宮本輝『流転の海』読書会をふりかえる①
こんにちは。
既に芋仁さんがすばらしい「まとめ」を公開してくださっているので、以下は蛇足でしかありません。しかし、芋仁さんのを読んで、自分でも、と思ってしまったのでお許しください(笑)。
芋仁さんの文は、以下から読めます。ぜひご覧になってみてください。
さて、ぼくは既に数年、ほぼ毎週にわたって「オンライン読書会」を主催してまいりました。今でこそ一般的になったこの言葉ですが、ぼくが使い出した頃には、まだ共感を呼ぶものではなかったようで、聞いた方が「目が点」になってるだろうという想像ができてたくらいでした。
今年のオンライン読書会では、
・長田弘『読書からはじまる』(ちくま文庫)
・リヒター『あのころはフリードリヒがいた』(岩波少年文庫)
なども読んできましたが、やはり特筆すべきなのは、宮本輝さんの自伝的大河小説『流転の海』全9部作に着手したことだったと思っています。
12月28日(水)現在では、第3部を読み始めたばかりのこの小説郡のタイトルを拾ってみますと、以下の通りとなります。
この大部を「全巻読了」したいと考えていたのは、第9部が文庫入りしたのがきっかけとなったのでしたが、「この期を逃すと、もう読むことはないだろう」という切迫感があったからでした。そこで、無謀を承知の上で、読書会の力を借りて挑むこととしたのです。
現在では、1回で1章を読むことを原則として進めています。新しくご参加いただいた方には、それまでのあらすじもご説明しておりますので、途中からのご参加も可能なものと自負していますので、ぜひご検討ください。
今までの「レジュメ」は、以下にnoteの「マガジン」としてまとまっています。適宜ご覧になってみてください。
と、ここまで書いてきて集中力が切れてしまいました。一旦は①として切り上げて、近々に②として小説の内容について触れてまいります。お許しください。
お読みくださいまして、ありがとうございました。それではまた!