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探偵はもう、死んでいる。【感想まとめ】
2021年7月~9月(https://twitter.com/i/events/1412937019546693633)
1話
探偵はもう、死んでいる。 1話
— Boo!💙💛 (@boo_hit) July 4, 2021
名探偵と巻き込まれ男子
奇妙な邂逅、独特なテンポと温度、そしてスノッブで癖の強い会話劇
人を選びそうな作風と、けれど魅力的なラブコメ要素
何とも捕らえ処のない視聴感に惑った処で浮上するタイトルの意味
此処で構成の妙に完全に心摑まれた…視聴決定!#たんもし pic.twitter.com/uiJPrgstTj
2話
探偵はもう、死んでいる。 2話
— Boo!💙💛 (@boo_hit) July 11, 2021
探偵を喪った助手と、心臓の主を探す少女
キュートな名探偵に、ド派手なアクション、スノッブな会話劇と、奇矯なキャラ、現実を超えた展開…そんな第一印象から最初の2点が消えた今、彼/彼女はその穴を埋められるか?
現状その損失は大きいが、此処からに期待#たんもし pic.twitter.com/WxjFQcsvse
3話
探偵はもう、死んでいる。 3話
— Boo!💙💛 (@boo_hit) July 18, 2021
会話劇と辛辣な女性陣に西尾維新的作風が顕著で、故に個性は見えても、目新しさを感じ難い印象
反面、夏凪のアイデンティティが先人(亡き名探偵)の影響下に見える構図が作品の位置と合致し、其処から脱し、自己の確立なるか?の興味が強調されているのが面白い#たんもし pic.twitter.com/4mufphVmJ9
4話
探偵はもう、死んでいる。 4話
— Boo!💙💛 (@boo_hit) July 25, 2021
斎川の真意や、助手のブラフ等、ミステリ的仕掛の面白さを感じるが、情報提示の順序(後出)や感情移入の猶予を与えぬテンポが拙く、個人的には僕の様な原作未読には不親切なアニメに思えてしまいます
回想でも、シエスタでテンション上がるのが我ながら現金だw#たんもし pic.twitter.com/A4gntEUfm9
5話
探偵はもう、死んでいる。 5話
— Boo!💙💛 (@boo_hit) August 1, 2021
シエスタとの日々…
探偵の運命を知るだけに、あからさまではあるが"この旅がいつか終わる時…"や"信じるのは一人…"といった台詞が感傷的に映えるのがイイ
事件は何でもあり故に、最早傍観するしかないので、僕的には"3大欲求が強い"話を掘下げて欲しいなぁw#たんもし pic.twitter.com/XvPB5LWQIy
6話
探偵はもう、死んでいる。 6話
— Boo!💙💛 (@boo_hit) August 8, 2021
軽薄な会話劇もシエスタとならば何処が楽しげで、本作に於ける探偵の存在の大きさを端々に実感出来るのが良い
他方、聖典こそ意思と語るヘルと死が定められている探偵
メタ的に、両者の存在意義そのものがこの書物(物語)に支配されている様に見えてしまった…#たんもし pic.twitter.com/5v2kA0iKkF
7話
探偵はもう、死んでいる。 7話
— Boo!💙💛 (@boo_hit) August 15, 2021
ゆうべはお楽しみでしたね…回w
探偵代行少女との日々、名探偵との甘い一夜
表層に過ぎぬモノに惑わされず、本質を…と助手は宣うが、本作今回の本質は何か??考えられぬ程にメロンな表層に釘付けの一話
たとえ助手の顔は忘れても、この回のシエスタは忘れないw#たんもし pic.twitter.com/oNfdZBqx8t
8話
探偵はもう、死んでいる。 8話
— Boo!💙💛 (@boo_hit) August 22, 2021
事件の真犯人は…
盤上の駒が少ない故に驚きこそないが、ラブコメ的すれ違いの中で進展させる事態と、関係性の中で探偵と助手、スタンスの違いを見せる展開が光る一話
助手の青さは鼻につくが、その行き方の違いを"それで良い"と認めるシエスタに救われる引き#たんもし pic.twitter.com/h2zgOmaQ3V
9話
探偵はもう、死んでいる。 9話
— Boo!💙💛 (@boo_hit) August 29, 2021
探偵は遂に、死んだ??
ヘルを圧倒する絆を見せつけつつ、"またいつか"はもう来ない等、"その時"の到来をしっかり予感させる展開がベタながら好ましい
他方、物語が既に何でもアリになり過ぎて、簡単に復活も出来そう…と思えてしまうのは大丈夫なのだろうか?#たんもし pic.twitter.com/RszvUrJwzv
10話
探偵はもう、死んでいる。 10話
— Boo!💙💛 (@boo_hit) September 5, 2021
約束の海へ…
久々の現在に、感情が追い付かぬのは時系列操作の負の側面か
一方、意思を継ぐ夏凪と助手であり続ける主人公
探偵という喪失に藻掻くのは彼等だけでなく、僕という視聴者もやはりシエスタの影を物語に求めてしまう…そんな感覚の共有が面白い処#たんもし pic.twitter.com/JAtwow1LdL
11話
探偵はもう、死んでいる。 11話
— Boo!💙💛 (@boo_hit) September 12, 2021
既に何でもあり故、命懸けの戦いに緊迫感を得られないのが残念
他方、探偵は依頼人の利益を、助手は依頼人の命と、何より探偵の意志を守る…という独自の定義と矜持が描かれているのが良い
夏凪は?ヘルは?…探偵の復活というアニメでの着地点を予感させる引き#たんもし pic.twitter.com/N3F9GDyCj6
12話&総括
探偵はもう、死んでいる。 12話&総括
— Boo!💙💛 (@boo_hit) September 19, 2021
原作(未読)の人気や魅力の一端に触れる事は出来た…という印象
探偵とは智の人であると同時に、ホームズ以来ヒーローかつ物語を統べる者でもあり、本作は後者2つの探偵像を拡大し、先人も行った"探偵の復活"を今風のテイストで再現した点に独自性を見た#たんもし pic.twitter.com/f1azNjZ9sw
#たんもし
— Boo!💙💛 (@boo_hit) September 19, 2021
シエスタが出ぬ落胆と登場の喜び
これらは探偵を求める我々の思いそのもので、物語を統べる者が居ぬ間の虚しさや、復活への渇望…それに足る探偵像を創出した点に本作の魅力を実感
まぁ、それは原作の魅力で、アニメ版独自の魅力を聞かれると、やはり"キャラが可愛かった"になってしまうが… pic.twitter.com/yDJW5on6gd