舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が普段舞台を観ない方におすすめしたい理由
演劇や舞台は、観る機会がない人にとっては敷居が高く感じられるエンターテイメントの一つです。しかし、先日観た舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、普段演劇を観ない人にとっても最高のエンターテイメントだと感じました。この記事では、その理由を紹介します。
東京で面白いエンターテイメントを求めている方へ
東京にお出かけや遊び、仕事で来た方に、ぜひ『ハリー・ポッターと呪いの子』をおすすめします。演劇初心者でも楽しめるポイントが満載です。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が最高のエンタメとなる理由3選
①舞台ならではの魔法が盛りたくさん!
舞台上では、様々な仕掛けが使われています。「その仕掛けはどうやっているの?」と驚くような大掛かりなものから、アナログでくすっと笑えるものまで、たくさんの魔法が起こります。
映画やドラマが配信で手軽に観られる時代に、なぜ劇場まで足を運ぶのかと思う方もいるかもしれませんが、『ハリー・ポッターと呪いの子』では、生の演技と舞台ならではの仕掛けが融合し、大人もワクワクする体験が待っています。
(個人的には、電話BOXと早替え登場の舞台裏がとても気になりましたが、ネタバレになるので詳しくは書けません。)
②脚本が面白い
お芝居の面白さは、脚本の良し悪しにかかっています。『ハリー・ポッターと呪いの子』の脚本は素晴らしく、ハリー・ポッターファンには胸熱なシーンもあります。7巻で完結したと思っていた物語が、新たに再生され、子供の親への不信や歴史の修正、差別といった個人的・社会的なテーマも扱われています。エンターテイメント性も抜群で、物語に引き込まれます。
舞台のチケットを買う前に内容が知りたいという方は、脚本を読んでみることをおすすめします。ちなみに、海外の舞台は1・2部構成の公演ですが、東京で上演されているのは1・2部を1公演にまとめたショートバージョンです。
③日本の実力のある俳優さんたちが集結
この舞台には、新劇、宝塚、ミュージカル、劇団など、様々なバックグラウンドを持つ俳優さんたちが出演しています。知名度は高くなくても、実力のある俳優さんたちの演技を観る良い機会です。キャストはダブルやトリプルキャストで入れ替わるため、異なる俳優の演技を楽しむことができます。
さらに、舞台で使われている音楽も素敵で、電子音楽で現代的ながらもどこか懐かしさを感じられるサウンドが魅力です。
観る前の準備
①予習
舞台を楽しむためには、予習が役立ちます。『ハリー・ポッター』の世界に馴染みがない方は、1~7巻の原作か映画版を観ることをおすすめします。時間がない場合は、4巻(炎のゴブレット)までのあらすじを読むと良いでしょう。特に『炎のゴブレット』の出来事が深く関係してきます。
②キャスト
キャストについて気になる方も多いでしょう。『ハリー・ポッターと呪いの子』の舞台は、どのキャストでも楽しめる作品です。脚本や舞台の視覚効果が優れており、実力のある俳優さんたちがキャスティングされています。知っている俳優さんの回を観たい場合は、その方の回を選んでみると良いでしょう。
③チケットと座席
個人的には、できればSプラス以上の席を確保することをおすすめします!前の方の席では俳優さんたちの細かな表情が見え、少し離れると舞台全体の演出がよく見えます。
【おまけ】お得席情報について
Sプラス席は平日16,000円、休日17,000円と高価ですが、ゴールデン・スニッチチケットという抽選制度があり、当たると翌々週の公演を5,000円で購入できます。長期で東京にいる方は、ぜひトライしてみてください。
もし、この記事をきっかけに舞台を観に行ってみようかなと思う方がいらっしゃったら幸いです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?