廃校で〇〇はじめちゃいました！〜アーツトンネル編〜
福岡県田川市にある廃校利活用施設いいかねPalette。「なんでもできる世界をつくる」をキャッチフレーズに音楽スタジオや宿泊など、様々なことができる施設として運営しています。
いいかねPaletteには、テナントとして空き教室に入居し、事業を行っている企業や団体、個人事業主様がいらっしゃいます。
どの入居者さんも、おもしろい事業を行っている方ばかり！
そこで、今回の記事では、いいかねPaletteの空き教室で事業を行っている方たちをインタビュー形式で紹介します！
題して「廃校で〇〇はじめちゃいました！」
また、いいかねPaletteでは、3月31日までテナント入居した方に6ヶ月分のテナント料金をキャッシュバックするキャンペーンを実施中！
興味のある方は、是非、こちらからお問い合わせください。では、「廃校で〇〇はじめちゃいました！アーツトンネル編〜」アーティストでもあり、先生でもある代表の佐土嶋さんへのインタビューをどうぞ！
廃校で〇〇はじめちゃいました！〜アーツトンネル編〜
入居者：佐土嶋さん（特定非営利活動法人アーツトンネル 代表）
聞き手：タカキ（いいかねPaletteスタッフ）
場所：B棟空き教室
ーアーツトンネルの事業内容を教えてください。
アーツトンネルはいいかねPaletteで筑豊地域のart拠点を作るべく、共同アトリエの管理やギャラリーの運営、助成金を活用した子ども向けワークショップなどを行っています。
また、私個人としては、自分自身で共同アトリエを借りて「ずこうしゃこどもアートスタジオ」という子ども向けの図工教室を運営しています。
ずこうしゃこどもアートスタジオ作品展の様子
（写真提供：アーツトンネル）
ーテナントに入ったきっかけを教えてください。
いいかねPaletteスタッフでアーティストでもあるサダさんから、ギャラリーをやりたいと相談がありました。
その時に、いいかねPaletteが筑豊地域のart拠点になったらおもしろいだろうなと考えました。
また、私自身もアーティストで、作品制作や展覧会を行う中、筑豊地域内外のアーティストたちとつながりあったので、それらのアーティストたちと一緒に活用できたらおもしろいだろうなと思ったことがきっかけですね。
ーart活動をする上で、この場所の良いところを教えてください。
色んな種類の人達がやってくるところです。私たちがart普及の活動をする中で、どうしても「art好きの人」や「アーティスト」など、限られた人たちとだけの交流になってしまいがちです。
でも、いいかねPaletteには、コテンラジオやその他のポッドキャスト番組を聴いている人や地域の人、また、長期滞在の人たちなど、色んな人がやってきます。
私は田川出身で今も田川で暮らしていますが、もし、いいかねPaletteで活動していなかったら、そのような人たちと出会うことはなかったと思います。
関東や関西、全国各地からテレワーカーやクリエイターがやってきて、この場所で数日、もしくは、数ヶ月過ごします。こんな場所、筑豊地域ではここだけです。
トンネル市の様子
（写真提供：アーツトンネル）
ーなるほど。いいかねPaletteに色んな人がいることで、事業に変化はありましたか？
先日、大阪市のHayato Teraguchiさんというアーティストがアーツトンネルギャラリーで約1週間展示をしてくれました。
また、昨年は、長野県からのぞみるきさんというアーティストが来てくれて、いいかねPaletteの廊下を使って展示をしてくれました。
（写真提供：アーツトンネル）
お二人とも、コテンラジオやギチの完全人間ランドなどのPodcast番組を聴いて、いいかねPaletteに興味を持ち、ここで作品を展示してくれたのですが、このような形で他の地域のアーティストと交流できることは珍しいです。
ーなるほど、おもしろいですね。
筑豊地域、特に田川では遠方から人がやってくるような場所は少ないです。だから、地域外の人たちとの交流は少なく、そして、刺激を受ける機会も少ないと思います。
私たちアーツトンネルは筑豊地域のアーティストが集まっている団体ですが、地域外の人たちと交流できることは、私たちにとって、とてもありがたいことです。
（写真提供：アーツトンネル）
ー最後に、どんな人にいいかねPaletteのテナントをおすすめしたいですか？
「成長したい」と思っている人ですね。
出会いや刺激を求めている人、そして、その刺激によって自分自身を成長させたいと思っている人、または、成長のために周りの環境を変えたいと思っている人。
いいかねPaletteは、様々な人が集まり、発信したり、活動したり、表現している場所です。
ここには自分自身が変わるためのヒントがたくさんあるはずです。なので、どんな事業をしようとしている人でも、成長したいと思っているなら、誰にでもオススメできると思います。
インタビューは以上です。
アーティストであり、造形教室の先生であり、アーツトンネルの代表でもある佐土嶋さん。これからの活躍が楽しみですね。
アーツトンネルの事務所があるB棟の廊下は「アキバコ通り」と呼ばれ、廊下の壁には、田川市の隣の嘉麻市在住のアーティストであるアンドリューズ・ライアンさんとウエノアイさんの絵画が描かれています。
（写真提供：アーツトンネル）
ストーリー性のある素晴らしい絵ですので、いいかねPaletteに来た時は、ゆっくりとご覧いただけたら幸いです。
アーツトンネルの情報はこちら！是非、チェックしてみてください。
最後に、もう一度、お知らせです。
いいかねPaletteでは、3月31日までテナント入居した方に6ヶ月分のテナント料金をキャッシュバックするキャンペーンを実施中！
興味のある方は、是非、こちらからお問い合わせください。