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新上司に呼び出されたら「お前が店長やれ」って突然言われた話【#僕のSofmap時代 Vol.8】

唐突ですが、昔(連載当時)からSLAM DUNK(スラムダンク)が超好きすぎて、井上雄彦先生が超好きすぎて(全作品持ってまーす)、この「僕のSofmap時代」を全31巻(=スラダンは全31巻だから!)で終わらせようと、たった今決めたなう!の超思いつきなテキトー人間アホアホ人間のオオイです。ぺこり。

今日は、18才で入社したオオイが20才になった頃の話です。前回はこちら

この頃のSofmap(大阪/日本橋)は、僕が入社した(1991年1月)時の大阪1号店、2号店、3号店の全3店舗(大阪はね)展開から、4号店、続けて5号店と全5店舗体制になっていました。(※さらにそこから1〜2年で6号店、7号店SAURUS/ザウルスと増え続けます!)ビックリ急成長なので社内の人事体制は超大忙しのドタバタ組織変更を瞬時にやってました。(組織=手段なので、この臨機応変さは今から思うと素晴らしかったと思います。これもたくさん勉強になったうちの1つかも。)

新上司に呼び出されたら「お前が店長やれ」って突然言われた話

組織変更で自分が所属する買取センターの上司が「桜本さん(こん時は課長かな)」って人になりました。大井が新人研修の時に在庫処分の電子手帳をまんまと売りつけられた1号店3階ワープロ売場の店長だった人です。#商売上手

新しく作った中古営業課(中古のグループ)だったかな、事務所も新しく作る、でも桜本さん1人の席だけなので、ひとまず5号店2階の買取センターの奥に1つ席を作りました。

で、桜本さんが来て同じフロアになって2週間目くらいかな、
「大井ちゃん、ちょっと(話が)」
「なんすか?」
「ここ来て買取のみんなの仕事っぷり見てたけど、大井ちゃんが全部仕切ってるなあ」
「あ、はい。(はよ帰りたいだけの理由ですが)」
「大井ちゃん…」
「なんすか?」
お前が店長やれ。

「店長?絶対の絶対にイヤです!」

即答で断わりました笑。なぜならばアホな理由ですが、店長になったら残業めっちゃあるやん!誰が好んで残業するかいな、な脳みそなので反射的に即答しましたが、その会話の次の桜本さんのリターン(強烈カウンター)が一枚上手でした。

「店長やったら、土曜休めるで。」

(土曜休めるで〜、土曜休めるで〜、土曜休めるで〜)
マ、マジっすか!?
「当たり前やん。店長が勤務シフト組むんやから当然休みたい日に休んだらええやん。」
「…!!!(土曜休める…!!!)」

「店長やります!」(絶対に嫌と言った30秒後)

朝令暮改どころか、この手のひら返し笑。これがアホの持つテキトーな性格の真骨頂ですね。この頃土曜の休みが超欲しかった理由は、毎週金曜日フライデーナイトはダンスでほぼ徹夜(朝までオール)だったので、いつも土曜は1〜2時間仮眠とかで仕事してて、結構キツかったんです。また土曜公休を希望で出しても店長に却下されてました(当たり前)当然このことを桜本さんは知ってたんだろうと思います。策士やわ笑

実は新設「出張買取センター」の店長だった

わかりました店長やります、から詳しく話を聞くと実は新設する出張買取部門で「ソフマップ移動買取センター」の店長ってことでした。さらに具体的な話を聞くと、店長(月の役職手当3万円)ではなく、店長補佐(役職手当1万円)で、店長見習い的スタートらしく、その後の実績で店長になれる、みたいな話でした。

はい、20才で店長(実際は店長不在の店長補佐と言う役職)になった大事件の話でした。この上司の桜本さんがこの先ずっと師匠として大井をバキバキ育ててくれます。悟空を育てた亀仙人みたいなお師匠さんです笑 ※ずっと後ですがSofmapの社長にもなっちゃう凄腕の人です

スキ、フォロー、SNS拡散などしていただくと尻尾ふりふりゴロニャンです。次回は若くして店長になった苦悩なんかをを紹介しようと思います。

うーーーん、
過去を振り返りつつも、目の前、未来がもっと面白いワクワク人生であるように。
ガンバろうっと。

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