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Ikinuki Cafe.

こんにちはBooです。

癌サバイバーとして少しでも皆さんのお役に立てればと思ってnoteを書き始めたのはいいのですが、癌の闘病記ばかり書いてると正直、時々息が詰まりそうになるんですよね笑。それは読んでくださってる方も一緒なのかもってふと思ったんです。なので!時々息抜き的な感じで僕の好きなことや、日々のことなども綴っていこうかなと思います。

僕は魚釣りやキャンプが趣味ではあるんですが、生粋のアウトドアマンと見せかけてジツはお家大好き人間で基本出不精な男。しかし健康のためにももうちょい運動しないとなってことで最近キックボクシングを始めたりもしてますが、何が一番って聞かれるとやっぱり僕は魚釣りが好き。

っていうことで、先日訪れた奥日光での釣行で
脳内で考えていたことを。



右手に釣竿、左手にカメラを持って山に入り
季節ごとの「色」を楽しむ。
春の新緑、秋の婚姻色、雪解けの水色。
時々足を滑らせ全身ズブ濡れ…なんて事もあるけど
そんなトラブルでさえ「マジかよ〜!」って言いながら楽しんじゃう。
アウトドアってトラブルを楽しみに行くもんだと思っていて
釣りしながら「何か起きないかな…」なんて密かに期待していたりもする。
道中のドライブから起こる予測不可能なイレギュラーまで楽しまないと損。
それが僕の魚釣り。




魚が釣れるのは勿論嬉しい瞬間です。
魚釣りに来てるんだからやっぱり魚を釣ることが目的で
早朝から暗くなるまで竿を振るという行為は
間違った時間の過ごし方ではない。
でも魚釣りが「ただの魚釣り」だけになるのも勿体無いと
最近、思うようになりました。

魚を取り巻いている美しい景観、旅先での出会い
その土地でしか味わえないもの。
全て楽しまないと、本当に勿体無い。
余命宣告を受けてからというもの
取るに足らない人生だったけど
残りの時間をどう過ごそうか悩んだ末に出した結論も



「残りの時間を思いっきり楽しみたい」でした。



生かされた今、より強く思う。



時間そのものは無限なのかもしれないけど
健康であれ不健康であれ、人一人に与えられた時間は限りがある。
歳を重ねると、そんな当たり前の事がよりリアルに
より身近に感じることになります。
だからなのか、近頃じゃ見慣れた景色でさえ違って見える。
人はいつどうなるかわからない。
だからこの瞬間を記憶に焼き付けよう。
そう思うようになった。

長い距離を歩いて足が限界だけど
この一歩の辛さや痛みすら噛み締めたい。
生きているからこそだからね。




いま頑張ってるあなたに僕ができることといえば
一杯の珈琲を淹れてあげることくらいかもしれない。
でもここに来た時くらい肩の力を抜いて
ゆっくり休んでってよ。


大丈夫。きっと今日はいい日になるよ。




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