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【速聴インプット術】「速聴」を身につける追唱力の鍛え方
📚井上 祐之|潜在能力が開花する速聴インプット術
こんな方におすすめ!
✅情報収集の方法を増やしたい!
✅オーディオブックの学習効率を上げたい!
✅コミュニケーション能力を上げたい!
✅読書が苦手な人
今回は、『潜在能力が開花する速聴インプット術』から、耳からの学習効率を上げる方法について紹介します。
紙の本などの文字だけの情報収集だけでなく、耳からの情報収集もできるようになりたい。また、紙の読書が得意でない方におすすめなのが、オーディオブックです。そこで、耳からの情報収集の効率を上げるための、速聴によるトレーニングを紹介します。速聴とは、字の通り、音声を倍速にしたりして速く聞くトレーニングです。速聴により、単語力と追唱力が上がり、耳からの情報理解力を上げることができます。また、耳からの理解力が上がることで、コミュニケーション能力も上げることができます。
ぜひ、これから紹介する速聴トレーニングに挑戦してみてください!
鍛えるべきは【追唱力】
速聴により、単語力と追唱力が上がり、速読力が身につきます。
単語力とは、自分の知ってる単語量が増えることで、情報量により理解力が上がります。そして、もう一つ大事なのが追唱力です。追唱力とは、目で字追うときに頭の中で発音するスピードです。皆さん、黙読するときに、頭の中で勝手に発音していませんか?。追唱力とはそのスピードのことです。このスピードを上げることで、内容の理解速度が上がり、速読ができるようになります。そして、これは文章だけでなく、話しているときにも活かされ、話の内容の理解が速くなります。
速聴でコミュニケーション能力が上がる?
コミュニケーション能力が上がるとは、ずばり、相手の話の理解力が上がることです。これは、常に早く聴く練習により、普段の会話が遅く感じ、心の余裕をもって相手の話を聴けるからです。つまり、話を聞くことに夢中になるのではなく、しっかりと考えながら聴くことができるようになります。心の余裕は頭の回転の速さにつながり、集中力や判断力も上がります。また、速聴には、作業記憶を刺激する効果があり、作業記憶の強化により、記憶力の向上も可能になります。
聴くインプット→積極的アウトプット
聴くだけのインプットだけでなく、しっかりとアウトプットすることが大事です。聴いただけのインプットで終わってしまってはもったいないです。ぜひ、聴いたものを、見える化したり、自分の言葉に変換し、積極的にアウトプットし、それらの知識を身につけましょう。
速聴と三つのシステム
速聴によって、作業記憶が刺激されるわけですが、実際には、情報を認識する3つのシステムが大きく関係しています。
【視空間スケッチパッド】
聴いた言葉を視覚イメージに変換する働き。
【音韻ループ】
聴いたことをそのまま音として保存する働き。
【エピソードバッファ】
聴いた情報を過去の知識と結びつける働き。
これら、3つの働きにより、作業記憶を刺激し、記憶力の向上・頭の回転を上げることが可能になります。これら3つのイメージをもちながら、速聴に取り組みましょう!
速聴速読トレーニング
オーディオブック+紙の本
速聴のトレーニングは、オーディオブックの速度を早めて聴くトレーニングです。しかし、オーディオブックを速聴するだけでなく、さらに、学習効率を上げたいときにおすすめな方法として、「速聴速読」トレーニングがあります。これは、オーディオブックを聴きながら、紙の本を目で追うトレーニング方法です。これにより、オーディオブックがペースメーカーとなり、無理矢理にでも、頭の回転を上げることができます。頭の回転が速いとは、認識のスピードが速いことです。どれだけ早く認識できるかが理解力には必要になります。ぜひ、オーディオブックだけでなく、紙の本とも合わせて、「速聴速読」トレーニングを試してみてください!
まとめ
今回は、『潜在能力が開花する速聴インプット術』から、耳からの学習効率を上げる方法について紹介しました。オーディオブックで速くきことで、追唱力・単語力を鍛えて、聴く力を伸ばしましょう。あくまで、速聴トレーニングですので、まずは自分に合った速度から始めることが大切です。そして、だんだんと速度を速くして聴く力を伸ばしてください。
さらに、できれば「速聴速読」トレーニングを試してみてください。オーディオブックだけよりも確実に聴く力を伸ばすことができます。
ぜひ、皆さんも挑戦してください!
学んだことは、実践することに意味があります。何か一つでも心に響いたヒントがあれば、ぜひ、24時間以内に何か一つ挑戦してみてください。
【24時間以内にチャレンジすること】
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それでは、また次回お会いしましょう!
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