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切り抜き動画を作ってみた意義

先日、『1週間「ニセモノ」をやってわかったこと』と題して、ニセハモリチャレンジを作成した経緯ややってみて考えたことなんかを書きました。

そしてその「ニセハモリチャレンジ」が、堤さんご本人に知られており、何より「リスペクトの気持ちでやっている」ということが届いていて、簡単に言ってしまえば「公認」のような形を頂くことができました。
(余談ですが、YouTubeではチャンネル登録をして通知をONにしていても普通の動画と違ってショート動画に関する通知は来ないのに、「ものまねのショート動画が勝手に本人のおすすめにサジェストされてこんなに早く本人に届く」ってエグいなって思いました)。

今回はその時の配信での該当箇所について切り抜き動画を作成した、その意義について書きたいと思います。

作成した切り抜き動画はこちら

元のLive配信アーカイブはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=roOOhTQK7i8&t=1014s


■1. 自分の気持ちを消化/昇華する

勝手にやってたニセハモリチャレンジ、以前にもハモチャレ仲間とのゲーム配信をなぜか知ってくださっていたりしたこともあり、おそらく確実にご本人は知っているだろうなぁとは予想していましたが、正直、やってみようという姿勢だったりをめちゃくちゃ褒められるか、下手の横好きクオリティ(かつ勝手にやっていることを)ガチで説教されるかのどっちかだと踏んでいました。知ってくださることや、話題にしてくださることについてはものすごくドキドキしていたのですが、例え止めろと言われてでも早くご本人がどう感じたか知りたいという気持ちもありました。そんな中、ニセハモリチャレンジを知ってくれているリスナーさんがコメントで話題に挙げてくれたという経緯です。

もう何も手につかず配信を見ていたのですが、

「すげぇなって思いました」
「ニセモノっていうより、インスパイアというかリスペクトというか」
「公認って感じです、僕が」
「僕は結構嬉しい気持ちでいっぱいになりました」
「クオリティとかじゃないんすよ、気持ちなんすよ」

 
っていう堤さんの言葉や、意外とリスナーさんにも知れ渡っていたり、ニセハモリチャレンジを欠かさず見てくださってるリスナーさんや、公認なら見てみたいというリスナーさんもいらっしゃって、控えめに言ってむちゃくちゃ嬉しかったです。

堤さんもリスナーの皆さんもみんな心の広い方ばかりで大変感謝しているし、一つ一つの言葉が嬉しかったです。しかし公認より嬉しかった言葉は実は「すごいがんばってますよ、ほんとに」というところだったりします。「頑張ってると思います」でも、私に対して「がんばってますね」でもなく、第三者(他のリスナーさんのコメント)に対する「(ぶーちゃんは)すごいがんばってますよ」、べつに頑張ってやっているつもりではないですが、自分のやっていることを見てくれていること、受け入れてくれていること、安心に似た気持ちもあったし、同時にもっと頑張らなきゃなという気持ちにもなりました。

で、嬉しいので、配信アーカイブの当該箇所をやっぱり何度も何度も見てしまうんですけれども、あんまり見すぎてYouTubeの「最も再生されている箇所」みたいな山型グラフがここになったら、私が繰り返し見てるみたいで恥ずかしいし(自意識過剰です)、何より、自分が前に進む足枷になると思いました。

もちろん嬉しかったことには浸りきってから前に進もうと思うので、嫌というほど聴けるようにここを題材に動画編集をしようと思ったのもあります。しかし結果的には「自分がやめようと思ったときにかえってくる動画」を作ったと思っています。

■2. これまで先延ばしにしていた動画編集に手を付けること


細々、マイペースではありながらYouTubeを少しはやっている以上、動画編集に以前から興味はあったし、これまでもやっていなかったわけではありません。
しかし、あまり芸術的センスがなかったり地道な作業が苦手だったりというのもあり、「動画とかでいくらでも編集の仕方学べる」とは言え何からやっていいか分からないし、とか、続けるか分からないのに有料のソフトを使うのも…とか様々な言い訳を自分の中でしてきました。

これまで出してきた動画の編集はパソコンを使わず、有料のソフトやアプリも(ほぼ*)使わず、手持ちのもの(iPadとスマホ)でできる範囲でやってきています。
*無料のソフトやアプリの有料コンテンツ(アプリ内課金)を使用したことがあるので「ほぼ」としています。

しかし自分の好きなゲーム配信者の切り抜き動画を見たりすると、やっぱりこういうエフェクトいいなぁと思ったり、自分が動画を作る時もこういうエフェクト入れたいな、等と考えることが増えてきて、一念発起して一回ちゃんとPCでソフトを使ってやってみようという気持ちが最近高まってきており、周囲にも使っているソフトを聞いたりし始めたところでした。
その中で分かったのが、安価ではないがきちんとやりたいと思ったら(仕事を受注できるレベルで作れる)Adobe Premiere Proが良いという意見が大多数だということです。見よう見真似での動画編集しかしてきていない(おそらく今後もそうであろう)ような人が手を出すべきか悩んだり、しかし他の少し安価なものだと自分の使いたいエフェクトが作れるか分からない、そんな中での今回の切り抜きです。

「自分で何度も返ってきたくなる動画を作るんだったら、自分の思い描いたものが作れるようにやってみよう」

というわけで一念発起してAdobe Premiere Proをダウンロード、使い方等は事前に動画や資料で少し勉強していたので、必要な部分を確認しながら作業をしました。今回の切り抜きは1分半程度ということで、この程度だったら作業が複雑で難しくても、挫折せず最後まで完成できるだろうというのも、今回がうってつけのタイミングだと思った理由の一つです。

そして、初めてのPremiere Proでの動画作成を一通りやるという目的を念頭に置いたため、知っておくと便利な機能は一通り、そこまで必要でなくても敢えて使って網羅するように意識しながら作業をしました。

実際に行った主な作業や使った効果↓

(・ソフトインストール、設定)
・元動画のカット
・テロップ作成
・表作成
・カラー、明るさ調整
・音楽・SE追加(エンディング音楽は自分で作曲、生演奏)
・エッセンシャルグラフィックのエフェクト(ビデオトランジション等)
・キーフレームを使ったテロップや表のエフェクト(動かすエフェクトのこと): 震えるテロップ、大きくなるテロップ、伸びるテロップ
・スローモーション挿入
・ピクチャーインピクチャー(やろうと思って忘れました)

全くの動画編集素人が、PCへのソフトダウンロードやAdobeのアカウント作成から、動画を作り終わって書き出しまでが(食事等を含んで)7時間弱なのでおよそ6時間というのがリアルな数字です。自分のスケジュールの中では10時~22時という12時間枠で考えていたので、総じて予定よりスムーズだったと感じる一方、細かい部分で言えば、たった2分弱の動画でもテロップ作成が一番時間がかかるし地道で面倒で地味な作業だと実感しました。

でも、楽しかった。
音楽も絵も、こうして文章を書くこともそうだし、仕事でもよく感じることだけれども、自分は多分「思い描いたものを作る」のが好きだし、割と自分に合っていると思う。テレビ局の人みたいな専門の人でないとイメージしたような動画なんて作れないという気持ちもどこかにあったけれど、もちろん100%理想ではないけれど、ここまで素人でもできてしまうなんて、Adobe Premiere Proの値段も合理的というか手頃だともちょっと思いました。

■まとめ

当初1週間でやめようと思ってた「ニセハモリチャレンジ」、今回の一件でもっと続けてみようと考えたはいいものの、なんせ行き当たりばったりだし、続けるのが苦しくなることが(割とすぐに)あると思うけれど、そんなときに自分で作ったこの動画に帰ってきたいと思います。継続することが大事だけれど、継続することは連続してやることではないから、だから、やめようと思ったときに完全にやめないでまた前を向いたり、歩き出せるように。

そして、動画編集に関しても、今「動画編集を副業にしよう!」とか「継続的に何かのチャンネルの切り抜きをしよう!」とか考えているわけではないけれど、今回一通りやってみて、自分が作りたいと思ったものをある程度作れるようになったということが非常に大きいと思っています。だから、これからの自分の動画編集の時に、これまでできなかったような自分の作りたい動画に少しでも近づけたり、思い描いたものに近いものが作れればいいなと思います。

(一番参考にさせてもらっている方からFilmoraを勧められたのに、結局自分を曲げれなかった)、 相変わらず頑固なぶーでした!
おしまい!


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Boochan
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