戯れうたCOMPLEX（17）
今日は体調や健康状態について詠んだ、あるいは「ぼやいた」歌を紹介しようと思う。
一袋ラーメン食べても満たされぬ子どものような私の食欲
（2025/01/03）
もう随分と前から食欲が旺盛過ぎて困惑している。食べてしばらくすると、もうお腹が空いていることがある。私は精神科以外にも、歯科や内科などの複数の科を受診していて、度々そのことを相談しているのだが、どの医師からも「健康でけっこうなこと」と笑顔で返されてしまう。
しかし、旺盛過ぎる食欲は財政を圧迫するのだ。それも困る――。
上がらない右肩痛く情けない十年遅れの五十肩かな
（2024/11/22）
この年齢になると、あちこちが痛んで動きが鈍くなってくる。言葉として知っていた「めまい」とか「動悸」など、ああ、これのことかなあと思い当たるようなことも増えてくる。若い頃に運動をしていたわけでは全くないのだが、同年代に比べて、幸いなことに「健康」な状態にはあると思っている。
二十代のころには、「三十歳になったら、多少マシな人間になってるかなあ」と思ったものだが、いざその年齢に達してみると、全く箸にも棒にもかからないままなことに唖然とした。しかし、それは四十歳、五十歳になったところで、同じことだった。
しかし、フィジカルな点では正確に、ある意味では残酷に「劣化」が訪れる。メガネなしには本も読めないし、歯も傷んできた。たわむれにラジオ体操などしようものなら、腕は回らないし、息も上がってしまう・・・。そして、こんな歌まで詠むことになる。
ひと仕事終えて飲み干すコーヒーはインスタントですっかり冷めて
（25/01/20）
そろそろインスタントコーヒーも切れてしまうので、買いに行かないといけないのだが、薄めに作ってつい先延ばしをしている。
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販売サイト「BOOTH」にて、「戯れうたCOMPLEX」バックナンバーを書籍データ化のうえ、販売していく予定です。24/01/16より無料お試し版を公開しています。よろしければダウンロードなさってみてください。
※25/02/05ごろに、一月分の「まとめ」の販売を開始する予定です。
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