山への想い
ついに40歳の折り返しに立ってしもた。
日々、仕事(不動産業)をしつつも茅葺屋根の再生をしてみたり、ゲストハウスを作ってみたりして、なんかしら興味があって、おもろそうなことを常に追いかけてきたような気もする。仕事は仕事で、歴史のある古民家に出会ったり、自分では考えつかないような活用方法で活かしたいという人に出会ったり、ほんとに人の出会いは面白いなと感じる。
そんな中、タイトルにある『山への想い』
またなんか変なことをという感じかもしれないが、その通り!今は、山に入って木を切り、自分なりの『いい山』を作っていきたいと思っている。なので、貸してくれるか、売ってくれるか、山があれば検討したい。
そもそもなんで山なん?
自分は元々ハウスメーカーで住宅販売の営業をしていて、しかも鉄骨系…。余計に関係ないやん!ということになるが、まあまあ…。ふと感じる、ふと思ったこと、って色々ときっかけになるもんよ。話を戻すと、自分の家の室内をぼけ〜と見渡してると今のフローリングはノンワックスが当たり前に出てて、その材質は、ダンボールみたいなもんに木目調樹脂シートを貼ったもの、建具もMDFかなんかに木目調シート貼り、クロスは安定のビニールクロスやな〜、と。
あれ?ウチの家、ビニールハウスやん!
木目調シートってビニールやし、クロスも当然。生きた木材は一切使用してない。これは、ちょっとやばいな…。となんか思いはじめて調べたのがきっかけ。いつからこんなことになったんやろな。ちょっと前まではフロア材でも無垢ではないにしろ、木材として使っていたし、建具も同じく。クロスはまあまあ前からビニールクロスが一般化しはじめたけども。なんか、無垢のフロアに木のドア、壁には漆喰、なんていう家は贅沢な家。みたいな風潮になってしまってるな。
一般的な木造系の建物でも輸入材の2✖️4やプレカット材、棚を作るといえば、集成材。日本の木はどこにいったんや。これは、ちょっと調べんとあかんな!ということがきっかけ。
日本の森林率は67%と世界でも有数の森林大国。四方をぐるっと海に囲まれて温帯地域にある為、湿潤で多種多様な樹木が育つ環境らしい。なのに林業衰退で木材の活用がされていない。全然山のことに詳しくない自分からしても日本の木を使うのは高い。という刷り込みが普通にある。こんなに潤沢に木があるのに輸入木材を必要とするのはなんでなんやろか。
自分の家に大量の米と野菜と食材と調味料があるのにずっとウーバーイーツを頼んでいるようなもんてことやな。
とりあえず、こりゃなんかできんかな〜、ってことで動きだした次第で。山欲しい〜。
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