副業で物販を始めるにあたって自己資金が超重要だよって話と資金の作り方
皆様ごきげんよう。
家ではブタと呼ばれているブタコブラNXです。
けっこうこの名前、気に入ってるのです。
さて、本日は「物販を始めるにあったて自己資金が超重要」だよってお話です。
昨今、副業ブームもあって、一般のサラリーマンでも副業をしている人が多いのではないでしょうか?
これから始めたいと思っている方、物販を選んだのはとてもセンスが良いですね。
現在は撤退をしていますが、2021年に副業を開始し、初年度で年商2000万円を無在庫物販で売上げました。
けっこう片手間でやっていましたが、利益で年間450万ほど稼げていました。
こんな成果はガチ勢の方々からしてみれば、ハナクソみたいなもんだと思いますが、自分なりにはぼちぼちよくできたほうだと思っています。
前置きはこれくらいにして、本題の「自己資金」についてのお話です。
無在庫でやればほとんど自己資金はいらないのでは?
おっしゃるとおり。
無在庫でやれば実際資金はいりません。
どのプラットフォームを使っても今は割りとすぐに入金されちゃうからです。
なので支払いまでに着金しないってことがあまりありません。
ただ、この「無在庫」ってのが曲者なのです。
すでに
・ヤフオク
・ヤフショ
・メルカリ
・Amazon
等の国内のプラットフォームでは無在庫はほぼほぼできないと思ったほうが良いです。
※実際私が年間2000万円売り上げていたときの8割は無在庫でした。
業界的には無在庫転売の規制は強まる一方です。
ツール代や時間をかけてもいつまでアカウントが持つかわかりません。
だったらBASEやカラーミーみたいな制約のない自社サイトでやればええがな?って思うかもしれませんが、集客力0の自社サイトではまずアクセス自体があつまりません。
Twitterやインスタ等の外部メディアの運用をしっかり実施して、自社サイトにアクセスを流すって仕組みを時間をかけて構築しなければ、自社サイトではまず売上は立ちません。
何より初めての売上が上がるまでに心が折れてしまう人が大半だと思います。
日本でだめなら海外でやればいいんじゃ?
そうですね。
その発想自体はあっていると思いますし、実際に僕もやりました。
そう、「ebay輸出」ってやつです。
ebayは国内のプラットフォームに比べてかなり無在庫に対しての規制がゆるいです。
国内、海外に関わらず、無在庫でやるってことは2つくらいのやり方しかありません。
・数万点とかって規模までとにかく出品しまくる
・ちゃんとリサーチをしてストアコンセプトを決めてやる
基本このどっちかです。
ご存知かもしれませんが、ebayはリミットアップって制度があって、最初は500ドル/10品とかしか出品できません。
販売個数や販売金額、アカウントの評価によってリミットがアップしていきます。
このリミットアップがそこそこいばらのみちなのです。
成功している方々は、いとも簡単にやったように見えますが、実際はめっちゃ大変なんです。
なので、必然的に最初のリミットアップの段階では、ほぼ利益0でリミットアップのためだけに仕事をすることになります。
数万ドルのリミットになるには少なくとも3ヶ月位はかかります。
その期間はタダ働きです。
なんとか、数万ドルまでリミットアップができたとしても、数万点出品できるほどのリミットにはなりません。
ある程度リミットがアップしてくると、安いものだけ販売をしていても、リミットが頭打ちになります。
それなりの単価のモノを扱わないとリミット自体が上がらないのです。
ただ、単価の高いモノは売れづらい。そうするとコンバージョンレートが下がり、リミットアップし辛い。
こうゆうループに陥ります。
ebay以外にも、韓国クーパンやshopeeやLAZADAとかもあるにはありますが、現時点であまり情報がなく、実践するにもかなりハードルは高いです。
なぜ自己資金が重要なのか
国内の無在庫はほぼ壊滅。
海外での無在庫はそもそもハードルが高い。
物販で残る選択肢としては
・有在庫
・自社ショップでの無在庫
このどちらかになります。
※言い切るかのように書いちゃってますが、実際はうまく国内で無在庫をしている人も存在しています。ただ、私はそのやり方を知りません。
有在庫
おわかりの通り、商品を仕入れてから売ると言う方法です。
有在庫のデメリットは、もちろん売れなかった場合在庫になってしまうというところです。
また、国内仕入れの国内販売ってのもできなくはないですが(これはいわゆるせどりですね)基本的には、海外販路の方が価格差をとりやすいです。
割りと真っ当な方法ですが、無在庫と有在庫をミックスしてやるのが一番良いでしょう。
そして有在庫の一番のメリットは、差別化ができるってことです。
実際、ebayで無在庫をやろうとすると、もうすでにメルカリのように定価で買える商品はすでにライバルが出品しつくしています。
もしメルカリにある商品で且つebayにすでにライバルが出品している商品を、ebayに出品をすると、ebayの顧客から
「なんで別の出品者から同じ商品が2つ出品されているんだ?」
ってなメールがそこそこきます。
完全にこうゆうのを無視して、たまたま自分から買ってくれるのをまつってのもありなんですが、それには数万点規模の出品が必要なんです。
じゃあどうするか?
たくさん売れていて(商品の回転率が良く)
価格差がある(利益が取れる)
ライバルが出せない商品(有在庫)
を出品する。
これができれば良いわけです。
扱う商品のカテゴリーを決めて、価格差のある商品をリサーチをし、ビットマシーンとかでひたすら入札をして、相場以下の金額でのみ仕入れをする。
事前にリサーチ済みで、ある程度商品の回転率が高いので、長くても2週間程度で売れていく。
これを有在庫で回すとなると、大体自己資金の3割程度の利益が見込めます。
なので仮に自己資金が100万だった場合、30万の利益って所です。
ただ、これは自己資金をすべて仕入れに回した場合なので、そこそこ度胸が必要です。
って思うじゃないですか?
ここに相当な心理的ブロックがあるので、ほとんどの人はできないんです。
心理的ブロックとは?
多くの人は、100万円仕入れたら、最大100万円損失を出してしまうんじゃないか?って考えます。
100%そうならないとは言いませんが、99%ありえないです。
会計的な考え方で言うと
100万円の現金が、100万円の流動資産に置き換わったと言う状態です。
流動資産なのだから現金化しやすい資産ということ。
仮に、リサーチに失敗して、相場を完璧に読み間違えてしまったとして、100万円分仕入れた商品の価値が0円ってことがあり得るでしょうか?
きちんとリサーチをしたのであれば、おそらく10~20%位は損をする可能性はありますが、仕入れた金額全部が損益になるということはまず考えられません。
仮に100万円仕入れてすべて売りきったときに、売上が80万円だったとすれば、損益は-20万円です。
上記はかなり悲観的なケースで、普通に考えれば利益がでたものもあって、損失が出てしまったものもあるって状態になるのが普通です。
なので100万仕入れで100万売上ってのは割りと現実的なのです。
上記の例で言えば損益はプラマイ0です。
ただ、100万の仕入れを行ったこと、そして100万円分の販売を行った経験が増えます。
もうこれは相当価値のある経験としか言いようがありません。
結論:無在庫はもう無理なんで有在庫やるためにも自己資金が必要
結論はこれに付きます。
ここでいう無在庫はあくまでプラットフォームでの無在庫ですが、無在庫がまだまだ稼げるのであれば期間限定だとしてもやるべきです。
ただ、状況的にはもう相当厳しいです。
自己資金があれば、そもそも選択肢が増えます。
物販だけではなく、いろんな事業に取り組める可能性が増えるんです。
なので、とにかく自己資金重要。
すでにある程度資金があるって方はその資金を使って、スモールビジネスを始めるのがおすすめです。
ただ、結婚していたりすると、自己資金なんてマジで貯めらんないし、そんな時間もないって方がほとんどです。
副業を始めるにも自己資金がないとなると八方塞がりです。
って方の為に、別のノートで「資金つくり」について書いたノートがあるのでこちらをよろしければ御覧ください。
【副業初心者向け】サラリーマンが楽してゆるく月三万円稼ぐ方法
https://note.com/boo0308/n/nc8c928bd9466
あざした!