進行方法をリニューアルしての振り返り🐸
先日、4年続けている紹介型読書会の進行方法を変えてみるという旨の記事を書きました。(↑詳しくは上記のリンクから見れます)
今回は、リニューアルした内容で2回の読書会を行ってみての振り返りを書いていきます。
まず、どう変えたかを一言で説明すると「フリップ形式」での発表方法です‼️
具体的には次の①〜③のお題に沿って、参加者それぞれがフリップに書き起こし、それを他参加者に見せながら、口頭で説明していきます。
①どういう本なのか一言で表す(帯コピー的な)・あらすじ・読もうと思ったきっかけ
②おすすめポイント1〜3つ
(印象的・面白い・タメになる等)
③読んで変わった気持ちや考え
(価値観、実践したいこと)
①〜③のお題で参加者が順番に発表する形式(①を全員話し終えたら続いて②を話す。終わったら③へ…)
↑といった流れです。
次に変更してみて良かった点をまとめていきます。また、改善点についても挙げますが、これは私自身の4年間、フリースタイルな読書会を続けてきて、それと比較してみての感覚的な事柄について綴っています。なので語尾が「〜な気がする」となっています。予めご了承ください。
⬜︎良かった点
・参加者の話す回数(発表機会)が増えた。
・話す機会が増えたことで、伝え忘れの箇所を無くすことができる。
・本の紹介をフリップで文字情報にし視覚化することで、説明が分かりやすくなる。
・文字情報に書き起こすにあたって、紹介する本の内容を振り返る機会ができる。(繰り返しのインプット化)
・③の読んで変わった気持ちや考えを他者に発表することで、本から得た知識や思考を自身に落とし込む機会となる。
⬜︎改善点
・発表回数が増えることで、全体的な進行時間が窮屈になった。
・発表項目が確定していることにより、本の話から派生した話や思いがけない角度の質問によるトークになりにくくなった気がする。
・紹介内容が細切れになっていることで、参加者それぞれに対しての質問が難しくなった気がする。(例:ある質問をしようと試みるものの、次の発表項目で話すかもしれないと躊躇してしまう)
以上、良かった点と改善点をまとめました。
見直してみると、改善点については司会(ファシリテーション)の姿勢をこれまでと変える必要があることを感じています。
これまでは参加者の発表内容や時間を縛らないフリースタイルでした。そのため、参加者の自由を尊重し邪魔しない司会であろうと心掛けてきました。
しかし、進行方法を変更したことによって改善すべき課題も出てきています。それらに対応するため「発表項目を完遂させるための時間配分」「参加者同士の質問によって派生するトークを生み出すような工夫」の2点を行っていく必要があるなぁと思っています。