戯れうたCOMPLEX（04）
例えば、こんな歌も詠む。
ツイートをポストと変えしイーロンはきっと友だちいないと思う
（2024/07/08）
ひと頃「会社は誰のものか」という問いの建て方が話題になっていたことがある。最近ではどうなのだろう。「欲望資本主義」とか「強欲資本主義」と言われていたのも、もうしばらく以前のことのように思える。
イーロン・マスク氏による一連の「Twitter」改変は、社内にそれを押し留めようとする人はいなかったのかと思ってしまう。経済や政治においてそれはしない方がいいのではと思うことが、反対や批判を押し切って、あるいはそんなものはないかのように推進されてしまうことを、私たちはもうずいぶんと見てしまった。しかしながら、それに慣れてしまってはいけないのだと思う。無力感を学習したとしても、努めてそれを「学び落とす」こと、アンラーンすることは、なお大切なことなのではないか。私はこれからも、「X」ではなくて「Twitter」とか、「ツイート」と言い張っていきたいと思う。そう言うのを「権利」と言ってもかまわないのではないか。のどに小骨が刺さったままの違和感を大切にしていきたい。大人げないと言われてもいい。飲み込むことが「大人になる」ことならば、むしろ私は大人にならなくともよいし、なりたくはない。
2025年の最初の一週間が過ぎる。昨年に暦がひと巡りした私だが、体型はともかくとしても、人間的に「丸く」なってしまうのにはまだ早いと思っている。私には、まだまだ「伸び代」はあるのだと思う。
パスタ茹でサッシ汗かく冬の朝いままだ暗き午前六時か
（2025/01/07）
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