ブギーのび作、50歳を過ぎてベースを始めました(後編)
こんにちは、アラカン・ベーシストのブギーのび作です。
ベースを始めて5年が過ぎました。ベースのお陰で毎日とても充実しています。
この度noteをはじめるにあたって、自己紹介を兼ねて僕が日々ベースを弾きながら感じたことなど、このシリーズ「そうだ、ベースやろう!!」で書いて行こうと思います。
シニア・ベーシストやブランクのある方がまた音楽を始める際の参考になれば嬉しいです。
来歴(つづき)
さて前編では、SCANDALのTOMOMIのようなスーパー寄り添うベーシストになりたいという野望に駆られて衝動的にベースを買ったところまで書きました。
ベース独特の悩み
昔ギターを弾いていた時もベースを触ったことぐらいはあったので、なんとなく弾き方は分かっていました。でも本格的に弾き始めてみると、だんだんその奥深さに気づいてきました。
まず、デカイ!
ギターもバランス良く支えるのは簡単ではありませんが、体の小さい僕にとってベースをバランスよく弾ける持ち方を見つけるのにかなり苦労しました。
そして弦が少ない!
世の中には6弦ベースや8弦ベースを使う人もいますが、多くは4弦です。
弦が少ないということは音域が広がると、ローポジションからハイポジションへ移動しなければならなくて、めちゃくちゃ忙しいこともわかりました。
一方、このポジション移動の時に、スライドをからめたりしながら音に表情をつけることがすごく大事なこともわかってきました。
他にもベースならではの悩みがいろいろあることも分かってきました。
現在進行形で続いているものもたくさんあります。その辺りはまた別の機会に書いてみたいと思います。
当たり前ですが、ギターとベースは全然違う楽器なんです。
ギターにはギターの大変さが、ベースにはベースの大変さがありますね。
結論として、ベースはとりあえず音を出してみるには難しくはないけれど、しっかりとグルーヴ感を出そうとすると、どこまでも奥が深い楽器だと言うことが分かってきました。
決め曲セッションへに参加
半年ぐらいは独りで練習していたのですが、ベースを買った時からまたバンドで演奏することが目的でしたので、セッションに参加することにしました。ジャズやブルースも考えたのですが、もともとベースを始めたきっかけのJ-POPの決め曲セッションをやっている音楽サークルに参加することにしました。
この決め曲セッション、基本的には参考音源の通りに練習しておいて、リハ無しでその場で合わせるのですが、生身の人間同士なので、程よい緊張感とリスペクトがあって、楽しみながら短期間でベーシストとして鍛えられました。
このサークルはずっと続けて行きたいと思っていたのですが、残念ながら感染症まん延に伴い長らく中断してしまいました。サークル自体は今年に入って感染対策をしっかりしながら復活しましたが、僕の方が今はまだ復帰に踏み切れていません。
スラップができずに悔しい思い
決め曲セッションのエントリー曲には時々スラップのある曲が上がっていました。このころ僕はスラップが全然出来なくて、せっかくセッションでベース・パートに空きがあってもスラップのせいでエントリーできずにいました。
ご存じない方のために簡単に言うと、スラップって弦を指やピックで弾くのではなくて、叩いたりひっかけたりして音を出す奏法のことです。
↓ こんな感じです。
最初のうちはスラップが入ったフレーズはそもそも音が聴き取れず、なかなかに悔しい思いをしておりました。
星野先生との出会い
決め曲セッションではロック、ポップスをメインにいろいろなベース弾かせてもらっていましたが、セッションと言えばやっぱりジャズかな、という思いもあり、情報を集めていたところ、たまたまベース講師の星野徹先生がLINEを使ってPaul ChambersのVisitationと言う曲を一緒に練習するメンバーを募っておられることを知り、応募しました。
そのオンライン練習会は約2年続いたのですが、長い長いベースソロを完コピするというプロジェクトで、すごく勉強になりました。これはその時の成果です。
馴染みのないジャズ・ソロでも時間をかけて少しずつ練習すれば、何をやっているかもわかってくるし、なんとかそれっぽく弾けるようになるもんだ、ということが分かり、この歳になってまだまだ伸びしろがあることを改めてすごく嬉しく感じました。
オンライン・スラップベース練習会
このオンラインVisitation練習会の中で、スラップでも同じように有名曲を完コピする練習会があったら、スラップが上達できるんじゃないかな、と思って、雑談としてそんな話をしたところ、なんとなんと、星野先生ご自身がオンライン・スラップベース練習会を立ち上げてくださいました。
かれこれ3年前になります。
これまで13曲しっかりコピーする中で(自分で言うのもなんですが)とても上達できました。まだまだ発展途上ですが、少なくともスラップへの苦手意識は払しょくできました。
最近の成果はこんな感じです。
せっかくの機会を最大限活かしたくて、この練習会では採譜や進行など星野先生のアシスタントを務めさせて頂いています。したが、2022年10月に星野先生からのれん分け頂き、今は練習会を主催しております。(2022年11月15日追記)
採譜はギター時代もやっていたので、コード進行や音を聴き取ることはもともと得意だったのですが、最初はスラップ奏法そのものがわからないので、どんなポジションで何をやっているのか見つけるのに苦労しました。
YouTubeでライブ映像を一生懸命見て、耳コピ半分、目コピ半分で、だんだん何をやっているのかわかってきたような気がします。
Stay Homeとオンライン活動
もともとバンドがやりたくてベースを始めたので、当初はオンライン活動にはあまり興味がありませんでした。
2019年にYouTubeチャンネルを開設したのですが、スラップ練習会の課題曲を残しておくことが目的でした。
でも、2020年以降はStay Homeの潮流の中で、リアル活動が止まってしまいました。そこでリモート・バンドやオンライン・コラボをはじめて、今ではYouTubeが主な活動場所になっています。
そんな活動を見てもらえたのかどうかわかりませんが、ご縁あって2021年からはLINE LIVE専属ライバーとしても活動を始めました(現在ちょっと滞っていますが…)。
残念ながら2023年3月でサービスが終了してしまい、ライバーを卒業しました。(2024年1月 追記)
これから
リアル&オンライン
今はリアル活動は止まっていますが、もちろんいつかまたリアルにバンド演奏をして、リアルに集まった人たちと音楽をシェアしたいと思っています。
オンラインコラボを模索する中でスYouTubeを今まで以上によく見るようになったのですが、その中で、ハラミちゃんとか、リエイさんとか、サックス侍さんとか、ストリート演奏している方を結構見かけるようになりました。
まだまだ発展途上ですが、僕もストリートにもチャレンジしたいと思っています。
いつになったらリアル解禁と考えるかは人それぞれ違うと思います。
僕は僕のペースでリアル活動再開に向けて準備を進めるつもりです。
そして、リアル解禁になったとしても、せっかくこれまで培ってきたオンライン活動も並行して続けて行こうと思っています。
そしてnoteも
音楽は音なんだから映像も文字もいらない! って言いたいところですが、音楽に込めた気持ちを伝えるためには、やっぱり映像も文字もあるにこしたことはない気がします。ベースを始めていろいろ発見できたことや、これから発見することを、せっかくだから文字にしてお伝えし、残していきたいなと思って、この度noteをはじめることにしました。
ここまで、長い長い自己紹介にお付き合いくださり、ありがとうございました。これからはもうちょっと実際に役に立つお話とかも書いて行きますね。
以後お見知りおかれまして、向後万端引き立って宜しくお頼ん申します!!
最後まで読んでくれてありがとうございます。何か1つでも参考になったなら嬉しいです。
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