初夢
今年で30周年を迎える好きな人のいる原作。
でも夢の中では60周年を迎えるようで今年は何をしようかしらとうきうきして頭を巡らせている。
30年後の自分。
これはきっと予知夢なのだ。
30年経っても自分の心は好きな人の元にあるのだ。
この恋は人に言ってもあまり理解はされない。
好きな人が二次元にいます。漫画の中のこの人のことが大好きなんです。もうこの人じゃなきゃ結婚する気もなくて、だから一生独身でいると決めてるんです。
世間はいつか目を覚ますと思ってる。
夢を見るのも年を考えなよ。黒歴史。二次元に逃げている。
わかったわかった。
わかったから自分の一生を見て判断してほしい。
最期の時までこの人を好きでいるか、その時になればわかるでしょ。
普通の人同士なら目を覚ませ、なんて言われることもなく結婚し時には離婚もするだろう。だけれど、二次元という実在しない世界の好きな人をカミングアウトするにはあまりにも偏見が根付いている。
きっと好きな人を好きにならなくなったらやっと普通に戻ったと思われるのだろう。元から異常者ではないのに。
60歳過ぎの自分。
辛いなら諦めても、他の人を好きになってもいいんだよと思ってきたのに、やっぱりただ1人だけを見つめてる。
そんな未来がまた自分らしい。