
戯れうたCOMPLEX(05)
本は買って読みたいし、読み終えても売らない。正確には、「売れない」。気になったところに線を引いたり書き込みをしているからで、それには本を手元に置いておかないといけない。
読み切れないくらいに本を買ってしまうので、当然「積読」になってしまう。いや、電子書籍の端末では「底に沈む」に感覚が近いので、「沈読」とでも言うべきか。どちらにせよ、本については財政状況や置くスペースに問題がない範囲内で、買うこと、つまりはやがて「積読」になることは容認派であることを自認しているし、むしろ「推奨派」であるとさえ言える。
読み終えてさてこの次は何読むか考えるのが至福のひととき
(2024/10/20)
そんなだから、一冊読み終えた後に「次」の本を選ぶのには苦労する。基本的に、買ってすぐの本を手にしたい(=買ってすぐが一番の読み時だと思う)のだけれども、しばらく積んだままの本がアピールしてくることもある。なので、あれこれ迷っている時は楽しい。
ちなみに「次に読む本」は一冊であるとは限らない。何冊かの本を並行して読んでいることが多い。複数の本を読むのは、読書会をいくつか主催していることもあるし、スイッチを切り替えるために異なるジャンルの本を次々と手にすることもある。これは気分転換には効果的だと思っている。自分に合った本の読み方・楽しみ方は、それぞれが見出すのがいいと思う。私には、遅読・併読・積読が性に合っているまでのことであって、それあるいはその組み合わせが最善であると思ってないし、勧めるつもりもない。
とは言え、読んだ内容や感想を誰かに語ったり書いたりすることは、よいこととしてお勧めしたいと思う。私の場合だと、「ここは誰にどんな風に紹介しようか」と思いながら読んでいることさえある。
暗いうち起きてブログを書いたあと朝六錠のお薬を飲む
(2025/01/08)
【お試し版pdfを配布しています】
販売サイト「BOOTH」にて、「戯れうたCOMPLEX」バックナンバーを書籍データ化のうえ、販売していく予定です。24/01/16より無料お試し版を公開しています。よろしければダウンロードなさってみてください。
いいなと思ったら応援しよう!
