【ガクチカに切り込む!第一弾】サークル・部活の新入生勧誘編
こんにちは!
就活アドバイザーで総合商社4年目のYasuです。
最近オンラインでの就活相談を始めましたので、関心がある方は以下の記事をお読みください!(2023年3月更新)
最近ES添削をする機会が大変増えてきました。
沢山のESを見る中で、ガクチカのエピソードは皆さんかなり似通っている印象を受けました。
そのため、今回から「ガクチカに切り込む」という新コーナーを作り、
多くの学生がESで書いているエピソードについて、
注意すべき点や他の就活生と差別化するためのアドバイスを
紹介してきます。
「ちょうどESに書こうとしていたエピソードだ!」
という方は参考にしていただければ嬉しいです。
さて「ガクチカに切り込む」第一弾は、
サークルや学生団体の新入生勧誘(新勧活動)に注力した
というガクチカです。
この内容で書いている方は多いと思いますし、就活時に私自身も
2番手のガクチカとして用意をしていました。
よくあるエピソードの型、注意点、差別化ポイントの順で話していこうと思います。
stand.fmにて耳で聞きたい方はこちらから♪
簡単に自己紹介させて下さい!
新入生勧誘のガクチカ あるあるの型
まず新入生勧誘活動のあるあるの型を書いてみます。
別にこの型が悪いと言っているのではなく、沢山の学生と被ってしまう可能性がありますので、注意しましょうと言いたいです。
ガクチカの良し悪しは、
トピックではなく内容(課題・解決策)のユニークさだと確信しています。
次に多くの学生が書いていないが、盛り込むべきポイントを紹介してみますね。
忘れがちだが、盛り込むべきこと
①なぜその団体に入ったのか
大学一年の頃、勢いでその団体に入ったという方も多いかもしれませんが、
なぜあなたはその団体への入部を決めたのでしょうか?
少なからず活動内容に共感されたのではないでしょうか?
どんな熱意を持って活動に取り組んでいたのか、明らかにした方が良いですね。
ここが説明不足だと
「適当に自分の将来を決める人なんだな。就活も同じだろう」
と断定されてしまう可能性があります。
団体に入った目的・背景を簡潔に説明することは極めて大事です。
②なぜ入部人数を増やす必要があったのか
正直、一番抜けていることが多いです。
皆さん、漠然と
「団体・部活の人数が増えるのは良いことだ!」
と思っていませんか。
目的達成のために人数が必要で、新入生勧誘を頑張るというのは
理にかなっていますが、”人数を増やすことを目的に置いてしまう”
のは違うと思います。
例えば、事業内容・仕事量が変わらないのに、昨年の倍の新入社員を
取ってしまう会社があったらどう思いますか?
恐らくマネジメント不足で、破綻してしまいますよね。
★現状の課題を解決するため
★今後活動を広げていくため
色々人数を増やすメリットはあるかと思いますが、ちゃんと書いた方が良いです。
就活生みなさんが書いていないからこそ、アドバンテージにもなるのです。
③入部人数が増えて実際どんなメリットがあったのか
多くのエピソードでは、入部人数を増やして、それで終わりになってしまっています。
例えば1か月後に新入生の8割が辞めてしまったら、良い組織と言えますでしょうか?
入部数が増えて良かったこと、新しくできるようになったこと、そこまで書いてようやく「学生時代頑張ったこと」になるかと思います。
短期的な新入生勧誘活動だけを書くのは控えましょう。
差別化のために必要なこと
上を書くのは前提として、同じエピソードを話すライバルと差別化するために必要なことを書いてみようと思います。
ずばり解決策の描写を細かくすること。
例えば、
だと、同じ内容でも、後者の方が「自身で考えて主体的に動いている学生」だと、アピールできていませんか?
こうした描写力は面接でも大事です。
1つのことを話せる準備をしましょう!
余談になりますが、純文学系の小説を読むとこの力を養える気がしています。
最近で言うと、芥川賞を受賞しました「推し、燃ゆ」がオススメです。
1つの感情や情景をこんなにうまく言葉で表現できるのか!
という目線でぜひ読んでみて下さい。
当たり前のことかもしれませんが、上手いESを書く人は基本的な文章力が高いですよ!
まとめ
今回は、新しく「ガクチカに切り込む」というコーナーを作って、ESや面接で気を付けるべきポイントを挙げさせていただきました。
第一弾は「部活やサークルにおける新入生勧誘」についてでしたが、
いかがだったでしょうか。
PV数やスキ数を見て需要があるようでしたら、このコーナーを続けていこうかと思います。
ちなみに次回は「アルバイト」、「留学」編を書こうと計画しています。
★ライバルと差をつける上級の就活テクニックを知りたいという方は、以下のマガジンをオススメしています。
21年2月現在7本の記事が入って1,000円です。
★ES添削関連の記事も貼っておきます。
フォロー・スキしていただけると、大変励みになりますので
今後も宜しくお願いします!