11月23日は婚姻届の提出が多いようで、提出してから11月27日の夕方以降に自分で電話をかけて受理確認をする形式だった。
婚姻届が受理されてから
無事に、電話で受理できていることが確認できた。
婚姻届が受理されたか否かで、翌日以降の過ごし方(大袈裟すぎ?)が変わるのが、とてもストレスだった。免許証や銀行関係などの氏名の変更など、やることがいっぱい。婚姻届の受理が確認できるまでは、銀行の口座名義などの変更が間に合わなかったらどうしよう、という心配で頭が占領されていた。私は個人事業主なので、月末の報酬の入金で取引先に迷惑をかけたくないという思いでいっぱいだった。
婚姻届が受理されたことが確認できたので、すぐに、取引先とのスケジュール調整に入り、無事に翌日の日中は仕事をセーブできた。
その日の夜、手続きをするにあたっての必要書類やスムーズな手続きの流れをネットで調べていたのだが、このような事務作業はあまり得意ではない。
幸いにも、夫が職業柄、このような書類や申請系に明るい人間なので、持っていくべき紙や印鑑をいろいろ教えてくれた。(サンキューな)
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コロナ禍以降、リモートワークをしている私にとって、紙を扱うことがほぼ無いので、現代社会の弊害を感じた。氏名変更の手続きなんてドキュサインとかクラウドサインでええやん!と何度思ったことか。個人事業主は会社員と違って有給という概念もないし、やりたい・やるべき仕事がたくさんあるので、正直、役所に行って手続きしているくらいなら、仕事がしたいと思った。切実に電子化してほしいです!!!!!
翌日、区役所などの手続きに行った。
友人からは、区役所でおめでとうございます!⚪︎⚪︎と⚪︎⚪︎の手続きも必要ですよ!とか親切に教えてくれるから、そんなに心配しなくて大丈夫と言われたが、23区の中でも大都市(?)だからか、区役所の人も疲弊しているのか、ぶっきらぼうな対応で悲しい気持ちになった。
各書類の姓を変えるために手続きに来ているのに、慣れてなくて名前の入力欄の漢字は新しい苗字を書き、フリガナはこれまでの苗字を書いてしまう失敗を2回くらいした。
免許証や保険証、マイナンバーカードなど普段使うものが全て新しい名前に変わったことで、結婚した実感が少しずつ湧いてきた。生まれ変わったような気持ちになったが、日中に来ているslackでは、元の名前で呼ばれていて、やっぱり私は何者なんだろうという2つの気持ちが行き来した。
感じたこと
姓を変える側って、めちゃ大変。夫はより実感がないだろうし、「当日は仕事のスケジュールを〜〜〜で調整して〜〜やねん、どう思う?!」と話してもふーんって感じで、なんだか不公平だと思った。姓を変える私は仕事に穴を開けているのに、ふーんってなんやねん!私は仕事したいのに!と思った。
なので、調べたらわかるやろ!みたいなこともあえて夫に質問したりした。(性格悪!!!)
でも、その分野に明るい夫はいろいろ教えてくれて、そんなしょうもないことして心底申し訳ないと思ったし、そんな損得勘定で一緒にいることを選択した訳ではないし、そういうのを許し・許され、夫婦になっていくのか、と思った。
余談
やっぱり一人暮らしの時は、朝起きて簡単に身支度して、気の済むまで仕事をしていたが、他人と暮らすとなるとそうはいかなくなる。家庭の時間も保ちたいが、仕事も変わらずしたい。洗濯物や洗い物は今までの二倍以上に増えるし、床の汚れの速さにもびっくりする。世の夫婦・女性はどうやってやりくりしているのだろうか。
幸いにも夫は私の仕事に理解があり、平日24時を過ぎて仕事をしていても、休日に仕事をしていても、仕事関係の方との飲み会が多くても、何も言わないでいてくれているが、やっぱり心の葛藤が消えない。