星座になれたら(秀華祭Ver) Aメロ
この記事では、アニメ ぼっち・ざ・ろっく! の劇中歌 星座になれたら のベース完全コピーのためのポイント解説をしています。
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こんにちは。アラカン・ベーシストのブギーのび作です。
今回は歌の始まりからの9小節、いわゆるAメロ部分のポイント解説をして行きます。
なお、小節番号はセクション内で数えた数に統一しますね。
ここはスラップで
他の方の弾いてみた動画などを見ていると、Aメロから指弾きにしてる方が多いように思いますが、山田ならどうするでしょうか?
秀華祭動画ではここは喜多ちゃんとぼっちちゃんのアップで山田の手元は映らないので推測するしかないのですが、このシャープなリズムとエッジーな音色を出すために、さらには後で思いっきりドヤるために、山田はあえてここをスラップで弾き通したんじゃないかと、僕は考えています。
ちなみにイントロと同じような感じでBメロに入る1小節前でスラップから指弾きに変わりますので、しっかりと奏法の切換え地点を決めて演奏すると良いと思います。
ゆっくり弾くとこんな感じです。
16ビートのリズムがやっぱり肝
イントロと同じくAメロでもベースは基本16ビートを刻んでいます。
拍と刻みをしっかり感じたいですね。
スムーズに行かない時は、1拍ずつに区切ったフレーズ把握やオルタネイト・ピッキングを試してみて下さい。
詳しくはこちらとこちらをご覧ください。
音価
Aメロ部分のフレーズは一見忙しそうな感じがしますが、基本はルート弾きです。同じ音を繰り返しながらグルーヴするために、いつも以上に音価を意識することがポイントじゃないかと思います。
音価とは音の長さのことです。
リズムは音の始まりと終わりの組み合わせがあって完成するものなので、正確なタイミングで鳴らし始めるのとことと同じぐらい、正確なタイミングで音を止めることが重要です。
だから発音とミュートの練習を一生懸命やるわけです。
が、忘れちゃならないのが音が始まってから止めるまでしっかり音を伸ばす必要がある、ということです。
ここのところがあいまいだと「間違ってはいないみたいだけどなんかビミョー」な演奏になってしまいます。
楽譜に書かれた音符の長さ分しっかり音を伸ばすことがスタートだと思いますが、出来れば原曲を聴き込んで、楽譜に表し切れない微妙な音の長短をしっかり再現できるとなお良いですね。
例えばAメロ1小節目、正しい音価と音価不足の例です。
EX-6
結束バンドはロックバンド!
ここまで16ビートのリズムを正確に弾くためのポイントを書いてきましたが、曲全体を考えるとむしろ大事なのは8, 9小節目かもしれません。
僕の主観なんですけど、この曲をファンクと捉える人ってあまりいないんじゃないでしょうか。そもそも作品名からして「ぼっち・ざ・ろっく!」なので、たとえ16ビートでもロックとして成立するようなアレンジになっている気がします。
そのために、あえてここは16分音符を使わない8ビートフレーズになっているんじゃないでしょうか。
だからこそ、ここはしっかりと8分音符分の長さを意識して、テヌート気味に弾くとより雰囲気が出ると思います。
EX-7
ところで、最近になってこんな記事を見つけました。
とても参考になりますので、ぜひ一度お読みください。
おまけ:山田リョウのこだわり?
Aメロ解説の最後に、細かいけど完コピのためにはできればこだわりたいところを1か所お伝えします。
それは7小節目2拍目16分4つ目から3拍目にかけての16分音符(実音)の連続です。
サラッとキメてますけど、イーブンに音を鳴らすのはとても難しいです。
これを再現するためのアイデア、いろいろあるとは思いますが、ぼくはサム・プルのオルタネイト・ピッキングをおススメします。
(「中の人は全部ピック弾き」って言うツッコミは無しでお願いしますね…(笑))
EX-8
もっといい方法がある方がいらっしゃったら、ぜひコメント頂けると嬉しいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
星座になれたら のAメロ攻略のためのポイントを解説させてもらいました。
まとめると大事なポイントは以下の3つです。
16ビートのリズムを正確に
伸ばすところはしっかり伸ばす
ロックバンド、ってことを忘れないで
秀華祭のステージに立っている気持ちになって、虹夏ちゃんとアイコンタクトしながら、緊張している喜多ちゃん、ぼっちちゃんを上手くリードできるようにがんばりましょう。
ではでは。
最後まで読んでくれてありがとうございます。何か1つでも参考になったなら嬉しいです。
もしよかったらコメント書いて行ってくださいね。
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