第120回 誰かに朗読してほしい本
ブックブックこんにちは!
東京・神楽坂かもめブックスの柳下恭平と札幌・北18条Seesaw Booksの神輝哉、2人の書店店主が好きな本のことについて話すPodcast番組「ブックブックこんにちは」。第120回のテーマは、本を愛でる人・発酵メガネさんからのリクエストで「誰かに朗読してほしい本」です。
近ごろはオーディオブックを活用している方も多いでしょう。私も興味はあるのですが、なにせ聴きたいポッドキャスト番組が多すぎて、なかなかお耳が空かないのが現状。でも聴き始めたらハマりそうな予感はします。それに私の場合、紙の本は読むのが遅すぎるのでもっといろんな本を読める(聴ける)かもしれませんね。
私が誰かに朗読してほしいと思う本は絵本なのですが、小川未明著『月夜とめがね』です。初めて読んだのは子どものころだったか、とても静かできれいなお話です。大人になってから久しぶりに読んだらやっぱりいい。これを市原悦子さんに朗読してもらいたかったなあ。
ところで、シーソーブックスにソフトクリームの季節がやってきました。
シーソーブックスといえばソフトクリーム。それはオープン記念に開催された柳下さんの「校正基本講座」にオンラインで参加したときのこと。神さんが参加者に忙しそうにソフトクリームをサーブしていた様子に、本屋でソフトクリーム?って思ったのです(記憶が違ったらごめんなさい)。聴けば聴くほどおいしそう。いつか現地に食べに行かなくては。ほんとに……!
収録前に神さんが「ソフトクリームの機械の音が入っちゃうかも……」と始まるこの感じ、夏が来たな~って思うんです。ちなみに冬本番を感じるのは、柳下さんがガリンコ号の話を始めるとき。
今週も、聴いてネ!
(ADユリコ)
配信日:2024年5月29日(水)