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【ある生活】「の」のある生活

「の」って、なにげなくすごくない?!ということに気づいてしまった。そんな報告。。。

※国語の専門家ではないので、正しい分析やら用語についてはそちらの方におまかせします。あくまでも私が持った感想とかをつらつらと書き並べているだけです。

新しいの

「パソコンがいいかげん古くて使いづらいので、新しいのを考えてるんだよねえ」
の、「の」って、つまり「パソコン」のことを指してるんですけどね。いやぁ、この「の」って、すごい便利じゃあないですか。なんにでもなれちゃうのに「の」の一文字、一音で済んでしまうって、日本語ってどんだけ便利なの?!って、気づいてしまったんです。

あの

考えてみれば「の」って、いわゆる「こそあど言葉」のどれにでもついてくるじゃぁないですか。これもまたすごい。

「この」「その」「あの」「どの」

同じように「こそあど言葉」には「れ」もくっつくんですけどね、

「これ」「それ」「あれ」「どれ」

ところがそれにさえ「の」をくっつけられるという、

「これの」「それの」「あれの」「どれの」

いやぁ「の」って、すごくない?

のー

「の」に長音「ー」を加えると「のー」ですけど、これがまた便利な言葉なんですわw

誰かに前触れなく「のー」と話しかけると、「ねぇねぇ」の意味になります。割と親密な仲でないと使えませんけどね。

そして何かの意思表示に「のー」と言えば、それは「いいえ」の意味になります。強調を込めて「のー!」と言えば、はっきりとした拒絶の意味になります。
和洋折衷織り交ぜての用法ですけど、「の」って、便利じゃないですか?

の?

「の」にクエスチョン「?」を加えると、冒頭で述べた「新しいの」の「の」と同じ用法になるんですけど、「それがどうした?」の意味になります。

A:「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、新しいパソコンがさあ…」
B:「の?」

日常では「で?」のほうが多く使われますけどね。「の?」でもだいたい同じように通じます。
「の」って、すごいでしょう?




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