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知っておかなきゃ勝てない移動平均線~基礎の基礎から学べ~

初めまして、タイガです!最近は蒸し蒸しと一層暑さが増しているように感じますね。


皆様何かこの夏のご予定などはありますか??
僕は主に部活、そしてサークルの合宿、それ以外は投資の勉強に当てるつもりです!大学生というあまりに余った時間を生かしてがっつりと知識を蓄えていきます!(ブログとかもはじめてみようかなぁ。。)

さて!突然本題に入りますが、本noteでは移動平均線についてかなり詳しく記載しており、内容は投資初心者の方向けのものとなっているのですが、中級者の方も確認程度に、もしかしたら新たな発見もあるかもしれませんし、ぜひご購読していただきたいです!

読んでいただけたなら、移動平均線の基本的な使い方や場面毎の考え方、エントリーのタイミングや、ポジション解消のタイミングなどを理由や相場心理の説明も加えて理解していただけると思います!

投資プロの方も一時期は難しいテクニカル指標を使っていたものの、最終的に基礎的な指標に落ち着くと言います。やはり、土台をしっかり作ることが投資家としての伸びにつながるのでしょう。

このnoteでは主に移動平均線大循環分析の解説をします。三本線のやつです。一般的なやつです。

僕が今まで読んできたたくさんの本を凝縮して凝縮していいところだけを取ってまとめています。



本まではお金も時間もかかるし読みたくないと思う皆様に読んでほしいです!



本を買うと2000円ぐらいかかってしまうので、自分で言うのもあれですがとんでもなく良いコスパになっていると思います(笑)

ただし本で読んだ内容に重複があるのはご了承ください( ;∀;)

結局のところテクニカル指標を使うのは相場観を立て、「そろそろ利食いでは?」「まだいけそうだな!」と自分を後押ししてくれるものなのです。

その相場観を立てるのに移動平均線は最適なのです!

そして相場観を立てたらあとは簡単、その通りに取引するだけです。

さて!ここからはトレードに生かした移動平均線を学んでいきましょう!!

1.移動平均線とは。


まず移動平均線とは、過去n日の終値の合計をnで割ったもの。例えば5日移動平均線であれば過去5日間の終値を合計し÷5したものになります。

計算式でいえばこんな感じです。

・1日目:100円

・2日目:105円

・3日目:110円

・4日目:115円

・5日目:120円

・6日目:115円

・7日目:125円

1~5日の平均が110円、2~6に平均が113円、3~7の平均が117円であり、これらの数値を滑らかにつないで線を形成していきます。もう知っているという方がほとんどでしょうが...



これを見て移動平均線の弱点に気づいた方もいるでしょう。それは移動平均線はどうやっても価格の変動に対して遅れて反応しているという弱点もあります。

あくまで相場の状況確認程度に考えておくようにしましょう。


5日、10日移動平均線…短期で目先のチャート推移をみる

25日、75日移動平均線…中期でのチャート推移をみる

200日移動平均線…長期でのチャート推移をみる

これはほんの一例にすぎません。25日や75日を長期とする使い方もあります

数ある本を読んできた中で理にかなっているなと思ったのは、短期→5日、中期→20日、長期75日とする組み合わせです。
これは一週間のうちの営業日数を考えているわけですね。5日の移動平均線は一週間のマーケットの売買の平均コストを表すことになります。同じ考え方で20日は1か月、75日には3か月ということになります。

先ほどの弱点に対して「加重移動平均線」「指数平滑移動平均線」などもあります。

加重移動平均線、指数平滑移動平均線…直近になればなるほど終値に比重が置かれ、トレンドをつかみやすくなるというのが利点。

現在の価格に対して反応が遅れるということがましになります。


どれが最適な組み合わせかといったものはなく、自分のトレードに役立てるために使うということを理解しましょう!


まずなぜ移動平均線を使うのかということですが、チャートをより分かりやすくするため(価格の動きを平滑化できる)、「だまし」に気づくため、相場観を立てるためです。

だまし:相場のサインとは逆の方向にチャートが動くこと。



移動平均線のクロス、広がりの幅、傾きなどからもたくさんの情報が伝わってきます。移動平均線を使って相場のトレンドを把握しましょう!


(文字だけですいません...ここから写真も載っけていきます!!)

2.マーケットが動く仕組みを理解せよ。


なぜマーケットは動くのでしょうか?

直近の値段より高い値段を分かったうえで、その値段で取りに行く人がいるからです。

またその逆も然り。そういう人が追随していくことがマーケットのバランス崩壊につながります。

もしくは評価損が膨らんだポジションを持っている参加者が損切り(ロスカット)注文を入れることで相場は動きます。

~トレンドが生まれるとき~

トレンドはマーケットのバランスが崩れている状態をあらわします。
では、どういったときにトレンドは生まれるのでしょうか??

それは今まではある一定の値段で収まっていてもみ合い相場であったのに、そのラインを抜けたとき、下画像では、値段が上がった時、売りポジションを持っている人であれば高い値段を承知で買い戻さなくてはならない時が来ます。このようにロスカット注文が続くとますます買いの勢いが強くなっていきます。
値段が下がったときも同様です。



①もみ合い相場でバランスが取れている。
しかし...
②何かの理由で大きく買われ、ロスカットの注文が続く。


~移動平均線はポジションの優位性がわかる優れもの~

移動平均線はその期間の売り買いのコストの平均を表します。これがわかればどうなるでしょうか。評価損を抱え、今からロスカットをし始める参加者がいるかどうかが一瞬にしてわかるのです。

現在のマーケットの水準が移動平均線の上にあれば買いポジションを持っている人が有利ということになり、そこから売り方がロスカットを始めると上昇トレンドが形成されます。



緑の幅が大きいほどポジションが有利ということになります。

このときもし自分が有利なポジションを持っている時を想像してみてください。とってもお気楽にチャートを見れている気がしませんか??(笑)精神面でも有利に立てるというわけです!



つまり、マーケットが動くのは

①直近の価格を考慮してもポジションを持とうとする新規売買が続く

②評価損から逃れようとロスカット注文をする人が現れる

3.長期の移動平均線で相場の状態を把握せよ。



僕は三本の移動平均線の中でも長期の線が特に大切だと考えています。

短期、中期では目先の大きな動きの影響を受けてしまいますが、長期の移動平均線ではあまり影響を受けずにトレンドの発生を見分けることができます。


マーケットに反応するのに時間がかかってしまうのですが、それを考慮しても長期の移動平均線はトレンドを把握するのに非常に便利です。



①しっかりと下降トレンド

②トレンドが弱まる

③トレンドの終了?(横ばい)

④上昇トレンド入りか?

⑤しっかり上昇トレンド



こんな感じに大まかにではありますが、相場観をつかむことができます。

念頭にこの相場観を置いて取引することで目先の相場の動きに動揺しづらくなります。

あ、短期で下降気味だなと思っても長期で上昇しているなら大きく見れば上昇トレンドということになります。パターンを把握することで指針としてエントリーできますよね。



さて、移動平均線は完全にパターン分けされるのをご存じだったでしょうか?



パターンは6種類

パターン1…短期、中期、長期

パターン2…中期、短期、長期

パターン3…中期、長期、短期 


パターン4…長期、中期、短期

パターン5…長期、短期、中期

パターン6…短期、長期、中期



この6種類です!・・・え、なんか普通って?でもこれしかないんです!

これを覚えるだけでもだいぶ有利になります!

なんつったって相場の勢いがわかるんですから!

いきますよ!魔法の相場の勢力図!(笑)

パターン1…安定して上昇!

パターン2…上昇トレンドの終わり?

パターン3…下降トレンドへ移行か?

パターン4…安定して下降!

パターン5…下降トレンドの終わり?

パターン6…上昇トレンドへ移行か?


これです!これだけなんですよ!

「?」にも理由があるのでちょっとお待ちを。


このサイクルは基本的に1、2、3…と順行に動いていきますが、たまーに1から6に逆行して動くこともあります。こういった時にはいったんポジションを作るのを待ち順行に戻った時にエントリーするのをお勧めします。



ここで移動平均線大循環分析に欠かせない(ほかのテクニカル分析でもとても使います)ゴールデンクロス、デッドクロスについて簡単に解説させてもらいます。

この後の解説にもたくさん出てくると思いますのでここでしっかりと覚えきってください!!



まずはゴールデンクロスから、



短期が中期、長期の移動平均線を上抜けているのがわかりますよね、簡単に言えばこういうことになります。その後大きく上がっていますね。

この時買いのシグナルと判断することができます。

ではなぜ、ゴールデンクロス後に上がるといわれているのでしょうか。

それは長期と短期の移動平均線の時間の反映の差にあります。
まず長期と短期では反映する期間に大きく違いがありますよね。長期では何十日もの古い情報も反映していますが、短期では数日分しか反映していません。
ここで人間の心理が働きます。普通古い情報よりも新しい情報を信じますよね?となると短期の移動平均線の評価が上がると、そちらの新しい評価を継続してトレーダーたちは信用していくというわけです。


次にデッドクロスについて、



さっきと逆のことが起こっています。短期が中期、そして長期の移動平均線を下抜け、大きく下がっていますよね。

御覧の通り売りのシグナルであるといえますね。

基本的にこのシグナルを見たほかのトレーダーたちは素直にポジションを持ち始めるのでトレンドが形成されていきます。

ただこの通りに行かないこともあり、だましが発生することもあるのもお忘れなく。



では、どういった時にだましが発生するのでしょうか。

それは移動平均線の傾きが横ばいか、今後そうなると予想するトレンドと逆の方向になっている時です!

このだましの感覚は先ほどの「?」のところでも多くの場所で応用が利くので覚えておきましょう!

ということで、先ほどのパターンの話の部分に戻りましょう。

まずは「?」の解説をしていきます!

?があらわすのは今後の展開によってパターンがサイクル通りにすすむのかどうか変わるということです。



これを見てください、パターン2からパターン3に移行していないのがわかります。(手書きですが、実際にこういうときもあるのでご了承ください。。)

その時移動平均線は、短期が長期を抜けきらない状況にあり、そう!この時です!長期は横ばいになっていますよね。これがだましのサインといえます!

長期が横ばいもしくはいまだに上昇トレンドを保っているときは注意した方がいいでしょう。



2018/07.16の日足のチャートです。まさにゴールデンクロスに差し掛かる場面ではありますが、長期の移動平均線がまだ横ばいをキープしているように思われます。



2018/07.17の日足チャートです。マーケット水準との乖離具合から言っても吸い寄せられる可能性は十分にあるといえます。次に8時間足で見てみましょう


日足よりも上昇トレンドに入りそうな感がありますね。とりあえず買いでポジションメイクしておいて、きれいな形でゴールデンクロスしたならそのままキープ。短期が中期をまた下抜けたらポジションの解消。ぐらいに考えておきましょう!


相場心理としては参加者はきれいなデッドクロスができるのでは?と予想して売りにポジションを持つのですが、長期を抜けきらずに反転してしまったため、あわてて買い戻しを行います。といった感じです。

こうなるとパターン5からパターン6になるときにもだましのサインがあり可能性があるというのがわかりますよね。先ほどの逆です。長期の移動平均線が横ばいもしくはいまだに下降トレンドを保っているときです。


短期が中期を上抜けたときの長期の動きをよく見て判断しましょう!

そして、このきれいなゴールデンクロス!!

2018/7.18の8時間足です。何この爆上がり笑

この日はの早朝4時ぐらいまでbtcFXを見てたんですが、まぁ面白いこと!!

従兄弟とロングかショートかで勝負したのですが、やはり移動平均線信者の僕が勝ちました!笑
870000まで上がると踏んでいたのですが、890000までいきましたね...さすがにね...難しいよね..

4.3本の線の間隔で勢いを測れ。



他にも移動平均線を用いて相場の勢いを測る要素として3本の移動平均線の間隔の違いを用いる方法があります。



この3パターンです。つたない手書きで申し訳ないのですが大事なのは間隔であったり、傾きなのでどうか触れずに...



まずは①から、三本の移動平均線が平行になっていますね。これは安定上昇(下降)の合図でトレンドがしばらく続いていきます。



次に②ですが、間隔が広がっていくパターンですね。先程の画像をもう一度。2019/7.18

これは上昇もしくは下降相場が加速している状況です。ここからぐんぐんトレンドが勢いづいていくことを示しているのですが、移動平均線の間隔が広がっていくのがトレンドの初期なのか、終盤なのかでこの場面での考え方が大きく変わってきます。

初期に間隔が広がっていくとき、このときはその方向に大トレンドが形成されると予想できます。

注意するのは終盤での移動平均線の間隔が拡散していく時です。この場合にはここからさらに伸びる場合と、そこから急落する場合があります。

これにもロスカットが大きく関わっています。大きく上昇するトレンドがつくられるのはロスカット注文が影響すると何度も言ってきた通りなのですが、その人たちがいなくなったらどうなるのでしょうか。買いの勢いは弱まり、次第に相場は天井を突き反転し始めます。これの見極めが非常に大切です。

今後のbtcは次に説明する③に移行するまで買いポジキープがベストでしょう!


最後に③について、間隔が収束し始めるパターンです。ここまできたらもうおわかりでしょう、トレンド終了のサインです。となると考えるのは次にどの形に移行していくのかを見極め、しっかりと準備することです。

このように移動平均線の間隔からもわかることがたくさんあります。トレンドの勢いを把握してポジションを持つべきところでしっかりと持てるようになりましょう!

6.まとめ


この度は本noteをご購読くださりありがとうございました。

移送平均線を用いることで、チャートがあっという間に見やすくなるのがこのnoteを読んでもらえた皆様なら理解していただけたことだろうと思います。

三本の移動平均線から読み取れることは多くあり、位置関係や傾き、拡散具合を見抜くことができます。そうすることで、相場観を立て、トレンドを把握すると見当違いなエントリーをしてしまうということも減っていくでしょう。


このnoteが皆様の投資の土台となるものであったなら幸いです^^


これからも知識を積み重ねて勝てる投資家目指して頑張っていきましょう!!


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