あ、私たちは「選ぶ」のに疲れてたんだ。
ある日、とても面白いCMを観ました。
こちら、ご存知ですか?
50秒ぐらいなので、再生ボタンを押してちょっと観てみてください。
これが、心に刺さりまして。
現代人の私たちは、毎日「選ぶ」のに疲れている。
ああ、心当たりがあるなと。
たとえば、パッと浮かんだのは動画のサブスクです。
動画のアプリを開いて、「なにか映画でも観ようかな」と考える。
すると、ズラ〜〜〜っとタイトルが出てきて、最初は、
「うわ〜!どれを観ようかな〜!」
なんてルンルンでスクロールしていくのですが、そのうち…
「これ気になるけど、わざわざ時間割いて観るほどでもないかな…」
「もっと観たいものがあるはず…」
とスクロールする手が止まらず時間だけが過ぎて、そして…
「なんか、何観たらいいのかわからなくなってきた…」
となっていきます。
夜のリラックスタイムの映画選びで、「ハズレ」を選びたくない。
だからこそ…
「もっと良いものがあるはず」と選択をやめられなくなってしまう。
そして、いつのまにか、疲れ果ててしまう。
こんな繰り返しだったので、めちゃくちゃ刺さりました。
(ちなみにこのCMの別バージョンで、まさにこの動画のサブスクの話が出てました 笑)
「選択肢絞るのも、やさしさですからねー」
このセリフ、かなり芯をついている気がしました。
ある日、プライベートで人と話をしていて、婚活の話になりました。
そこで
「昔は許婚(いいなずけ)として、有無を言わさず結婚相手を選ばれてしまっていたわけだけど、もしかすると、そのような風習に救われてた人もいたかもしれないですよね」
という話題になりました。
もちろん、“自由恋愛”からの結婚、の良さもあります。
ただ…
相手を自ら探し出し、そして相手からも選ばれる必要がある。
そこにハードルを感じる人も少なくないのかもしれない。
そんな観点で考えると…
「選ぶ必要がない」許婚(いいなずけ)の風習は、まさに「一択屋」そのものであり、それはある意味で「やさしさ」でもあったのかもしれない。
そう思ったんですよね。
で、やっぱり婚活の話なんで、BOOK婚の会員のみなさんの顔が浮かんできます…
なんてお声を聞くこともあります。
たくさんの人との出会いの可能性がある一方で、そこには、先ほどの
相手を自ら探し出し、そして相手からも選ばれる必要がある
という前提が存在し、そこに気後れしてしまうこともある。
良い人との出会いに恵まれると、ポンポンと不思議なくらいにスムーズに結婚に向かっていくのが、結婚相談所の婚活なのですが…
しかしこの「良い人との出会い」に至るまでにハードルを感じる方がいることも事実で。
そこで気持ちが落ちてしまうのは、非常にもったいないと感じていました。
…じゃあ、BOOK婚で許婚(いいなずけ)をやってしまえばいいのでは?
選ばなくて良い。
選んでもらった人と、真剣に向き合えば、それでいい。
そんな「一択屋」みたいなサービスに救われる人もいるのでは?
そう、思いました。
そして、BOOK婚スタッフミーティングで話し合い…
はじめました。
令和の許婚(いいなずけ)プラン。
会員さんにプレ実施させていただいたところ、好評の声をいただくこともできました。
私たち、このプランにとても可能性を感じています。
「選択肢絞るのも、やさしさですからねー」
そんな思いで、やってみています。
あなたの婚活にも「許婚(いいなずけ)」取り入れてみませんか?
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書いた人:カウンセラー ばっしー