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【ガクチカ編】MARCHから総合商社へ

始めまして!こんにちは!私のことを知らない方に向けて改めて自己紹介をすると、MARCHの大学を卒業し、現在は総合商社(5大)で働いている者です。就職活動では総合商社を含む日系大手複数社から内定を頂くことができました。

ビハインドを背負っていた私が総合商社内定という下剋上を達成するために行っていたことを惜しむことなくご紹介します!本noteは総合商社以外にも転用できるため、日系大手志望の方も見てみてください!

今回はガクチカ編です!大きく3つのステップで書いていきます!
では早速いきましょう!

⚠注意点
・本記事のメイン対象者は、「ガクチカを一旦作成した人」になります。
・1度作成したガクチカをより輝かせるためのポイントを書いていきます。
・ガクチカの作成法はONECAREER・Twitterなどで探してみて下さい。
・これから大学生活を充実させたい人も読者層です!(1-2がおススメ)
・本記事は個人の意見です。参考になった点だけ取り入れてください!


1:エピソードの整理

ここでは面接向けにガクチカのチェックポイントを書いていきます!

1-1:念頭に置いて欲しいこと(事前準備)

大きく2点あります。
① 自己分析を通じて自分の強みを整理する
② 企業/業界分析を通じて、求められる力を5~10項目整理する


① 自己分析を通じて自分の強みを整理する
まず自分の強みが分かっていないと始まりません。自己分析(自分史や時代ごとの経験整理)を通じてで自分の強みを整理していきましょう。1つにする必要はないです。自分の中で5個ほど決められればベストだと思います。

そして、個人的なポイントは「自分らしさ=個性」を言語化することです。
※「②求められる力」との関連性は常に意識すること

私が就職活動をして感じたのは、現在の変化が激しい時代において、どの企業も「人材の多様性」を大切にしているという事です。

現に住友商事は“Diversity & Inclusion”の考え方を大切にしています。兵藤誠之社長は『統合報告書 2019』の中で、人材の多様性について次のように述べていました。

成長のサイクルが性別、国籍、価値観などの違いによって妨げられることがあってはなりません。特に、グローバルに事業を展開する企業として、世界各地の人材に一層活躍してもらえるような環境を整えなければならないと考えています。さまざまなバックグラウンドの人材を取り込んで、多様性を成長力に変えていく。当社グループの人事戦略はこのような“Diversity & Inclusion”の考え方を基本コンセプトとしています。

https://www.sumitomocorp.com/jp/-/media/Files/

「自分らしさ」を表現するのは、簡単なことではありません。私も苦しみましたし、多くの後輩からも相談を受けています。差別化が難しく、度が過ぎると悪い印象を与えるからだと思います。

これは自分を深く見つめることが大切になります。

下に一般的に好まれやすい「ワード」をまとめました。これはあくまで例です。企業によって求めている人材は異なるので注意しましょう。

「主体性」「リーダーシップ」「縁の下の力持ち」「バイタリティ」
「周囲に好影響を与える」「謙虚」「感謝」「誠実」「チャレンジ精神」「やり抜く力」「周囲を巻き込む経験」「グローバル」「当事者意識」


自分の言葉で「自分らしさ」を表現することができればベストです。
それは独自性があり、他人との大きな差別化になります。

※「自分らしさ」の根拠は必要になります。
      過去の経験と繋げるなどして納得感のある説明が求められます。



強みを整理出来たら、「個の強み」と「他者との関わりでの強み」と分類して考えると頭の中を整理できると思います。私の例を載せておきます!

注意点としては自分の頭で考えましょう。パクリはリスクを伴うのでお勧めできません。(他人も同じことを話している可能性があるため)


② 企業/業界分析を通じて、求められる力を5~10項目整理する

表面的な企業理解ではなく、本質的な理解を目指しましょう。表面的なビジネスモデルだけではなくて、「企業/業界の歴史・特徴」「そのビジネスで何がわかるのか」「どんな利点があるのか」を本質的に理解することが大切です。もし興味のある商材・ビジネスがあるのなら、具体的な話を得られるとベストです。私自身はリアルな話が載っている企業のHP・広報誌などは重宝していました。自分に転用できることはないかと常に考えていました。

○簡単な例:2つ紹介します。

①総合商社のトレーディング

●一般的なビジネスホテル
総合商社がサプライヤーと顧客の間に入って、需要と供給を適切に判断し、売り・買いの差分で利益を得る。

●本質的な理解
メーカーや海外の客と話すことで現場で何が起きていて、客が何を欲しているのかがわかる
⇒現場目線や信頼関係を構築した話を面接ではしたいと戦略を考えられる。

②デベロッパー、飲料メーカー
●一般的なビジネスホテル(簡単過ぎてすいません)
デベは建物、飲料メーカーは飲み物を製造/建築/販売

●本質的な理解
デベロッパーは、建物を手段として「空間」を提供
飲料メーカーは飲料を手段として「空間」を提供

⇒建物/飲み物が好きという思考から一歩前に出れる。
⇒組織の協力し合う「空間」やみんなで喜びあう「空間」を作りたかった話を面接ではしたいと戦略を深められる。

またOB訪問を活用することも大切です。「どういう人間が求められていますか?」と聞くと中途半端な答えしか変えってこないことが多いため、「業務でどんな時が苦しいですか?」と私は結構聞いていました。そこから深掘りをして「こういう人間が必要」と逆算的に理解しました。また本当に苦しい場面を教えてくれるので、入社後の覚悟もかなりできた記憶があります。

また「実際に働いているなかで、様々な力が必要だと思うのですが、今振り返ると○○さんはなぜ内定を取れたのかと思いますか?」この質問もおすすめです。

情報をしっかり取った後は自分の言葉で言語化していきます。この時の大切なポイントは「網羅的であること、丁寧に言語化すること」になります。

私が考えていた例を載せておきます。

<総合商社ではどういう人が求められるのか?>
・絶対に最後までやりきる人
・周囲を巻き込むようなリーダーシップを持っている人
・全員でゴールを目指せるような調整力(リーダーシップ)を持っている人
・困難な道のりの過程に「意味・意義を見出せる」人
・人懐っこくてどんな人からも好かれるような人
・組織的視点(経営的思考)を持っている人
・現場目線を持っている人
・体力的・精神的にタフな人(ガタイも込)
・謙虚と自信を兼ね備えている人
・バカではない、自分で考えられる人

この力を面接全体でアピールできるかを考慮して面接原稿を作成します。
また①で考えた自分らしさとの繋がりも意識することが大切です。
総合商社に限らず、志望度の高い企業は上記のように言語化していました。

○番外編(難関企業志望者向け)
「自分の戦うフィールドと懸念点を整理・決定」していきましょう。
以下の2つのステップで行うのがおススメです。
2-1 内定者の傾向とその学歴を分類する
2-2 ライバルが話しそう/話さなそうなこと、自分の懸念点は何か?
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2-1 内定者の傾向とその学歴を分類する
属性:体育会・海外経験(帰国子女・留学)・理系院生など
学歴:東大・京大の旧帝大・早慶・海外大・大学院生・MARCHなど

このように属性と学歴に分けて、どのくらいの割合の人が内定を獲得しているか整理しておきましょう。基本的に同じ属性と同じ学歴帯の人との枠の奪い合いになるので、戦略を立てる上で非常に大切になります。

その次に同じ属性・学歴の社員にOB訪問を行い、
・大学時代にやっていたことは何か
・どういうフィールドで戦って内定を取ったのか
・メインガクチカ以外に学生生活で聞かれたこと/話していたこと
・どんなスペック(資格や経験の大きさも含む)

を聞くことで、共通点を探っていきましょう。

総合商社であれば、2つ以上の武器(例:体育会×留学)を組み合わせている人が多いこと、学業の話をうまく話している人が多かったなどの共通点がありました。

2-2 ライバルが話しそう/話さなそうなこと、自分の懸念点は何か?
同じ属性の相手にどう差別化していくかを考えていきます。

②で考えた「求められる力」をベースとして、ライバルが話そうなことと、またあまり話そうなことを整理します。そこから「自分の大学時代の経験やガクチカ」と照らし合わせて、どこでアピールするか考えます。また懸念点がある場合はどこで補うか考えます。

ライバルが話しそうなこと=「当たり前に伝えないと負ける」
ライバルが話さなそうなこと=「差別化に繋がり、勝ちの要因になる」

と考え、「求められる力全て×自分らしさ」を自分の強みとして押し出し、その中で差別化を狙うのが大切になります。

現在の就活は良くも悪くも「相対評価」だという視点を必ず持ちましょう。

① 自己分析を通じて自分の強みを整理する
② 企業/業界分析を通じて、求められる力を5~10項目整理する

この2点は大切ですが、時間がかかるため、腰を据えて取り組みましょう。
なんども修正して納得いくまで作成していくことが大切です!

1-2:ガクチカのポイントは何か?

まずこの動画を見たことがない人は見てからこのnoteに戻ってきてください。面接は深さや質が大切だと理解することができます!

出典:https://youtu.be/CpebTUo0MPo

ここからは私が大切だと考えるポイントを記述していきます。

大きく2点あります。
①成長ストーリー (人間的成長)
②対人エピソード(リアル感・臨場感)
それぞれ書いていきます。


①成長ストーリー (人間的成長)
この視点は非常に大切だと思います。
面接官が効きたいのはあなたが何をしてきたのか「What」よりも
なぜ「Why」、どのように「How」になります。

面接では、「学生時代に/人生において」「1番力を入れたこと/1番の挫折」を必ず深く聞いてきます。私はこの質問で聞かれているのは「What」を軸(話のテーマ)とした、「Why」「How」だと考えていました。

落選が続き苦戦していた際、インターンなどの面接経験から、何が面接で深く掘り下げて聞かれているのかを分析してみたところ、以下の点でした。

なぜそれに取り組んだのか? どのように取り組んだのか? 
どのような「苦労」「挫折」「葛藤」を経験したか? 
そして、どのように向き合い、克服し、成長したのか?


つまり、「Why」や「How」でした。
これらの質問はその人の「人となり」を理解するのに大きく役立ちます。
この分析から、私が面接で押し出すべきなのは、「経験や役職の大きさ」ではなく「人としての成長ストーリー」だと考えるようになりました。

そしてその「成長ストーリー」で得た力が、「企業が求めている力」と関連性がある。更にガクチカの過程で「自分らしさ」を発揮している。それらを面接で言及できれば、面接官を唸らせることができると考えました。


そして成長ストーリーを武器にするべく、リクルート社員に、成長に関して質問した際、次の回答が返ってきました。

「成長」=「スキル×マインド」に分解できる。

○スキル成長
・できないことができるようになる
・できることが更にもっとできるようになる。

○マインド成長
・困難に負けない強い心になっていくこと(いわゆるストレス耐性)
・利他的な想いが強くなること(誰かのためという気持ち)


成長に関して理解した後は沢山行動することに尽きると思います。自分から未知の世界に飛び込み、チャレンジし、「苦労・挫折・葛藤」を経験し、学びを得ること。そして困難があっても絶対にやり抜くことです。

一方、ガクチカで納得感のある回答ができない場合は面接官は以下のように感じてしまうと考えていました。

・居心地の良い場所・空間にばかりいたのでは?
・「苦労・挫折・葛藤」の経験が少なかったのでは?
・目標の設定レベルが低すぎたのでは?
・最後までやり遂げていなかったのでは?

今までに十分に「成長」できていないと判断され、会社に入社してからも「成長」できないであろうと思われて思うのではないかと考えました。

もし大学1・2年生の読者がいたら大学時代にどんどん挑戦してみて下さい。
4年後に見える景色は大きく変わっていると思います。

話を戻しますが、面接での質問回答で鍵を握るのは「Why」と「How」です。そしてガクチカの質問の中では、あなたの「人としての成長ストーリー」を伝えていきましょう。

細かいポイントはまた後述していきます。

○番外編(難関企業志望者向け)
「成長ストーリー」に追加して「人生に根差した面接」を心掛けよう!
これはガクチカだけでなく、面接全体で言えます。
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ここまでは成長ストーリーに関して説明してきましたが、難関企業志望者は「人生に根差した面接」を心掛けましょう。「納得感」を出すためです。

大学の時代の話でも成長ストーリーは十分説明できますが、やはり経験の大きさはでてきてしまいます。特に所属大学から採用数が少ない企業を目指す場合は大学時代を起点にするのは経験の大きさ勝負になるため、NGです。

例を下に示します。
A君:100名の団体代表で全国優勝のために頑張りました!
B君:10名の団体代表で全国優勝のために頑張りました!

100人いたら100人A君を評価すると思います。このように経験の大きさで勝負すると100%負けるので、「時間軸」を追加して勝負していきましょう。

例をまた示します。
A君:大学時に団体代表をやっていたので、リーダーシップがあります!
B君:中学時は学級委員、高校時は部活の主将、大学時に団体代表をやっていたので、リーダーシップがあります!

このように「時間軸」を追加するだけで、明らかに納得感が増します。
これは志望動機や就活軸の説明にも転用できるので意識してみて下さい。


②対人エピソード(リアル感・臨場感)
ここまで「成長ストーリー」と「成長」について書いてきました。
では、面接で押し出すべき「成長」は何でしょうか?

答えは「マインド成長」になります。

・困難に負けない強い心になっていくこと(いわゆるストレス耐性)
・利他的な想いが強くなること(誰かのためという気持ち)

このマインド成長には必ず「何かしらの人との関わり」が必須になります。
例:部活、サークル、ゼミ、インターン、バイト、友人、家族、本の著者

更に面接では自分が行った「プロセス・事実」だけをただ伝えるのではなく、「人(組織)と向き合っている / 他者への想いが出ている」エピソードを必ず持っておくことを進めます。それが面接官に刺さり、納得感を生み出してくれるからです。

事実だけだと嘘っぽくなってしまう+納得感が薄いため、「リアルな話」をすることで、面接官を話に引き込んでいきましょう。

リアルな話とは「」がついた登場人物のセリフが出てくる話です。
私は演じるような感覚で「」のあるリアルな話をしていました。

※注意点:スキル成長の話がNGなわけではない
マインド成長の話をしましたが、基本的にどんな物事もスキルを得ないと結果には繋がりません。スキル成長とマインド成長をバランス良く話していくことが大切です。ただ、面接においてはそのスキル自体に再現性はないため、聞かれたとき以外は深く話すことはせず、「対人エピソード」に重きを置いて話しましょう。

スキル習得の過程における「対人エピソード」は素晴らしいと思います!!

1-3から1-10では本格的にガクチカのポイントに入っていきます!
王道質問から投げかけていくので、整理してみて下さい!

1-3:なぜその目標・その役割に挑戦したのか?

ここまで散々書いてきましたが、ポイントは以下になります。
・求められている力と自分らしさをアピールする
・人としての成長ストーリーを伝えてあげる
⇒すなわちその人の「人間性」を1番見ています。

この1-3の質問で聞いているのは「Why」になります。具体的には「行動の源泉」や「課題意識」について聞いています。

<目標>:なんでその目標に挑んだのですか?系

○関連する質問例
・なぜ大学からその取り組みを始めたか?
・なぜその組織(部活/ゼミ/団体/バイト/長期インターン)に入ったのか?
・なぜその目標を設定したのか?
・そのスポーツ・ゼミ(学業)・取り組みの魅力って?

ただ、やりたかったからですか?楽しいのが魅力?
もう一歩深掘りしましょう。

誰かができなったから?馬鹿にされたから?過去の失敗経験があった?
過去の自分のある体験から?この仲間と喜びたかったから?

このようにどんどんWhyを掘り下げて考えましょう。大学以前の過去にヒントがあるのなら「人生に根差して」伝えることができます。

※注意点:動機の矢印はどこに向いているか?
就活のテクニックのような話になってしまいますが、取り組んだ動機が自分視点だけになっていないでしょうか?以下に例を示します。
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Q:なぜこの目標に挑んだのですか?(※チームで頑張ったガクチカ)

A:周囲にバカにされて自分の負けん気が働いたからです。

B:周囲にバカにされて悔しかったのもあります。
 しかしそれ以上にこの仲間と一緒に努力を重ねながら、
 全員で目標を達成したい・喜びたいと思ったため、挑みました。

Aは矢印が自分(内)、Bは矢印が他者(外)に向いています。
最初の矢印を他者(外)に向けることで、「人間性」を深く見せられます。
この自分(内)に矢印が内に向いていると、独りよがりな印象を与えるかもしれないので注意しましょう。

私は「自分の想いと他者への想い」を両方伝えていました。


<役職>:なぜ○○の役割を担ったのですか?系

○関連する質問例
・それをやるとき、何に気をつけた?(リーダーとして心掛けていたこと)

「立候補したから、他薦で選ばれたから」というように話していませんか?
本当ですか?表面的ではないですか??

これまでの人生で近しい役割に挑戦したことがあるのですか?
あるのなら、なぜ今回も立候補 / 引き受けた?
ないのなら、なぜ挑戦しようと思ったのか?
過去のトラウマからの克服?自分を変えるため?

浅い回答をしていたら意味ないです。自己分析が足りませんし、
物事を考えて取り組む力が足りないと思われます。

「自分の言葉」で思考を伝えられるように意識していきましょう。
それが差別化になり、「あなたを」採用する理由になります。

○番外編(難関企業志望者向け)
目標設定に関して話を盛るのではなく、「壁の高さ」を伝えましょう。
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難関企業志望者は「壁の高さ」をどう伝えるか意識してください。
壁の高さを上手く伝えることで、その後の面接官の食いつきや、成長角度が鋭い印象を持ってもらえます。

成長角度が大きい人材は「入社後の成長期待」を持ってもらいやすくなります。伝え方で決まるので、他者に見てもらい修正していきましょう。



1-4:なにが課題だったのか?

○関連する質問例
・なぜそれが課題だと考えた、課題だとわかったのか?

個人的には「端的かつ納得感のある内容」を解答すれば良いと思います。
なぜならここは「事実確認」の要素が大きいからです。

面接官に納得してもらうためには
プロセスを整理する/大切な要素を分解するのが大切だと思います。

<プロセス分解の例>
複数の例を挙げて説明します。
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○ゼミの発表の場合(新規事業を考えて、プレゼンすると仮定)

●新規事業作成時
・自社のアセットを整理
・世の中(現場)/ その企業が抱えている課題・悩みは何か?を整理
・マーケットに競合はいるのか?をリサーチ
・実際に新規事業を考え、実現可能性や採算は取れるのか?を整理
●プレゼン時
・論理性と納得感のある原稿を準備する
・相手の心に響く伝え方を練習する

○部活で勝利を目指す場合
・基本的な運動能力
・そのスポーツ特有のスキル
・外部要因(試合会場の状態、天候、対戦相手との相性)
・チーム全体の勝ちたいという一体感や熱量(想い)
・想定外のことが起こった際の危機管理

面接時に聞かれた際は、
「○○を成功させるために必要な要素(プロセス)を分解(整理)したらABCDでした。そして当時のチームは△△な状態であったために、AとBが課題であると考え、克服に向けて取り組みました」
と話すだけで、クリアできると思います。


プロセスを整理する/大切な要素を分解することの利点は
1.とんちんかんな施策を設定しなくなる
 ⇒課題克服にたいして適切に施策を設定できます。

2.面接で話す際に非常にわかりやすくなるという事

 ⇒頭の中がクリアになるので聞き手に優しい説明になります。
 ⇒本当にそれが課題だったの?とならなくて済みます。

3.ロジカルさを伝えられる
 ⇒要素分解/プロセス整理から頭を使っている印象を持ってもらえます。

の3点があります。

1-5:施策の設定(最重要)

○関連する質問例
・施策の中で工夫した点は?
・振り返ってみてまた同じ施策を同じように打つか?

施策のパートは非常大切になります。
良くも悪くもここで評価が決まるので、気合を入れていきましょう。

ポイントは2点あります。
①その施策に妥当性はあるのか?
②施策ごとにアピールする強みは?


①その施策に妥当性はあるのか?
1-4で要素分解・プロセス整理が適切にできていたら、的外れなものにはなっていないはずです。一般的に2~3つの施策を話す学生が多いので、それらの施策を組み合わせたときに目標達成に近づいているのかを一歩引いた目線から見直すようにしてください。第三者にFBをもらうこともおススメです。

施策がガタガタだといくら準備しても納得感がなくなるので要注意です。


②施策ごとにアピールする強みは?
施策ごとに何をアピールするか決めているでしょうか?
ABCと3つ施策があったとしたら、それぞれの施策で別の強みを伝えられるのがベストです。それの方が「自分の強みを沢山伝えられる+企業が求めている力の訴求率」が上がるためです。

是非整理してみて下さい。施策ごとの深い質問は1-6で扱います。

1-6:施策関連の質問(最重要)

○関連する質問例
<施策関連>
・1番の苦労は?その困難をどのように乗り越えたか?
・誰を巻き込んでそれを行ったのか?
・どこが評価されたポイントか(交渉系の施策)
・周囲の反対、意見のすれ違いはなかったか?
・わかってくれないメンバー/関係者に対しては?
・どんな時に信頼を獲得できたと感じたのか?
・チーム運営での難しかったところは?

<あなた関連>
・組織を引っ張るために / 支えるためにどのように取り組んだか?
・あなたらしさが現れた具体的なシーン / 出来事は?
・その経験の中で1番の思い出は?
・それをするのが、なぜ君でなければならなかったの?(1-8で後述)

ポイントは3点です。
①自分らしさは伝えられているか?
②面接官を唸らせる「リアルな話」はあるのか
③ビジネスシーンでの再現性を意識できているのか?(求められている力)

この3つはつながりが深いため、非常に大切です。
ここでガクチカの評価が決まるといっても過言ではないです。


①自分らしさは伝えられているか?
この施策のパートの深堀りで必ず自分らしさをアピールしましょう。
面接官は必ずチャンスボールを投げてくるので、どのような質問が来たら
出すのか決めておくのと安心できるかもしれません。


②面接官を唸らせる「リアルな話」はあるのか
納得感を生み出すためには「超具体のリアルな話」を出せるかが全てです。
一般学生は薄い話をするので、一気に差別化できます。

「あなたらしさが現れた具体的なシーン / 出来事は?」
「その経験の中で1番の思い出は?」
「いつがターニングポイントだった?」

などなど、色んな質問で「リアルな話」は出せるので、①と同様に、どのような質問が来たら出すのか決めておくのと安心できるかもしれません。


③ビジネスシーンでの再現性を意識できているのか?(求められている力)
これは伝え方に大きく影響を与えます。
事前にOB訪問などで「業務レベルでのリアル」を理解しておきましょう。

施策の深堀りの中で、ビジネスシーンでの再現性を自分の中で意識して、

自分が具体的にやったこと = 企業での業務のリアルに通じる部分がある

と面接官に示せることができれば、かなり高評価に繋がります。
納得感と求められている力が同時に訴求できるので、意識してみて下さい。


<取組の中での課題>:施策の中での1番の苦労/1番の課題は?系

「How」を言語化した「成長ストーリー」がポイントです!

どのように課題に「取り組み」、
どのような「苦労・挫折・葛藤」を経験し、
どのように / どれだけ「成長」したか。

を面接官は聞きたいと思っています。

対人エピソードの中での自分の「苦労・葛藤・挫折」を伝えましょう。

Aのような取り組みをしたけど、全くダメだった。そこで○○という風に考えて、△△をしていった。少しずつではあったけど、上手くいくようになった。この一連の流れで自分は★★を学んだ。

このように流れを事前に整理して、伝えられるようにしてください。
成長ストーリーを面接官と共有しましょう。


<取組で改善に成功 / 組織・個人が成長>:なぜ上手くいったと思うか?系

「成長への納得感・謙虚・感謝」がキーワードになります!


まずなんで上手くいったのか「納得感ある理由」を準備しましょう。
なぜなら1つ前の「施策の中での1番の苦労/1番の課題は?系」の質問とセットで聞かれることが多いからです。

ここで「成長ストーリーへの納得感」を訴求しましょう。

更に矢印が他者(外)に向いている、「感謝や謙虚」を示せると評価はかなり高いと思います。

1-7:結果と学んだことは何か?

○関連する質問例
・結果はどうだったのか? 学んだことは何か?
・学生時代頑張ってきたことを○○社でどのように活かせると思うか?
・この活動によって得られた知見は、どうやって組織に根付かせたの?
・今は何をしているのか?

<結果>
「Why」「How」を掘り下げ、それを「言語化」「数値化」していけば、
面接官の印象に強く残る回答が完成すると思います。

大切な事は「Before/After」の比較を表現することです。
それを「言葉と数値」で比較することによって、何が、どれだけ、どのように「成長」したのか、イメージが湧きやすくなります。数値はマストではないですが、できる範囲で入れられるとベストです。


<学んだこと>
大切な事は「企業で求められている力との一貫性」を持たせることです。

しかしチープな学びには気を付けましょう。
人と協力することの大切さを学んだ。
目標を達成するために全力で頑張ることが重要だと学んだ。

こんな薄いかつ当たり前の回答はNGです。

私は総合商社や日系大手企業の全ての面接で、

この○○の取り組みを通じて、「目標や人と向き合う中で、
泥臭く柔軟性を持ってやりきることの大切さ」
を改めて学びました。

これからも「泥臭く柔軟性を持ってやりきる」は生かせると思っています。

と話していました。

業務レベルまでの求められる力を理解し、考えていきましょう。
また1-6で扱った施策時の深い話での「自分の行動」と「学んだこと」
繋がりがあれば、納得感を面接官に与えることができます。

逆算的に設定してみて下さい。

1-8:なぜ「あなた」だったのか?(難関企業)

○関連質問
・その取り組み(施策)をするのはなぜ「あなた」でないといけなかった?

伊藤忠商事などの難関企業で聞かれることがあります。

おそらく、「どこまで考えて言語化できているのか理解したい」や「自分の出せる価値を自分で理解できているのか」などの意図があると思われます。

攻略の鍵は「原体験からのストーリーと自分らしさ」です。
そして堂々と自信を持って言う事です。

これまでの人生で自分は○○な立場で△△を考えて行動してきました。
この今回の目標を目指す過程でも私は○○な役割で取り組んできたため、「私」がするべきだと思っていました。またこの取り組み(施策)を行う中で、自分らしさである★★を生かせると当時は考えました。

このような回答でおそらく1回目の応答はクリアできます。
そこからは「自分が出せた付加価値&具体的なEP」を話せればOKです。

この質問はストレス耐性を見ている可能性もあります。
面接官に否定されても「試してきてんじゃん」と考え、対応しましょう。

自己分析での言語化の質で非常に差がつきやすい質問だと思います。

1-9:別事象に転用しているのか?(難関企業)

○関連質問
・ガクチカから得たこと / 学んだことを別の事に活かしたことある?
・具体的に「何の、どんな時に」活かされたか教えてほしい

ここは「メモの魔力」を参考にして考えていました。
転用はガクチカを複数聞いてくる企業に対して有効になってきます。

一般的な就活生だと、2つのガクチカを用意する際に独立して作成する人が多いために非常に差別化になります。

<転用するとは?> 
メモの魔力をベースとしている私のやり方を紹介します。
転用とは「ある物事を掘り下げて、抽象化し、別の物事に活かすこと」
具体 ⇒ 抽象化 ⇒ 転用の流れが大切になります。
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○具体:メインガクチカ(サブガクチカ)
これは皆さんのガクチカに当たります。(事実の部分です)
具体的にはこれまで整理してきた1-3から1-7までの内容です。

○抽象化:2つの視点
・Why型
なぜ物事が上手くいった/いかなかったのか理由を掘り下げて考えること

・How型
目の前の物事にはどのような特徴があるのかを深掘りして考えること

○転用:サブガクチカ(メインガクチカ)
1つの上で抽象化した内容を別のガクチカのどこで生かせるのか考え、
実際に行動に移すこと。

転用の流れを具体的に記します。

○STEP1:具体を掘り下げて思考 ⇒ 抽象化
・立場:何を意識/大切にしたのか?それはなぜ?
・周囲:どのように協働したか?意識/行動したことは?それはなぜ?
・施策:なぜ上手くいった/いかなかった?
・学び:ガクチカ全体/施策/具体的なEPからどんな学びを得たのか?
・自分の強み:どう生かしたか?
・自分らしさ:どう生かしたか?
・リーダーシップ:どう発揮したか?(上の周囲と被る可能性あり)

○STEP2:転用
上の視点をそれぞれサブガクチカに置き換えて考えてみます。
そこで「どのような行動に移した/活かしたのか、何を意識したのか」
を整理しましょう。面接で話せるようになることが大切です。

○転用例
●立場の転用

メインガクチカではリーダーとして○○を意識して上手くいった。
サブガクチカでは、△△の状況は同じであったが、□□という事情があったため、○○をより意識するのはもちろん、◆◆を大切にして取り組んだ。

●学びの転用
サブガクチカでは○○な学びを得た。これはメインガクチカでも生かせると考え、△△の視点を大切にして今は★★に取り組んでいる。

ガクチカでの思考と抽象化 ⇒ 別ガクチカへの転用 になります。

これでガクチカ⇒別ガクチカへの転用の完成です。
強み/自分らしさの一貫性・思考力・話の納得感を一気に訴求できます。

ここでの強み・自分らしさは、もちろん「企業が求めている力」を関連性があるため、より説得力が増します。そして複数の事例で強み・自分らしさの再現性があると面接官に感じてもらえれば、安心感を持ってもらえるため、通過確率がグッと上がるはずです。

転用は大きな武器になるので是非やってみてください。

1-10:リーダーシップ周り

○関連質問
<あなたの過去と今>
リーダーとして心掛けていることは?
・自分のリーダーとしての売りはどこにあるのか?
・なぜ他の人はあなたについていくのか?
・リーダーをする上での弱点は?
・チーム内では自分一人で引っ張るタイプか(組織での立ち位置は?)
・どんなリーダーシップの発揮の仕方するのか?
・リーダーではなく、フォロワーだった経験を教えて?
・自分はリーダータイプか、フォロワータイプか?
・あなたはどのポジションで最も輝くのか?

<これから>
・社会人としてリーダーになる際に気を付けたいことは?
・部活のマネジメントと会社のマネジメントで違うと思うところは何か?
・上司と仕事をする際にどのように接するか?

自分と同じ属性のリーダーとの「違い=自分らしさ」を言語化しましょう。
差別化を常に意識しましょう。

リーダーの話をするという事は、他のチームメンバーがいるという事です。
私がリクルートの社員から頂いたアドバイスを載せておきます。
以下の点に注意して面接解答を考えてみてください。

<リーダーシップを発揮する / マネジメントするに関して>
・マネジメントはお客様の価値を最大化するための「手段」でしかない。
・目標に対してどういう想いを持っていたのか?
・どういう想いを仲間に持っていたのか?
・チームメンバーに対して自分がどういう価値を与えていたのか?
・チームメンバーに価値を与えることで価値の最大化は出来ていたのか?

リーダーシップ/マネジメントの話をする際はこの考え方が大切。


2:面接準備(※個人的なやり方です)

2-1:想定質問を用意&面接原稿を作成

・自分らしさと企業が求めている力言語化する
・人生に根差した成長ストーリーのある面接を展開する
・1つ1つのQ&Aに意図を持たせる


・自分らしさと企業が求めている力言語化する
・人生に根差した成長ストーリーのある面接を展開する

に関しては、これまでで触れてきたので該当箇所を読んでみてください!

・1つ1つのQ&Aに意図を持たせる
これまでの1-3~1-10で書いてきたように質問の意図/背景を整理し、
どんな力を伝えられているのかを意識して原稿を作成することが大切です。

これはガクチカだけに当てはまることではありません。

自己紹介・ガクチカ・就活の軸・志望動機・パーソナル質問
入社して入りたい部署・興味のあるビジネス、時事ニュース
将来どうなりたいのか・どんな価値を世の中に提供したいのか etc…

1つ1つの質問と面接原稿全体を見ることで確認していきましょう。
Excelやスプレッドシートを活用するのがおススメです。

2-2:面接練習と選考で経験値を摘む

・何が評価されるのかを理解する
・どういう人間性を感じてもらえているのか理解する
・経験値の差が土壇場で出てくる(ゲーム要素)


・何が評価されるのかを理解する
・どういう人間性を感じてもらえているのか理解する

これら2つは面接練習や選考を活用するのがポイントになります。

自分の強みと求められている力が訴求できているか、フィードバックを通じて「自己分析と企業側の評価」のギャップを明らかにできます。

面接練習でも、求められている力と自己分析が進んでいれば、見て欲しいポイントが明確なため、有意義な面接練習ができるはずです。

実戦を繰り返して自分の面接スタイルを確立していきましょう。


・経験値の差が土壇場で出てくる(ゲーム要素)
やはり経験値は大切です。これまで述べてきた準備や選考体験、面接での成功体験を持つことで、自信が出てきます。そのため本命の面接で自分の力を最大限出せることができます。

就活はゲームです。

内定というドラゴンを倒すためにはレベル1では太刀打ちできません。
沢山の失敗を力に変えて、レベルアップしていきましょう。
そして本命の面接で自信を持てるようにしましょう。

目標を達成するために、もがき、苦しみ、考え抜いた先にある
「これだけ準備したという自信」が1番あなたを支えてくれるはずです。

2-3:伝え方・話し方を大切にする

・臨機応変に対応することが大切、暗記はNG
・声の強弱とジェスチャー
・やるなら演じているレベルまで作りこむ


・臨機応変に対応することが大切、暗記はNG
暗記はNGです。面接はコミュニケーションです。
就活序盤で失敗することが多いので注意しましょう。

とはいえ、準備をしないのは危険です。
「キーワードを決め、自分の言葉で話すこと」を意識してみましょう。
何回も話すことで、考えなくても口から出るまで準備してみて下さい。


・声の強弱とジェスチャー
また暗記感を出さないために声の強弱とジェスチャーを大切にしました。
トーンを変えるだけで聞き手はグッと引き込まれます。

抑揚がないとロボットにしか見えないので注意しましょう。
もし苦手な人は「ハキハキ!笑顔!」を意識してみてください。


・やるなら演じているレベルまで作りこむ
もし声の強弱やジェスチャーを大切にするのなら、徹底的に作りこみましょう。俳優のように「演じている感覚」で行うことがおススメです。

自己紹介~最後の一言まで全てで準備してみてください。

番外編:最後の一言
個人的には「間と静と熱」を大切にしていました。
最後に一番熱い場面が来るように設計しましょう。

・初め:ゆっくり、丁寧に感謝を伝えられるように話す。
・中盤:落ち着き、静のシーンを作る。
・最後:話すトーンを気持ち少し早めて、熱を全てぶつける。

この最後の一言で全てが決まります。後悔だけはないように!
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私の例を下に載せておきます。

●初め
本日は貴重な機会を頂きましてありがとうございました。(お辞儀)
面接を通じて、私のAやB(強みや大切している姿勢)が少しでも伝わっていれば嬉しいです。(ゆっくり話して丁寧に感謝)

●中盤
この私のAやBは○○○○な経験(面接で話した経験)からきていて、
それ以降どんなことに対しても常に上を向いて全力で取り組んできました。
(ここで静のシーン。2秒下を向いて黙る)

●最後
(顔を上げ、覚悟を持った雰囲気・声で / 話すスピードを徐々に上げる)
これから○○さん(企業名)にご縁があって入社することになっても「どんな職種でもどんな仕事でも自分で目標を決めて頑張っていける」と思っています。「できるか/できないかではなく、やるか/やらないか」だと思っていますし、不器用なので沢山迷惑をかけると思うのですが、絶対にやり抜いて最後は必ず結果で恩返しします。(覚悟・熱量・言葉の重みも意識)

もしよろしければ僕にチャンスをください!!!(最大の熱量をぶつける)
本日はありがとうございました!!!


3:学業ガクチカの作成ポイント(番外編)

あくまで文系&サブガクチカとして学業を選択する人向けになります。
1-9で扱った転用と重なる部分も大きいです。転用に関しては既に書いたのでこのパートでは書きませんが、「差別化には必須」なので考えましょう。

・対人エピソードを取り扱うのを推奨
・単にゼミなどでのプレゼン大会で優勝を目指した話は非推奨
・メインガクチカとの関係性(転用性・環境と役割の違い)
・その学んでいる学問の魅力を言語化する
・深い研究内容や結果を他人が興味を持つように説明できるか?
・研究~プレゼン大会までの流れを整理


・対人エピソードを取り扱うのを推奨
これがTOEICや大学の成績などの個人の話になります。これまでも触れてきましたが、「Why」と「How」を深く訴求できないからです。

ゼミや研究室などでの対人エピソードを推奨します。

※注意

公認会計士やUSPCA、中小企業診断士などの難関資格は企業や職種によって評価が変わってくると思われます。OB訪問などで社員から話を聞いて判断しましょう。大きなアピールになる可能性があります。


・単にゼミなどでのプレゼン大会で優勝を目指した話は非推奨
・その学んでいる学問の魅力を言語化する
これに関しては差別化と聞き手目線を踏まえた個人的な意見になります。
多くの学生(特に文系)は学内でゼミなどでプレゼン大会を開く大学が多いです。そのため、話が似たり寄ったりしがちです。

1つ視点を追加して、伝え方で差別化を図りましょう。
プレゼン優勝したい!よりも、「○○を学んでいて、その魅力は△△です。そのゼミ活動における学内プレゼン大会(仮)での優勝を仲間と目指した」

プレゼン大会の話にプラスして、「専攻している学業や深い研究内容」も、
一緒に伝えていくというものです。興味を持って聞いてくれると思います。


・深い研究内容や結果を他人が興味を持つように説明できるか?

なぜそのゼミ・研究室に入ったのか
なぜそのテーマを選択したのか
・研究結果は?
・なぜ上手くいった、いかなかった?(研究結果に関する追加質問)

このあたりの質問はよく聞かれるので準備しておきましょう。

・研究~プレゼン大会までの流れを整理

・テーマ設定から∼論文執筆まで
「研究という答えのない問い」に対してどう挑んだのかが鍵
⇒なぜそのテーマを設定した?
⇒論文執筆までの過程の中で仲間とどう協同したのか
⇒研究で分かったことは何か?

・プレゼンテーションに関して
⇒パフォーマンスを上げるための取り組みは行ったのか?(自分とチーム)

初めて聞く面接官に向けてわかりやすく / 魅力的に説明できるか?の視点を忘れないようにしてください。

ここまで考えたのちに「メインガクチカとの転用」に取り掛かりましょう。

4:最後に

長く書いてきましたが、少しでも考える際に役に立っていたら幸いです!
ガクチカで面接の5割は決まると思うので入念に準備しましょう!

陰ながら応援しております!!!!

~fin~

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