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22才で運命の分かれ道「大井最大の弱点」を指摘されふてくされる【#僕のSofmap時代 Vol.14】

いろいろ多忙で更新できなかった、けどガンバろうっと。前回はこれ

ギリギリ高卒、18才入社で研修ポンコツからなぜか一転、

・一番仕事が速い(デキる)人を見て全力でマネる
・毎週ビジネス本を買い漁り、職場で全部実行する
・20才で店長になる
・家のパソコン(98、Mac購入、Dos/V)でビジネスソフト猛練習
・販売士2級取得に続いて中小企業診断士の勉強はじめる

知らん間にめちゃめちゃ仕事ができる人間になってた(笑)

アホパワー恐るべし(笑)知らん間に数々のビジネススキルを急速に取得してた。そんな超絶頂期(?)の22才(1994年)のとあるボーナス査定(人事評価)の面談の時に、ある事件が起きました・・。

この頃は夏と冬のボーナス査定(人事評価)の面談があって、ABCDEの5段階に分けられるんだけど、余裕のA常連、しかも会社で数名しかもらえない「S」も何度も獲得していました。正直、仕事の結果勝負では誰にも負けないよ、くらいの自信はありましたね。 #本に書いてある通りにやっただけだろ

入社してから5段階評価で「A」か「S(スーパー)」しかもらったことがない22才大井でしたが、この時上司の桜本さんから告げられたのが、、、

桜本「ええか、ちゃんと聞けよ、今回の評価はな、・・・Bや。」

大井「???・・・。」(ポカーン)


大井「え?ぜんぜん納得いかないっす。結果もちゃんと出してますよ。」
大井「え?え?え?・・・何がダメなんすか?」
大井「Aは誰と誰と誰ですか?オレよりも上のヤツ教えてくださいよ」

(※この頃のABCDEの5段階は、相対評価で各段階の上限人数が決まってました)

桜本「大井、オマエの最大の弱点はな、人材育成が出来ひんとこや。」

大井「人材育成・・・?」
桜本「オマエの部下、全員DとEばっかりやんけ。あ、Cが1人おるか。」
大井「はぁ・・・。」
桜本「育成ぜんぜん出来てへん。オマエの一番の課題や。」

まあ、そんなん今突然言われても、とこの時めちゃめちゃ思ったんやけど、確かに事実その通りでもあって、自分が店長時代に、

・移動買取センター(出張買取)
 ┗通信買取(宅配買取)も吸収して部門拡大(+人員増
 ┗中古商品化を専門化(+人員増
 ┗買取コールセンター立ち上げ(+人員増

業績を急拡大、組織も急拡大で人事部には「誰でもイイからスグに人をくれ!」と依頼してたんで、あっちこっちの部門から人事異動でよく回って来てました。こん時は優秀な人が欲しいとかぜんぜん思ってなくて、本当に誰でもOKでした。

なので、大井の頭の中は、

桜本「オマエの部下、全員DとEばっかりやんけ。あ、Cが1人おるか。」
大井「はぁ・・・。(異動前からDとEの人がうちに回ってきただけですけど・・)」

なロジックでした。(それオレの責任?みたいな)

・・・この「B」評価で22才大井は完全にふてくされてしまいました。
#いやいやBも立派に上位だぞこの天狗野郎!

実は「会社辞めよ。」って思ったのはこの時が初めてです。

会社を辞める相談で毎日誰かと飲みに行ったら・・・。

同僚の店長やら、親しくさせてもらっている他部署の先輩課長さん部長さんらをつかまえて毎晩飲んでました。「ちょっと聞いてくださいよー。桜本さんの評価に納得いかないんで、無理っすわ、もう会社辞めますわー。」

・・・ところが、この「桜本さんと大井の評価の話」を相談したらみんな異口同音で、

「それな大井ちゃん、桜本さんの言ってることが正しいで。」
「大井ちゃん、もし辞めて転職しても、おんなじ課題がスグに来るで。」
「育成がなかったら、この先(次のステップ)に進まへんで。」
「オマエ、ずっと店長でおるつもりなん?」
「大井の後釜だれ?なんで後任作ってないの?」
「エースで4番のプレイングマネージャー卒業して、はよ監督にならな。」
「出世するヤツ、だれもが通る道やな。ってことや。」

意外やったけど、目から鱗(ウロコ)、オレがアホやった!

いやーーー、100%自分が間違ってたことに気付かされました。
(今思うと周りのメンバーにも恵まれすぎてるな・・奇跡。感謝。)

よしわかった!!!今日から全集中「人材育成」や!!!

仕事のやり方を180度変えないと。(スパッと)

とにかく、スポーツ界のリーダー(監督、ヘッドコーチ)の本、スラムダンク安西監督やら、片っ端から人材育成に通じる結果を出した「監督」の本を読み漁りました。この頃は野茂イチローを育てた仰木監督やら、まあ数々の本を読み漁ってそのまま実行するのは超得意技です(笑)
何をやったらイイかはあんまりわかんないけど、何をやったらイイかがわかった時はめちゃめちゃ強いんですね。根がアホなもんで(笑)

仕事は自分でやらない。部下にやらせる。その上で結果を出す。

過保護にならない、放置プレイでもない、ええ感じでちょい絡む(←マジック笑)

今やってる基本みたいなことをこの時に知ったのかな。この事件がなければ、自分だけ(自分のやる仕事だけ)のタイプで終わってたかも。限られた小さい仕事しか出来なかったと思います。そう思うと大きな出来事でした。

そうそう、ちなみに今、監督の本で一番オススメはこの人。

名選手名監督にあらず、と昔から言われてたけど(王さん、長嶋さんあたりの時代)野村監督もすごいし、この落合さんはめちゃめちゃすごい!超超一流です!

ってなことでこの22才が第一回目の転機でした(←何回あるの?笑)

ハートにスキフォロー、SNS拡散などしていただくとエネルギーフル充電で次回作の更新がきっと早くなります(たぶん)

うーーーん、
過去を振り返りつつも、目の前、未来がもっと面白いワクワク人生であるように。
ガンバろうっと。

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