ルポ教育虐待
副題の
「毒親と追いつめられる子供たち」
に一瞬何かが刺さるような気持ちになったのなら絶対に読むことを勧めます。
一切子供に関心を持たない意味での放任主義はそれはそれで完全に虐待です。
なので、親が子供のことを思ってあれこれ指示を出すことが悪いという分けではありません。
問題なのは、それが明らかに子供の精神をむしばんでいるにもかかわらず、それに気づかずに(もしくは気づいているのに)、厳しい言葉をかけたり、指示を出し続けてしまう場合です。
自分の言動は以外と自分で意識できるものではないので、このような本を読んで自分を客観的に見つめ直すきっかけを作ってくれるはずです。