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お客さんのご自宅で査定、完全アウェイの出張買取業務で本当に数多くを学んだ話【#僕のSofmap時代 Vol.11】

20才(1992年)→22才(1994年)のころの話を前々回「Vol.9」で書きましたが、そのころ店長と同時に現場業務もバリバリやってた(プレイングマネージャー)ので、今回は現場業務の方の話です。前々回はこちら

パソコン出張買取します!(Sofmap移動買取センター)

当時、新設された出張買取サービス部門で、「Sofmap移動買取センター」って名称で東京と大阪でスタートしました。大阪では、主に関西地区(大阪市難波区を起点に車で片道90分圏内くらいの設定だったかな)のお客さんのご自宅(法人さんだと事務所)まで車に乗って出張して、その場でパソコンを査定(動作チェックや付属品、状態確認)し、買取金額がOKならそのままパソコンを引き上げる(※安全上の理由で買取代金は後日振込でした)仕事でした。

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当時の写真(真ん中が大井)、カラオケボックスで曲選びはバリバリ本ですね笑(左はディスコ仲間Oさん、右はH先輩)懐かしい〜!

完全アウェイの洗礼!現場では機転を利かせる思考力と判断力が必須!

もう毎日が地獄のトレーニングみたいなもんでしたよ。出張買取業務。なんせお客さんのご自宅に直接伺うわけですから、そりゃあ完全アウェイです。先に電話で注文を受け、一通り作業の流れ(動作チェック、査定、後日振込)を伝えてますが、まあ、現場ではアクシデント・アクシデント・アクシデント(罠・・)だらけ・・。

▼時間の調整(何時に伺う、変更したい、何分で作業終わるか、など)
▼動作チェック(聞いていない、家にあがらせない、玄関や駐車場でチェック、ペットに噛まれるなどなど)
▼査定金額(安い、受付と違う、などなど)
▼後日振込(聞いていない、商品の引き上げと同時にしたい、などなど)
▼下取り交換(設置してくれ、初期不良は当日交換してくれ、などなど)

出来ないことは「すいません!出来ません!」と即答する

完全アウェイで、訪問時間も限られている状況なので、ここで一番学んだことは、
(1)出来ることは今すぐに笑顔でやる!(ハイ、喜んで!)
(2)出来ないことは「すいません!出来ません!」と即答する
これです。
NGワードは、「それは私ではちょっと・・・」「ではどうしましょうか・・・」などの対応をやってる暇がない(笑)ほとんど全責任を持って決めるのが一番でした。(出来ない相談をもしかしたら出来るかも、とするのが一番厄介でした。これは経験の中で学びました)

実際、1つの車両で、だいたい1日に3〜5件の出張買取をやっていました。大阪は1車両から最大3車両まで拡大。1号車が京都方面、2号車が神戸方面、3号車が奈良&和歌山方面という具合に、近いエリアで順番に数多く回れるように段取ってました。時間との戦いでもあったんですね。

いろんな家といろんな人間がいる。”商売”って面白い。

毎日3〜5件、初めて会うお客さんの家に訪問して、家の中に入り、パソコンの買取査定をしながら、お客さんといろんな話をして、パソコンを買い取ったり、下取り交換をしたり。

・めっちゃ怖い人に一方的に叱られたり
・めちゃくちゃ喜んで褒めてもらえたり
・すごい優しい感じの良い人に会えたり
・まったく理解不能で理不尽な要求をされたり
・質屋さん訪問して仲良くなってネットワーク(人脈)を作れたり
・他にも盛りだくさん・・etc.

世間は広く、いろんな家(家庭/仕事)といろんな人間がいることを、20〜22才でたくさん知れたのは今となっては大きな財産だと思います。これって、引越屋さん、エアコン設置や水道工事屋さんなどの訪問営業を経験された方なら、あるあるなのかも知れませんね。

学校では教えてくれない「お金」と「接客力」を学んだ

日本の学校教育(家庭教育もかな?)って、「お金」の”稼ぎ方”や”使い方”を一切教えてくれない。(貯金しなさい、倹約しなさい、なだけ)それと、社会に出てすごい必須スキル「接客」についてもまったく教えてくれない。(ほんとニッポンの教育は何かがずれてると思う・・。)

この頃(18〜22才)の毎日の体当たり仕事(完全アウェイの出張買取)によって、失敗ばかりしながらも七転び八起きで「お金(経済)」「接客(人間)」をたくさん学ぶことが出来ました。正直思い返すとめっちゃキツかったんで今もう一回やれと言われると絶対嫌です(笑)

ではでは、今回はこのへんで。
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よろしくお願いします!

過去を振り返りつつも、目の前、未来がもっと面白いワクワク人生であるように。
ガンバろうっと。

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