波千鳥
しばらく休んでましたが、前回の『千羽鶴』の続編です。
もしかしたら、原作からはカットされてる所があるのかな。文子との絡みが飛んでる気がします。
また、この作品は、原稿を盗難されたとかで、未完であり、川端が予定していた結末が描かれていないようです。予定としては、文子と再会して心中する予定であったそうで。。
ゆき子の所作がつややかに描かれている気がします。現代では、このような女性はまず居ないでしょう。少なくとも、私が出会うような女性にはまず居ないでしょう。天皇家の嫁に来るような人ぐらいかと思います。でも、このような作品を通じて、そのような上質な体験をできるのですから、良かったです。
つづく。。