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Who am I?

自分って他人だと思う。

なぜそう思うかって?

親から。絵本や小説から。テレビや友達から。先生や先輩から。上司や同僚から。有名な識者や芸能人から。

今まで全て関わってきた情報で蓄積された価値観

ってつまりそれは他人が喋ったことで形成されたものだから。

今まで生きてきた中で触れた物体や価値観で形成されたから。

だからそれはつまり、他人ではないのか?

だけど世界中どこを探してもクローン人物は存在しない、自分という価値。

だから特別なモノって思いたい。誰だって生きてれば尊重されたい。

なんせ、今や個人の発信力が増してる世の中だもの。余計に自分という価値をアピールできる。

自分=オンリーワンだ。素晴らしいじゃないか。

しかし他人から見れば所詮、自分は他人なのだ。他人は自分に興味も無ければ、ただの他人だ。

そうか。要は自分という物体をどの視点、角度で見るかの話になってくるのか。嗚呼ややこしい。

無論、自分は他人にはなれない。

けれど、他人、ここで言い換えるならば身近な人物と同じような分類に属している。だから自分はオンリーワンではない。

嗚呼、もう仮定を置かなければ拉致が開かないなあ。 

ともかく、他人というエキスを吸収したスポンジが自分だとは思う。Who am I ? Who are you ?