焦るとろくなことはない

いじめられて子どもが不登校になった。何とかしたいと思った。第三者委員会でいじめは認められたが加害者は謝罪してこなかった。それどころか「いじめられたと言われて傷付いた」と文句を言ってくる始末。
自殺未遂を起こすくらい追い詰めておいて、自分こそが被害者と言い張る加害者。
娘はその事実に更に傷付いた。学校に行けなくなった。人が信じられなくなった。

焦った私は何とかしたいといろいろ足掻いた。お金の力で解決したいと思った。ネットで知り合った人を信用して投資を始めた。
失敗した。
お金は増えるどころか借金まで抱えた。
詐欺に騙された。でも詐欺は被害回復が難しい。泣き寝入り。
どんどん駄目な方に進む。

不登校でお金はどんどん失われ、詐欺に騙されてお金を失って、ボロボロ。

いじめられなければこんなことにならなかった。全てはいじめのせいだ。
例えそれが事実だとしても現状は変わらない。

せめて加害者が謝罪して、娘の状態が改善すれば。

それを願って弁護士に相談に行く。いじめは人生を狂わすと分かって欲しい。加害者は自分の言動が他人を傷付けたと理解し被害回復、弁償をすべきだ。何らかの罰を受けるべきだ。それだけの重大な罪を犯したと認識すべきだ。

怒りの持っていきようが分からない。

焦るとろくなことはない。

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