【100分de名著を語ろう】林芙美子『放浪記』第1回
こんにちは。
月が替わり、7月となりました。Eテレ「100分de名著」は、今月から林芙美子の『放浪記』が扱われます。担当講師は柚木麻子さんです。第1回相当分のテキストを読んだのちに放送をNHKプラスで視聴しましたが、大いに期待できそうです。今月も4回、よろしくお願いいたします。
テキストの構成
【はじめに】「不幸な人」だなんて、とんでもない!
【第1回】「悪」の魅力
【第2回】お人好しの嫌われ者
【第3回】旅と食で生き返る
【第4回】「女流文学」を解き放つ
第1回分の小見出し一覧
『放浪記』が生まれるまで
改稿に次ぐ改稿
文壇から嫌われた芙美子
都会のバイト生活
作家を夢見てひた走る
憎めないワル
「こんなこと言ってもいいんだ」という気づき
野心むきだしの正直者
ワルにならざるを得ない理由
生きていくための「悪」
青空文庫版の冒頭から
感想/意見
一様に口を揃えて、「森光子さんの舞台が」と言われることを宿命づけられてしまっているこの日記文学の作者は、舞台のような「ほほえましさ」「好ましさ」とは縁遠い存在のようですね。今後の展開が楽しみです。
今回はこれくらいで終了して、会でのみなさんのご意見に委ねたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。それではまた!
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