【ガクチカ編】MARCHから総合商社へ
始めまして!こんにちは!私のことを知らない方に向けて改めて自己紹介をすると、MARCHの大学を卒業し、現在は総合商社(5大)で働いている者です。就職活動では総合商社を含む日系大手複数社から内定を頂くことができました。
ビハインドを背負っていた私が総合商社内定という下剋上を達成するために行っていたことを惜しむことなくご紹介します!本noteは総合商社以外にも転用できるため、日系大手志望の方も見てみてください!
今回はガクチカ編です!大きく3つのステップで書いていきます!
では早速いきましょう!
1:エピソードの整理
ここでは面接向けにガクチカのチェックポイントを書いていきます!
1-1:念頭に置いて欲しいこと(事前準備)
大きく2点あります。
① 自己分析を通じて自分の強みを整理する
② 企業/業界分析を通じて、求められる力を5~10項目整理する
① 自己分析を通じて自分の強みを整理する
まず自分の強みが分かっていないと始まりません。自己分析(自分史や時代ごとの経験整理)を通じてで自分の強みを整理していきましょう。1つにする必要はないです。自分の中で5個ほど決められればベストだと思います。
そして、個人的なポイントは「自分らしさ=個性」を言語化することです。
※「②求められる力」との関連性は常に意識すること
私が就職活動をして感じたのは、現在の変化が激しい時代において、どの企業も「人材の多様性」を大切にしているという事です。
現に住友商事は“Diversity & Inclusion”の考え方を大切にしています。兵藤誠之社長は『統合報告書 2019』の中で、人材の多様性について次のように述べていました。
「自分らしさ」を表現するのは、簡単なことではありません。私も苦しみましたし、多くの後輩からも相談を受けています。差別化が難しく、度が過ぎると悪い印象を与えるからだと思います。
これは自分を深く見つめることが大切になります。
下に一般的に好まれやすい「ワード」をまとめました。これはあくまで例です。企業によって求めている人材は異なるので注意しましょう。
自分の言葉で「自分らしさ」を表現することができればベストです。
それは独自性があり、他人との大きな差別化になります。
※「自分らしさ」の根拠は必要になります。
過去の経験と繋げるなどして納得感のある説明が求められます。
強みを整理出来たら、「個の強み」と「他者との関わりでの強み」と分類して考えると頭の中を整理できると思います。私の例を載せておきます!
注意点としては自分の頭で考えましょう。パクリはリスクを伴うのでお勧めできません。(他人も同じことを話している可能性があるため)
② 企業/業界分析を通じて、求められる力を5~10項目整理する
表面的な企業理解ではなく、本質的な理解を目指しましょう。表面的なビジネスモデルだけではなくて、「企業/業界の歴史・特徴」「そのビジネスで何がわかるのか」「どんな利点があるのか」を本質的に理解することが大切です。もし興味のある商材・ビジネスがあるのなら、具体的な話を得られるとベストです。私自身はリアルな話が載っている企業のHP・広報誌などは重宝していました。自分に転用できることはないかと常に考えていました。
またOB訪問を活用することも大切です。「どういう人間が求められていますか?」と聞くと中途半端な答えしか変えってこないことが多いため、「業務でどんな時が苦しいですか?」と私は結構聞いていました。そこから深掘りをして「こういう人間が必要」と逆算的に理解しました。また本当に苦しい場面を教えてくれるので、入社後の覚悟もかなりできた記憶があります。
また「実際に働いているなかで、様々な力が必要だと思うのですが、今振り返ると○○さんはなぜ内定を取れたのかと思いますか?」この質問もおすすめです。
情報をしっかり取った後は自分の言葉で言語化していきます。この時の大切なポイントは「網羅的であること、丁寧に言語化すること」になります。
私が考えていた例を載せておきます。
① 自己分析を通じて自分の強みを整理する
② 企業/業界分析を通じて、求められる力を5~10項目整理する
この2点は大切ですが、時間がかかるため、腰を据えて取り組みましょう。
なんども修正して納得いくまで作成していくことが大切です!
1-2:ガクチカのポイントは何か?
まずこの動画を見たことがない人は見てからこのnoteに戻ってきてください。面接は深さや質が大切だと理解することができます!
出典:https://youtu.be/CpebTUo0MPo
ここからは私が大切だと考えるポイントを記述していきます。
大きく2点あります。
①成長ストーリー (人間的成長)
②対人エピソード(リアル感・臨場感)
それぞれ書いていきます。
①成長ストーリー (人間的成長)
この視点は非常に大切だと思います。
面接官が効きたいのはあなたが何をしてきたのか「What」よりも
なぜ「Why」、どのように「How」になります。
面接では、「学生時代に/人生において」「1番力を入れたこと/1番の挫折」を必ず深く聞いてきます。私はこの質問で聞かれているのは「What」を軸(話のテーマ)とした、「Why」「How」だと考えていました。
落選が続き苦戦していた際、インターンなどの面接経験から、何が面接で深く掘り下げて聞かれているのかを分析してみたところ、以下の点でした。
そして成長ストーリーを武器にするべく、リクルート社員に、成長に関して質問した際、次の回答が返ってきました。
成長に関して理解した後は沢山行動することに尽きると思います。自分から未知の世界に飛び込み、チャレンジし、「苦労・挫折・葛藤」を経験し、学びを得ること。そして困難があっても絶対にやり抜くことです。
一方、ガクチカで納得感のある回答ができない場合は面接官は以下のように感じてしまうと考えていました。
もし大学1・2年生の読者がいたら大学時代にどんどん挑戦してみて下さい。
4年後に見える景色は大きく変わっていると思います。
話を戻しますが、面接での質問回答で鍵を握るのは「Why」と「How」です。そしてガクチカの質問の中では、あなたの「人としての成長ストーリー」を伝えていきましょう。
細かいポイントはまた後述していきます。
②対人エピソード(リアル感・臨場感)
ここまで「成長ストーリー」と「成長」について書いてきました。
では、面接で押し出すべき「成長」は何でしょうか?
答えは「マインド成長」になります。
このマインド成長には必ず「何かしらの人との関わり」が必須になります。
例:部活、サークル、ゼミ、インターン、バイト、友人、家族、本の著者
更に面接では自分が行った「プロセス・事実」だけをただ伝えるのではなく、「人(組織)と向き合っている / 他者への想いが出ている」エピソードを必ず持っておくことを進めます。それが面接官に刺さり、納得感を生み出してくれるからです。
事実だけだと嘘っぽくなってしまう+納得感が薄いため、「リアルな話」をすることで、面接官を話に引き込んでいきましょう。
リアルな話とは「」がついた登場人物のセリフが出てくる話です。
私は演じるような感覚で「」のあるリアルな話をしていました。
1-3から1-10では本格的にガクチカのポイントに入っていきます!
王道質問から投げかけていくので、整理してみて下さい!
1-3:なぜその目標・その役割に挑戦したのか?
この1-3の質問で聞いているのは「Why」になります。具体的には「行動の源泉」や「課題意識」について聞いています。
<目標>:なんでその目標に挑んだのですか?系
ただ、やりたかったからですか?楽しいのが魅力?
もう一歩深掘りしましょう。
誰かができなったから?馬鹿にされたから?過去の失敗経験があった?
過去の自分のある体験から?この仲間と喜びたかったから?
このようにどんどんWhyを掘り下げて考えましょう。大学以前の過去にヒントがあるのなら「人生に根差して」伝えることができます。
<役職>:なぜ○○の役割を担ったのですか?系
「立候補したから、他薦で選ばれたから」というように話していませんか?
本当ですか?表面的ではないですか??
これまでの人生で近しい役割に挑戦したことがあるのですか?
あるのなら、なぜ今回も立候補 / 引き受けた?
ないのなら、なぜ挑戦しようと思ったのか?
過去のトラウマからの克服?自分を変えるため?
浅い回答をしていたら意味ないです。自己分析が足りませんし、
物事を考えて取り組む力が足りないと思われます。
「自分の言葉」で思考を伝えられるように意識していきましょう。
それが差別化になり、「あなたを」採用する理由になります。
1-4:なにが課題だったのか?
個人的には「端的かつ納得感のある内容」を解答すれば良いと思います。
なぜならここは「事実確認」の要素が大きいからです。
面接官に納得してもらうためには
プロセスを整理する/大切な要素を分解するのが大切だと思います。
面接時に聞かれた際は、
「○○を成功させるために必要な要素(プロセス)を分解(整理)したらABCDでした。そして当時のチームは△△な状態であったために、AとBが課題であると考え、克服に向けて取り組みました」
と話すだけで、クリアできると思います。
プロセスを整理する/大切な要素を分解することの利点は
1.とんちんかんな施策を設定しなくなる
⇒課題克服にたいして適切に施策を設定できます。
2.面接で話す際に非常にわかりやすくなるという事
⇒頭の中がクリアになるので聞き手に優しい説明になります。
⇒本当にそれが課題だったの?とならなくて済みます。
3.ロジカルさを伝えられる
⇒要素分解/プロセス整理から頭を使っている印象を持ってもらえます。
の3点があります。
1-5:施策の設定(最重要)
施策のパートは非常大切になります。
良くも悪くもここで評価が決まるので、気合を入れていきましょう。
ポイントは2点あります。
①その施策に妥当性はあるのか?
②施策ごとにアピールする強みは?
①その施策に妥当性はあるのか?
1-4で要素分解・プロセス整理が適切にできていたら、的外れなものにはなっていないはずです。一般的に2~3つの施策を話す学生が多いので、それらの施策を組み合わせたときに目標達成に近づいているのかを一歩引いた目線から見直すようにしてください。第三者にFBをもらうこともおススメです。
施策がガタガタだといくら準備しても納得感がなくなるので要注意です。
②施策ごとにアピールする強みは?
施策ごとに何をアピールするか決めているでしょうか?
ABCと3つ施策があったとしたら、それぞれの施策で別の強みを伝えられるのがベストです。それの方が「自分の強みを沢山伝えられる+企業が求めている力の訴求率」が上がるためです。
是非整理してみて下さい。施策ごとの深い質問は1-6で扱います。
1-6:施策関連の質問(最重要)
ポイントは3点です。
①自分らしさは伝えられているか?
②面接官を唸らせる「リアルな話」はあるのか
③ビジネスシーンでの再現性を意識できているのか?(求められている力)
この3つはつながりが深いため、非常に大切です。
ここでガクチカの評価が決まるといっても過言ではないです。
①自分らしさは伝えられているか?
この施策のパートの深堀りで必ず自分らしさをアピールしましょう。
面接官は必ずチャンスボールを投げてくるので、どのような質問が来たら
出すのか決めておくのと安心できるかもしれません。
②面接官を唸らせる「リアルな話」はあるのか
納得感を生み出すためには「超具体のリアルな話」を出せるかが全てです。
一般学生は薄い話をするので、一気に差別化できます。
「あなたらしさが現れた具体的なシーン / 出来事は?」
「その経験の中で1番の思い出は?」
「いつがターニングポイントだった?」
などなど、色んな質問で「リアルな話」は出せるので、①と同様に、どのような質問が来たら出すのか決めておくのと安心できるかもしれません。
③ビジネスシーンでの再現性を意識できているのか?(求められている力)
これは伝え方に大きく影響を与えます。
事前にOB訪問などで「業務レベルでのリアル」を理解しておきましょう。
施策の深堀りの中で、ビジネスシーンでの再現性を自分の中で意識して、
と面接官に示せることができれば、かなり高評価に繋がります。
納得感と求められている力が同時に訴求できるので、意識してみて下さい。
<取組の中での課題>:施策の中での1番の苦労/1番の課題は?系
どのように課題に「取り組み」、
どのような「苦労・挫折・葛藤」を経験し、
どのように / どれだけ「成長」したか。
を面接官は聞きたいと思っています。
対人エピソードの中での自分の「苦労・葛藤・挫折」を伝えましょう。
Aのような取り組みをしたけど、全くダメだった。そこで○○という風に考えて、△△をしていった。少しずつではあったけど、上手くいくようになった。この一連の流れで自分は★★を学んだ。
このように流れを事前に整理して、伝えられるようにしてください。
成長ストーリーを面接官と共有しましょう。
<取組で改善に成功 / 組織・個人が成長>:なぜ上手くいったと思うか?系
まずなんで上手くいったのか「納得感ある理由」を準備しましょう。
なぜなら1つ前の「施策の中での1番の苦労/1番の課題は?系」の質問とセットで聞かれることが多いからです。
ここで「成長ストーリーへの納得感」を訴求しましょう。
更に矢印が他者(外)に向いている、「感謝や謙虚」を示せると評価はかなり高いと思います。
1-7:結果と学んだことは何か?
<結果>
「Why」「How」を掘り下げ、それを「言語化」「数値化」していけば、
面接官の印象に強く残る回答が完成すると思います。
大切な事は「Before/After」の比較を表現することです。
それを「言葉と数値」で比較することによって、何が、どれだけ、どのように「成長」したのか、イメージが湧きやすくなります。数値はマストではないですが、できる範囲で入れられるとベストです。
<学んだこと>
大切な事は「企業で求められている力との一貫性」を持たせることです。
しかしチープな学びには気を付けましょう。
人と協力することの大切さを学んだ。
目標を達成するために全力で頑張ることが重要だと学んだ。
こんな薄いかつ当たり前の回答はNGです。
私は総合商社や日系大手企業の全ての面接で、
と話していました。
業務レベルまでの求められる力を理解し、考えていきましょう。
また1-6で扱った施策時の深い話での「自分の行動」と「学んだこと」に
繋がりがあれば、納得感を面接官に与えることができます。
逆算的に設定してみて下さい。
1-8:なぜ「あなた」だったのか?(難関企業)
伊藤忠商事などの難関企業で聞かれることがあります。
おそらく、「どこまで考えて言語化できているのか理解したい」や「自分の出せる価値を自分で理解できているのか」などの意図があると思われます。
攻略の鍵は「原体験からのストーリーと自分らしさ」です。
そして堂々と自信を持って言う事です。
これまでの人生で自分は○○な立場で△△を考えて行動してきました。
この今回の目標を目指す過程でも私は○○な役割で取り組んできたため、「私」がするべきだと思っていました。またこの取り組み(施策)を行う中で、自分らしさである★★を生かせると当時は考えました。
このような回答でおそらく1回目の応答はクリアできます。
そこからは「自分が出せた付加価値&具体的なEP」を話せればOKです。
この質問はストレス耐性を見ている可能性もあります。
面接官に否定されても「試してきてんじゃん」と考え、対応しましょう。
自己分析での言語化の質で非常に差がつきやすい質問だと思います。
1-9:別事象に転用しているのか?(難関企業)
ここは「メモの魔力」を参考にして考えていました。
転用はガクチカを複数聞いてくる企業に対して有効になってきます。
一般的な就活生だと、2つのガクチカを用意する際に独立して作成する人が多いために非常に差別化になります。
転用の流れを具体的に記します。
○STEP1:具体を掘り下げて思考 ⇒ 抽象化
・立場:何を意識/大切にしたのか?それはなぜ?
・周囲:どのように協働したか?意識/行動したことは?それはなぜ?
・施策:なぜ上手くいった/いかなかった?
・学び:ガクチカ全体/施策/具体的なEPからどんな学びを得たのか?
・自分の強み:どう生かしたか?
・自分らしさ:どう生かしたか?
・リーダーシップ:どう発揮したか?(上の周囲と被る可能性あり)
○STEP2:転用
上の視点をそれぞれサブガクチカに置き換えて考えてみます。
そこで「どのような行動に移した/活かしたのか、何を意識したのか」
を整理しましょう。面接で話せるようになることが大切です。
ガクチカでの思考と抽象化 ⇒ 別ガクチカへの転用 になります。
これでガクチカ⇒別ガクチカへの転用の完成です。
強み/自分らしさの一貫性・思考力・話の納得感を一気に訴求できます。
ここでの強み・自分らしさは、もちろん「企業が求めている力」を関連性があるため、より説得力が増します。そして複数の事例で強み・自分らしさの再現性があると面接官に感じてもらえれば、安心感を持ってもらえるため、通過確率がグッと上がるはずです。
転用は大きな武器になるので是非やってみてください。
1-10:リーダーシップ周り
自分と同じ属性のリーダーとの「違い=自分らしさ」を言語化しましょう。
差別化を常に意識しましょう。
リーダーの話をするという事は、他のチームメンバーがいるという事です。
私がリクルートの社員から頂いたアドバイスを載せておきます。
以下の点に注意して面接解答を考えてみてください。
2:面接準備(※個人的なやり方です)
2-1:想定質問を用意&面接原稿を作成
・自分らしさと企業が求めている力言語化する
・人生に根差した成長ストーリーのある面接を展開する
・1つ1つのQ&Aに意図を持たせる
・自分らしさと企業が求めている力言語化する
・人生に根差した成長ストーリーのある面接を展開する
に関しては、これまでで触れてきたので該当箇所を読んでみてください!
・1つ1つのQ&Aに意図を持たせる
これまでの1-3~1-10で書いてきたように質問の意図/背景を整理し、
どんな力を伝えられているのかを意識して原稿を作成することが大切です。
これはガクチカだけに当てはまることではありません。
1つ1つの質問と面接原稿全体を見ることで確認していきましょう。
Excelやスプレッドシートを活用するのがおススメです。
2-2:面接練習と選考で経験値を摘む
・何が評価されるのかを理解する
・どういう人間性を感じてもらえているのか理解する
・経験値の差が土壇場で出てくる(ゲーム要素)
・何が評価されるのかを理解する
・どういう人間性を感じてもらえているのか理解する
これら2つは面接練習や選考を活用するのがポイントになります。
自分の強みと求められている力が訴求できているか、フィードバックを通じて「自己分析と企業側の評価」のギャップを明らかにできます。
面接練習でも、求められている力と自己分析が進んでいれば、見て欲しいポイントが明確なため、有意義な面接練習ができるはずです。
実戦を繰り返して自分の面接スタイルを確立していきましょう。
・経験値の差が土壇場で出てくる(ゲーム要素)
やはり経験値は大切です。これまで述べてきた準備や選考体験、面接での成功体験を持つことで、自信が出てきます。そのため本命の面接で自分の力を最大限出せることができます。
就活はゲームです。
内定というドラゴンを倒すためにはレベル1では太刀打ちできません。
沢山の失敗を力に変えて、レベルアップしていきましょう。
そして本命の面接で自信を持てるようにしましょう。
目標を達成するために、もがき、苦しみ、考え抜いた先にある
「これだけ準備したという自信」が1番あなたを支えてくれるはずです。
2-3:伝え方・話し方を大切にする
・臨機応変に対応することが大切、暗記はNG
・声の強弱とジェスチャー
・やるなら演じているレベルまで作りこむ
・臨機応変に対応することが大切、暗記はNG
暗記はNGです。面接はコミュニケーションです。
就活序盤で失敗することが多いので注意しましょう。
とはいえ、準備をしないのは危険です。
「キーワードを決め、自分の言葉で話すこと」を意識してみましょう。
何回も話すことで、考えなくても口から出るまで準備してみて下さい。
・声の強弱とジェスチャー
また暗記感を出さないために声の強弱とジェスチャーを大切にしました。
トーンを変えるだけで聞き手はグッと引き込まれます。
抑揚がないとロボットにしか見えないので注意しましょう。
もし苦手な人は「ハキハキ!笑顔!」を意識してみてください。
・やるなら演じているレベルまで作りこむ
もし声の強弱やジェスチャーを大切にするのなら、徹底的に作りこみましょう。俳優のように「演じている感覚」で行うことがおススメです。
自己紹介~最後の一言まで全てで準備してみてください。
3:学業ガクチカの作成ポイント(番外編)
あくまで文系&サブガクチカとして学業を選択する人向けになります。
1-9で扱った転用と重なる部分も大きいです。転用に関しては既に書いたのでこのパートでは書きませんが、「差別化には必須」なので考えましょう。
・対人エピソードを取り扱うのを推奨
・単にゼミなどでのプレゼン大会で優勝を目指した話は非推奨
・メインガクチカとの関係性(転用性・環境と役割の違い)
・その学んでいる学問の魅力を言語化する
・深い研究内容や結果を他人が興味を持つように説明できるか?
・研究~プレゼン大会までの流れを整理
・対人エピソードを取り扱うのを推奨
これがTOEICや大学の成績などの個人の話になります。これまでも触れてきましたが、「Why」と「How」を深く訴求できないからです。
ゼミや研究室などでの対人エピソードを推奨します。
※注意
公認会計士やUSPCA、中小企業診断士などの難関資格は企業や職種によって評価が変わってくると思われます。OB訪問などで社員から話を聞いて判断しましょう。大きなアピールになる可能性があります。
・単にゼミなどでのプレゼン大会で優勝を目指した話は非推奨
・その学んでいる学問の魅力を言語化する
これに関しては差別化と聞き手目線を踏まえた個人的な意見になります。
多くの学生(特に文系)は学内でゼミなどでプレゼン大会を開く大学が多いです。そのため、話が似たり寄ったりしがちです。
1つ視点を追加して、伝え方で差別化を図りましょう。
プレゼン優勝したい!よりも、「○○を学んでいて、その魅力は△△です。そのゼミ活動における学内プレゼン大会(仮)での優勝を仲間と目指した」
プレゼン大会の話にプラスして、「専攻している学業や深い研究内容」も、
一緒に伝えていくというものです。興味を持って聞いてくれると思います。
・深い研究内容や結果を他人が興味を持つように説明できるか?
このあたりの質問はよく聞かれるので準備しておきましょう。
・研究~プレゼン大会までの流れを整理
初めて聞く面接官に向けてわかりやすく / 魅力的に説明できるか?の視点を忘れないようにしてください。
ここまで考えたのちに「メインガクチカとの転用」に取り掛かりましょう。
4:最後に
長く書いてきましたが、少しでも考える際に役に立っていたら幸いです!
ガクチカで面接の5割は決まると思うので入念に準備しましょう!
陰ながら応援しております!!!!
~fin~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?