ラッコの名前の由来って?
はじめまして
はじめまして Booです•ᴥ•
3歳の頃、水族館でラッコを見てパペットを買ってもらったことがきっかけでラッコが大好きになりました。
現在、日本の水族館にいるラッコは3頭。
″ラッコってそんなに少ないの?″と思った方もいるのではないでしょうか。
かつてピーク時には日本の水族館に122頭ものラッコがいました。
日本の水族館からラッコがいなくなってしまうかもしれません。
そんなラッコの豆知識を少しずつゆるゆるお届けしていきます。
ラッコの語源はアイヌ語
ラッコはアイヌ語の″rakko″が語源となっています。
アイヌ語の″アトイ・エサマン(海のカワウソ)″が夜には使ってはいけない忌み語だったためrakkoと呼ばれたといわれています。
ラッコの意味は″海のカワウソ″
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•ᴥ•英語:sea otter
(sea:海の , otter:カワウソ)
•ᴥ•フランス語:loutre de mer
(loutre:カワウソ , de mer:海の)
•ᴥ•ドイツ語:see otter
(see:海の , otter:カワウソ)
•ᴥ•スペイン語:nutria marina
(nutria:カワウソ , marina:海の)
•ᴥ•中国語:海獺
(海:海の , 獺:カワウソ)
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各国ラッコの呼び方はそれぞれありますが、全て″海のカワウソ″の意味をもつように名付けられています。
ラッコの学名は𝙀𝙣𝙝𝙮𝙙𝙧𝙖 𝙡𝙪𝙩𝙧𝙞𝙨
ラッコに関する最初の学術的な記録は1751年、ゲオルク・ステラーのフィールドノートに記されていました。
学名は1758年に博物学者カール・フォン・リンネ(Linnaeus, 1758) がその著書「自然の体系」(Systema Naturae) に記載したことで正式のものとなりました。
元々𝙈𝙪𝙨𝙩𝙚𝙡𝙖 𝙡𝙪𝙩𝙧𝙞𝙨(イタチ属のカワウソ)として記載され、その後1777年に𝙇𝙪𝙩𝙧𝙖 𝙢𝙖𝙧𝙞𝙣𝙖(海のカワウソ)が与えられる変遷があり、1922年に現在の学名になったようです。
″Enhydra″
→古代ギリシャ語で「水の中」を表す合成語
″lutris″
→ラテン語で「カワウソ」を意味する″lutra″
″水に棲むカワウソに似ている動物″としてラッコの名前がつけられました。
まとめ
·ᴥ· ラッコの語源は アイヌ語
·ᴥ· 各国ラッコの意味は″海のカワウソ″
·ᴥ· ラッコの学名は𝙀𝙣𝙝𝙮𝙙𝙧𝙖 𝙡𝙪𝙩𝙧𝙞𝙨で意味は″水に棲むカワウソに似ている動物″
読んでいただきありがとうございました𓈒𓂂𓏸
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