中年おじさん。失業中に本を書く2017-2019
思い出の1冊を著者に教えてもらいました!Q&Aしています
この作品は人気作家の「モンゴロイド」さんの作品の一つです。
こちらでは、思い出の残る作品を著者に直接お聞きして記事にしています。
■中年おじさん。失業中に本を書く2017-2019
著者:モンゴロイド
ジャンル:伝えたい系
2018/1/9発売日
【図書館長が読んだ感想】
独特の言葉の使いかた。語り口調なのか、対話なのか不思議な感覚でした。でも本を書くっていう根本的な楽しやさ人生の葛藤が文面から読み取れてくるのが不思議と世界観に引き込まれます。何度も修正して書き直しているようですが、初出版はだれもがそんなもの。そして本を書く事で人生の楽しさを見つけていくのは共感できるし心の中をそのまま文章にした魂の一冊とも呼べると思います。上手く書く事が全てじゃなく、自分の記録を残す事も時には必要。そうやって文書力を磨きあげていく様子もうかがえた1冊でした。かなり早くにkindle出版に出会い活動していますので、当時は本当に周りに助けてくれる人がいない環境だったと思いますが、今では色んな活動に参加して多くの方と繋がり楽しみながらkindle活動されてるようで、継続の意味を考えさせられますよね。
著者のモンゴロイドさんに質問をして答えてもらえていますのでご紹介します。
Q&A
【kindle出版に出会ったキッカケ】
フリマアプリのメルカリに中古本で『Kindle Unlimitedの衝撃(石井貴士著)キンドル・アンリミテッドの衝撃 読み放題サービスの出現で、出版社・企業・個人の稼ぎ方はこう変わる!』という本があったので買って読んだのがキッカケです。 それでネット検索してKDPを解説したアニメを観て、やりたいと思って、登録をしたりYouTubeでKDPのことを調べたりしました。 それが2017年11月のことです。
【本を書くのに苦労したところ】
なにを書いて良いのか分からなかったことです。ネタやテーマがなにも考えられませんでした。だから書けないことを書こうと思って書きました。 文章も低レベルですし、15,000文字を目安に書いていたのですが、果てしなく遠い作業でしたね。 なんとか書き終えて出版となりました。
【出版後の影響は】
出版後の影響は、そうですね。なにが言いたいのか分からない支離滅裂な文章で、低レベルだというコメントがありました。 徐々に読まれるようになって、ペンネームのモンゴロイドが認知されてきたように思います。
【当時はkindle出版は一人でされたんですか?】
はい。1人でした。周りには誰も仲間はいませんでしたし、知り合いができ始めたのはSNS。主にTwitterを始めたのがキッカケで、同じKindle作家さん数人とやり取りしました。今はたくさんの仲間たちと知り合って、自分の存在を知ってもらって仲間がたくさんできました。 Kindle出版サロン【ブルーバード】のサブリーダーを任せられています。(なにも仕事はしてません笑)が、たくさんの仲間と知り合って恵まれています。とても幸せです。
【初出版と今では作風は変わりましたか?】
そうですね。基本的にはなにも変わらないのですが、現在はエッセイ形式で書くようになりました。 ですます調にしたり、である調にしたり、気分次第で変えて書いています。 校正を第三者にお願いしていますから、原稿を書いたら、文章を整えてもらって、KDPにアップロードしています。 校正なしの自分の書いたオリジナルの文章のままの作品もいくつかあるのですが、それらは不評ですね。評価が良くありません。
【ぶっちゃけ収益は良かったのか悪かったのか】
収益は悪かったです。初月は500円とちょいでした。2,000とか3,000円が1年くらい続きました。 2年目に第三者の力を借りて校正してもらって、それは9万文字の『金を掛けないオーディオ:音の変わる瞬間』っていう作品です。それを完成させて出版してからは、グンと収益が上がりました。音の変わる瞬間は出世作なんです。印税が5桁になりました! その後は毎日、コンスタントに収益化されています。 現在は最高で1日に3,500円を越えたときがあり(毎日ではないです)。最低が1日に330円です。 毎日330円以上の収益があります。 平均では1,000円弱です。 まだまだだと思いますが、月数万円の収益は生活的にも助かっています。 まだ、満足はしてないです。同じKindle作家仲間で売れている方を目標にしています。
【何か伝えたい事あれば書いてくださいね】
伝えたいことは、KDPは基本的になにを書いても良いですし、書くということは精神的にも良くて、お金を得ることもできますし、ちょっとした影響力も持てますし、書くという行為は素晴らしいことなので、ぜひKDP。Kindle出版をすることをお薦めいたします。 『継続は力なり』は本当で、Kindle出版をやり続けること。執筆を継続することをお薦めいたします。 やめないで続けているとなにか自信にもなりますし、なにか形になると思います
モンゴロイドさん長文で有意義な解答あとがとうございました。
直接著者さんに聞けて、ますます興味がわきました!
皆さんも是非、読んでね。