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成瀬は天下を取りにいく|宮島未奈|ざしきわらし

小説を読むなんてことを今までほとんどしたことのない私

この「成瀬は天下を取りにいく」というのが本屋大賞を取る前にXか何かでその存在を知り、目を引いた。

というのも、表紙の絵が福岡出身のクリエイター「ざしきわらし」さんの絵に似ていたからだ。


ざしきわらし

「似ていたからだ」と上で書いたけど、実際は見た瞬間絶対にざしきわらしさんだと確信していた。

この小説が初刷1万5千冊と、もともと注目を浴びていた作品ということもあるだろうが、さらに売れまくったのは「ざしきわらし」さんの書いた絵も大きく影響していると個人的には思っている。


ざしきわらしさんを知ったのはちょうど10年前の、2014年くらいだったと思うんだけど「なにこの絵、すごくいい」と思ってずっと気になっていた(このころは漫画、アニメに興味が全くなかったが、絵には関心があったので)。

作品を手に置いておきたい衝動が抑えきれなく、何年前か忘れたけど(おそらく2018年くらい)に、ネットで検索をして作品を購入できる場所が福岡にあると知り、すぐにその店に行った。

本当は原画を買いたかったけど売ってなかったので1枚500円か1000円か忘れたけどそれくらいでたくさん絵を購入。

ざしきわらし

生徒に「ざしきわらしさんをみんなに広めてくれ」と無理やり絵を渡してたんだが、今思うと、自分で持っておいた方がよかったと後悔(今は画像にあるものしかない)。

2022年のカレンダーは博多阪急かどこかで作家さんが共同で作品を売るイベントがあって、そんなに人がいないと思って行ってみたら若い人が多くて、じじいが中に入るのは勇気がいた。

正直恥ずかしくてたまらなかったけど、せめてカレンダーだけは買っておこうと思ってササっと商品を手に取って逃げるように店を出る。

じじいになると、若い人たちが集まる店に行けなくなるのがつらい…。子供がいたら、子どもを連れていけば済むけど…いないから。

写真上の段の左から2枚目なんて

ほぼ「成瀬あかり」じゃん!!

成瀬に似ていますよね。

ざしきわらしさんの作品はインスタグラムで公開されているので、興味のある方は是非見てみてください。

成瀬は天下を取りにいく|自分語り

ざしきわらしさんの表紙を見て、気になったけど、「小説など読まないから…」と結局買わなかった。

が、しかし

なぜか2024年9月ころから、「少しずつ小説(ライトノベル含)を読むのもありかな」と思うようになってきて・・・

おそらく「成瀬は天下を取りにいく」が頭の中から離れずに、ふつふつと読みたい感情が湧きだしていたんだと思う。

そんな中

Xである作家さんが「なれのはて」が面白いとXで投稿しているのを見て、「そういえばだいぶ前にジャニーズの誰かが小説を書いて話題になっていたけどたしか『加藤シゲアキ』だったような…、本当に面白いんだろうか?」と気になって購入したのがきっかけで、

「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じた道をいく」の2冊を購入。もうすぐ「信じた道をいく」が読み終わる。

さらに「電脳コイル13冊」「オーラバトラー戦記11冊」「タイタンの妖女」「月は無慈悲な夜の女王」もう書くのが面倒くさいのでこれ以上は挙げないけど、その他10数冊を買ってしまった(いや、おそらく合計で100冊くらいは買ってしまっている)。

買ったはいいけど、面白ければ見るが、つまらなければ本棚の飾りに…。いやいや、「面白ければ見るが」というより、手に取ることすらしない作品ばかりになりそうで怖い。

ライトノベルは今中高生が読むようなものではなく、上で挙げた、電脳コイル、オーラバトラー戦記(最近はアニメの勉強をしているので、過去のアニメと言ったらやっぱり富野由悠季なので、とりあえずガンダムの小説とガンダムじゃない小説を買った)

ちなみに電脳コイルは「成瀬」「なれのはて」よりも難しい。

設定が2024年の今見ても廃れていなくて面白そうだけど、小学生が読めるんだろうか?自分が読んでも全く頭に入ってこない(小説を読みなれていないことも影響していると思うけど、それでも読むスピードが遅い)。

成瀬は天下を取りにいく|内容

内容は、

面白かった。

こんな感想しか書けないので、だれか、レビューの書き方を教えてください。

天下の後、「信じた道をいく」を11月8日に読み終わった。

今、Xをさかのぼってみたら成瀬を手にしたのが10月8日だった。読み終わったのが11月8日で、キリのいい偶然。

このNOTEを書いたのは10月27日で、成瀬を読み始めてから数日たっていたので、2冊読み終えるのにだいたい2週間くらいつかかったみたい。


すべて読み終わってからの感想は

次作るの難しいんじゃないか?

ということ、

面白い小説は読み始めると止まらないという経験は「かがみの孤城」以来だった。

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