第124回 梅雨を吹き飛ばす本
ブックブックこんにちは!
東京・神楽坂かもめブックスの柳下恭平と札幌・北18条Seesaw Booksの神輝哉、2人の書店店主が好きな本のことについて話すPodcast番組「ブックブックこんにちは」。
第124回のテーマは『梅雨を吹き飛ばす本』です。
「蝦夷梅雨」と「梅仕事」/「知り合い」と「友達」の境目/梅雨を吹き飛ばす本
【今週の選書】
柳下チョイス『死神の精度』伊坂幸太郎著(文春文庫刊)
神チョイス『ロックで独立する方法』忌野清志郎著(太田出版刊)
梅雨ですね。まとわりつくような重い空気に不快指数が上がりっぱなし。124回はそんなじめっとした梅雨を吹き飛ばすような本を紹介します。
北海道の6月といえば、梅雨がなく涼しげな風が一面のラベンダー畑に吹き渡っていくイメージ……だったのですが近ごろは「蝦夷梅雨」という言葉があるそうで。事実じめじめしているようです。
そういえばもうずっと前ですが、北海道へツーリングに行ってたとき、ある夏は10日間中7日間くらい雨に降られ、北海道なのにこんなに雨が降るなんてウソつき!と思ったことがありました。(北海道は悪くない)ずっとカッパ着用。気持ちよさ半減。ついでに雨で滑って転倒、バイクのブレーキレバーが折れました。心も折れました。でも助けてくれたバイク屋さんがやさしかったなあ。そんな雨の思い出も含めて、北海道、大好きです。
梅雨の湿気でにおいも濃くなります。今朝は車を降りた途端にドクダミの香りに包まれました。姿は見えなくても近くに咲いているはず。
今週はしっとりまったりお送りしています。聴いてネ~。
(ADユリコ)
配信日:2024年6月26日(水曜日)