恩師からの言葉
ここ最近、今の仕事(訪問リハビリ)を続けるか、辞めるか、ずっと悩んでいる。
一旦は辞めると決めてみたり、またその後に、やっぱりもう少し続けてみようと決めてみたり。
つまり、その時点で、本当は嫌なのではないのか?
という事に、昨日、気づいた。
迷っているという事は、何かしらの不安要素であったり、嫌な面があるからこそだと思った。
もし、一点の曇りもなく、「この仕事でやっていこう!」と思えるのであれば、こんなに気持ちが揺らがないとも思った。
そんな折、昨日、久しぶりに恩師にメールで近況を報告した。
その恩師というのは、自分にとっては絶対的な存在で、自分を育ててくれた人でもある。
その恩師に、今の悩みもメールに添えて報告した。
そうしたら、こんな返信が返ってきた。
「そうだよ。人生は一度しかないのだから、嫌なことはサッサと辞めても、良いと思う。」
あれ?
てっきり、「そんな弱音を吐いてないで、もう少し頑張れ」みたいな返信が来るかなと思っていたから、予想外の返信に少しビックリした。
と同時に、こう思えた。
一度きりの人生、もっと自分に正直になって、本当にやりたい事をやったり、嫌なことを我慢してまでやる必要は無いんだ。
恩師の言葉に、とても勇気を貰えた!
今後の具体的な方向性としては、まずはお話を頂いている、とある施設の面接を受けてみる。
もしそこで万が一採用内定を貰えたら、迷わず今の会社を辞めて転職する。
また、もし不採用となったら、今の仕事を続けながら、直ぐにでも次の仕事先を探していく。
あれ?
という事は、どっちにしても、今の仕事はもう辞めたいみたいだ。
こうして文章に書いていると、自分の気持ちが整理されていく。
訪問リハビリの仕事、3ヶ月やってみて、やり甲斐を感じてる反面、体力的な部分で、以前より疲れやすくはなっている。やつ
で、数日前の疲労感と脚の攣りが、決定的な要因になった。
あ、これはもう正直、しんどいな。
もう少し身体的な負担の少ない職場で、仕事をしていこう。
そう思った。
ここ最近の自身のテーマ?はこうだ。
仕事は生活費を得るための手段であり、これまでの22年間は、とにかく仕事一筋で生きてきた。
けど、これからは、仕事は出来るだけ楽にするようにして、余力を残して、その分を余暇に使うような生活をしていきたい。
こんな風に思っている。
それには、今の仕事では、実現が難しい。
仕事中は体力勝負で、平日は疲労感がちょっとキツイ。おまけに休みの日も、結局は書類作成などをしないと間に合わないから、仕事せざるを得ない。
これでは、ワークライフバランスなどはとても実現出来ない。
なので、ずっと迷いが拭いきれないのだと思った。
そこへきて、昨日の恩師からのメール。
文面こそ短かったけど、その一言で決心が出来た。
ここまでキツイ仕事も頑張ってきたのだし、嫌なことはサッサと辞めて、やりたい事をやっていく年齢になってきたのだな。
もう残り時間も、そこまで多くは無いし。
つい数日前には、課長との面談で「役職者に就きたい」旨を伝えてしまったばかりだけど、昨日の恩師からのメールで、それもどこかへ吹っ飛んでしまった。
役職者に就くのも良いけど、それよりも大事なこと、人生を豊かにするためには、我慢し続けて身体を壊すのだけは避けたい。
そのためには、今の仕事は、やはりキツイから辞める方向でいこう。
そう決めたのであれば、あとは具体的に動いていくだけだ。
恩師からも勇気を貰えたし、人生は何とかなるように出来ているとも思っている。