上司先輩に嫌われずに1人だけ残業を逃れ定時で帰る方法を編み出した!【#僕のSofmap時代 Vol.6】
さてさて、第6弾は入社1年目の新人(しかもアホ)のくせに、実は同じ職場で1人だけ残業せずに定時でスパッと仕事を終わらせて帰っていた特殊事情とその方法についてバラしちゃいます。前回まだの方はこちら。
まず当時(1991年です)の就業規則で、残業代に関しては今では当たり前の個別にタイムカード計算ではなくて、まるっと「営業手当」として定額の3万円支給(2万円だったかな?ちょっと自信ない)でした。とにかく残業代は定額だったんです。(←ここちょこっと覚えておいてください)
もう毎週ディスコ通い!毎日ダンスの練習に明け暮れた!
当時、天才・たけしの元気が出るテレビ!!の大人気コーナー「ダンス甲子園」が大流行していて、ミーハーが自慢の19才大井も4人組のチームを作って踊りまくってました。有名なのはLLブラザーズとか山本メロリンQ(山本太郎氏)とかですが、僕が大好きだったのは「れいかん やまかん とんちんかん」の田中でした。このチームはめっちゃキレッキレで高速オシャレダンスがカッコ良くて(その分超難易度高いんだけどw)、夜のスーパーの駐車場とかで、自販機近くのガラスに反射したところ鏡に見立てて鬼練してたなぁ(懐かしいし今となってはめちゃ恥ずかしいw)
そうそう、入社してすぐは和歌山県から南海高野線で電車通勤してたんだけど、そもそも「大阪で1人暮らし」するためにSofmapに入社したので、もちろんすぐに引っ越しました。入社の話はVol.1のこちら
難波から歩いて帰れる西成区花園町で一人暮らし!
1991年3月には引っ越し完了。ディスコで夜に終電逃しても歩いて帰れるし、会社(堺筋線恵美須町駅)にも歩いて20分くらいかな、支給される交通費浮くし(本当はやったらあかんやつ…。ごめんなさい。)、一緒に踊る仲間も大国町とか近場でした。家賃は5〜6万円のワンルーム。引っ越し終わって住み始めてから、「ニシナリ治安悪いのによう選んだな」ってそこで初めて暴動があったりする街だと知りました。(自分は育ちが良くない方なのでぜんぜん平気やったけど、確かに皆が住みやすい街とは言えない環境でしたね)
仕事よりも大事な用事があるから「定時」で必ず帰りたい!
だってSofmapに入りたいから入ったんじゃなく、ディスコ通いをしたくて、大阪で一人暮らししたくて、そんでバイト探してたら、たまたま偶然Sofmapに社員として入社しちゃっただけで、11時-20時の、20時以降は1分も残業したくない、必ず20時で仕事を終えて、次のダンス練習またはディスコに行きたい、それが最優先のただただ踊りたい毎日でした。そのために維持費、衣食住で最低限稼がないといけない、その手段が仕事で、たまたまSofmapなだけでした。
参考までに当時の平均残業時間ですが、お店やフロア、部門単位でもちろん違いがありますが、〜21時だと早い方、〜22時が普通、〜23時終電近くもけっこう多かった、な印象です。そんな中、定時の〜20時残業なしで速攻帰りたかったんですね。(まあまあハードル高い)
でもみんな残業するのに1人だけ早く帰るわけには、どうしよう?
職場仲間の先輩や上司とギクシャクはしたくない、むしろみんなから好かれたい仲良くしたい性格(八方美人タイプ)なので、「どうしたら気持ちよく俺だけサッと消えるか?(忍者のように笑)」を考えます。
▼なぜ帰れないか?
┗20時でまだ仕事が残っていて、その残っている仕事を片付けないと帰れない
▼ならば、残ってやる仕事(の大井の分)を、定時内でやっちゃえば?
┗20時で仕事(の大井の分)が残っていなければ、帰れる。
▼2時間分の仕事量を、通常の8時間の中に加えて高速でやればイイ?
┗つまり10時間分の仕事を8時間で終了させれば、20時時点で残りはゼロ(大井の分)
▼どうやって高速処理する?
┗1つ1つの業務を細かくリストアップして時間を測って改良していこ。
▼先輩や上司にはどう説明する?
┗ストレートに「ダンスしたいから20時で上がる、けど11-20時は倍速で誰よりもトップスピードで働きます!よろしく!ニコ&ぺこり」
当時独自で生み出した技、高速買取受付二刀流!
買取のカウンター業務は、「受付」と「査定」が複数(4〜6窓口くらい)、支払い窓口は1つでした。普通は、整理券の呼び出しをして、1名のお客さんを受付して本人確認(免許証とか)、品物の査定、伝票作成し、支払い窓口へ誘導して、そのお客さんは完了となり、次のお客さんを呼び出します。これが一般的なスタイル。1対1の基本形ですね。
この業務フローは無駄な待ち時間がいくつかあって、それを無くして短縮したいな、もっと高回転で1人で倍速の仕事をしたいな、と大井が編み出したのが「二刀流!」です。
(1)1人目のお客さんを呼び、本人確認書類を持っているかを聞きます
┗最後に聞いてもし無かったら買取出来ないので一番時間の無駄になる
(2)品物を出してもらい、こちらが査定に入る時にカウンター右側半分で「伝票記入」してもらいます(名前、生年月日、住所、電話番号と古物法で必要な情報)
(3)ここで、2人目を呼び出します。←これが二刀流!☆
(4)カウンター左側半分で同じように本人確認、品物を出してもらい、伝票記入してもらいます
(5)その時、2人目に口で説明をしながら、手の方は1人目の査定(箱から開けたり買取金額調べたり)を同時進行です。←1対2の対応
(6)1人目に査定結果を伝え、支払い窓口に誘導(1人目完了)
(7)すぐさま3人目を呼びます。空いたカウンター右側半分へ
(8)(4)〜(7)リピートです。常に二刀流!
これだと例えば4人で受付&査定やってて、他のみんなが1日で30人くらい処理してるころ、大井だけは60人くらい1人で処理しちゃうわけです。まさに倍速の働き。(シャアは3倍やから、あかんもっとや、って感じでした。アホですね〜笑)ちなみに買取の70%くらいを占める人気買取商品の買取価格は全部覚えるようにしました。買取価格を調べる時間を短縮したかったので。(探したり、調べたり、間違えたり、めっちゃ無駄な時間やん)
勝手に独断で業務改善(スピードアップ)をしまくった結果・・・
もともと、自分1人だけがみんなより早く帰れる口実として、
「残ってやらないといけない業務を工夫で20時までに終わらせる」
で始めた勝手に独断で業務改善が、自分のためだけにバシバシやってみると実はまわりの先輩たちもみんな早く帰りたかったみたいで(笑)、結果として、買取センターはほぼ全員はよ帰る(店長と一部先輩は残って仕事してました)になりました(笑)
買取センターの業務は、買い取った商品の「商品化(中古売場に陳列できる状態)」までが当日の作業でした。当時この商品化が残業のメインでした。もちろん、20時までに全品商品化まで終わらせる業務改善もやっちゃったり、違算を起きなくしたり、集計業務を簡素化したり、全ての業務を網羅しつつスピードアップさせ、そして残業を無くし(潰し)続けました・・・、
そう、
ただただダンスがしたい、
はよ終わってディスコに行きたい、ただただそれだけの為に…。
はい、次回はそんな遊び大好きダンス大好き次は1年後の20才になった大井くんにある事件が起きます(!?)
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うーーーん、
過去を振り返りつつも、目の前、未来がもっと面白いワクワク人生であるように。
ガンバろうっと。