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まだやるの?パート2

もはや後に引けないだけなのでは?

国策というものは、こうまでなっても完遂しないといけないものなのだろうか。

そもそも民主主義のはずの日本で、国民の誰が求めていることなの?大事故まで起こして、安全対策費用も高騰して、稼働させようとすればトラブル続き、再処理施設は機能せず、仮置き場ももう数年で限界、捨てるところも無い。2000年から10年間で実に大小併せて228回のトラブルを起こしている。それもあまり知られてはいない。マスコミ、官僚と電力会社がズブズブだからだろうか。

54基のうち、16基が稼働中で、特に問題は起きていない。原発で賄う電力は、現在30%。エコが騒がれており、企業努力等行った結果、削減した電力は22%。

古くなった石炭火力発電所をLNGコンバインドサイクル発電所に変更することで、効率は1.6倍に上がる。富山市で実装済みだ。全国の古い石炭火力発電所をLNGコンバインドサイクル発電所に変更すると原発20基分は賄えるという。燃料問題はこれでは解決できないが、いつどうなるかも分からない原発に頼るより、一時的に数十年をこれで持たせて、再生可能エネルギーに全集中することで解決できるはず。スペインやドイツは現にそうしている。ドイツは、44%を再生可能エネルギーで賄っているが、それでもまだ目標に到達しない!と国民が言っている。首相のやり方がぬるいと怒っているという。ここまで、国の政策に声を荒げる国民連中が日本にいるだろうか。

日本では、各地に電力会社があり、それぞれのエリアの中で電力供給を行う。そして、西日本と東日本でヘルツが違う。これを日本一体として送電網を整備し、国民にLEDへの変更を促し、温水便座に便座カバーをかけ、電気ポットを電気ケトルに変えることで相当な節電になる。随分、小さな話になったが。この辺はドイツ在住ジャーナリストの村上敦さんの話がめちゃくちゃ面白い。

YouTubeもかなり面白い。

LNGとかの部分は、孫正義さんからの引用。

ただ、原発を稼働させる、安全対策をする、テロ対策をする、事故による賠償金を支払う、で、膨大な金額が使われる。これでもまだ安いの?原発を建てるのに国は地方に交付金を支払ってきている。建てる前に450億円/基。稼働後35年に渡り2000億円。54基で13兆円。これは税金で支払われているが、この分は電気代に入ってないよな。処分費用や解体費用も入ってないよな。でも、安いの?

なんで?子供に聞かれたらなんて答えたらええの?

原発なくても他で十分賄えそうやのに。逆に『ベースロード電源』やいうて、しょっちゅう止まっとったら、ベースもクソあれへんやないか。

北電も風力、ガス、再エネに積極投資て、もう舵切ってるやん。

とにかく引っ込み付かんねん。は、やめよ。はよ、どうにかしよ。まだ、間に合うやろ。『処理』。これに集中して。

上記の記事だけじゃなく、青森県の六ヶ所村も限界がきているはず。フィンランドが最終処分場として、地下400mにシェルターを作るらしいが、それでも1基分しか入らないらしい。54基も日本にあるよ。一体どうすんの?

安倍政権成長戦略の柱の『原発輸出』もすでに厳しそう。というか、国外にどうこうするのも大事やろうけど、「中、どないすんねん!」

国策やら、官僚の電力会社の天下り先やら、なんやかんやの大損害を被る力ある人たち目線しか無いよな。大間原発もこんな状態で、

「ほんまにまだやるの?」

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