黎絶ナル者達~怖畏ナル罪過~、裏テーマ考察の動画にて、動画内でちゃんと話せなかった内容を事細かく解説Part1
みなさんこんばんわ、ブチギレフォーサー運営です。
今回は先日投稿した黎絶ナル者達~怖畏ナル罪過~の裏テーマ考察という動画を投稿させていただきました。
しかし言い訳に聞こえるかもしれませんが、1週間に加えパート勤務が重なった中での考察はかなり厳しい部分もあり、言いたいことが頭に浮かばず、浮かばないまま強引に進めてしまった結果…
・本来喋りたかった内容が喋れてなかったり
・この説を採用すればもっと直接的じゃなくなるのではないか?
など数多くの欠点があったのも事実
ということでこの投稿では動画内でちゃんと解説できなかった部分を解説していくつもりです。
ちなみにこの投稿は以下のスケジュールで行っていきます。
9/10:フォーサー編
9/12:ロヴァー編
9/17:アジテーター編
9/19:アレスター編
9/21:エンベズラー編
今回はゆっくりブチギレフォーサーのShortsでもあった通りフォーサー編をやっていこうと思います。
そして共通の目次です。
それでは早速やっていこうと思います。
①:怖畏ナル罪過裏テーマ2種について
まず動画内でも言ったように今回共通の裏テーマとして紹介する説は
①:キェルケゴールの「死に至る病」
②「刑罰」
この2説でやっていくつもりです。
それについても詳しく解説する前に「黎絶」「怖畏ナル罪過」のストーリーをまとめると…
~黎絶シリーズの主なストーリー~
数多の戦いを乗り越えたストライカーの前に現れた怖畏ナル異形が顕現した。世界の均衡を反転させてしまうほどの力を秘めたその存在はー
待ち構えるのは黎絶級の総力戦。その恐怖を乗り越えた先で君は無事に黎明を迎えることができるか。
モンストディクショナリーより
そう、今回の黎絶シリーズはかなりグロテスクな内容が予測されると思ってて、特に「黎」という言葉自体真っ暗な世界を現してることから、光の届かない世界が描かれてると思います。そして怖畏ナル異形を倒すことにより黎明を迎えることができるのかという部分もダークな世界観が描かれてるとも感じます。
また、「世界の均衡を反転」させるという言葉は善と悪が逆転した世界観を現してるのではないかとも思います。
そのため今後登場する黎絶も光と闇、善と悪など対になる要素がテーマになるのではないかと予想します。
~主なテーマ予想~
・喜劇と悲劇
・寵愛と憎悪
・期待と失望
そして今回のテーマは罪過ということで罪と救済がテーマとなり、怖畏ナル異形が現れたことで犯罪が罷り通る世界になってしまい、その能力を用いてさらに罪を重ねていくと個人的には解釈しております。
そしてそんな異形たちの姿もブチギレフォーサーの世界観を借りるとするなら
「絶望した宿主に異形の種を植え付けることで異形の姿と化す」
そんな感じのオリジナルストーリーの元にストーリーの方を進めているのですが、モンストオリジナルにもそのような要素があるのも事実と言っていいと思ってます。
それに関しては各キャラの解説で詳しく紹介するのでここでは触れないでおきます。
1:絶望論説
まず絶望論は真獣神化前のストーリーから参照した説で、今回の怖畏ナル罪過シリーズは宿主が絶望したことにより異形の姿と化したというストーリーが想定できます。
罪過一族の共通ストーリー
「元は人間だったが、絶望により異形の姿へと化してしまった」
から始まっているため絶望がテーマになってくると予想し、そこから絶望を種類別に分けることで裏テーマに繋がってくるのではないかと想定しました。
そんな中でキェルケゴールの唱えた絶望論「死に至る病」
この内容が裏テーマに繋がると踏み、各キャラに当てはめていったものが絶望論説となります。
2:刑罰(〇人や処刑など刑罰において死が絡む要素)
次にこの説は真獣神化の説として想定し、真獣神化のイラストは立ちはだかるストライカーを殲滅しようとする描写が描かれてるのだが、罪過シリーズにはその描写にも裏テーマが隠れていると踏み、いろいろな説を考えた。
最初はシンプルな犯罪をテーマとして紹介していったが、その中で死が絡んでるのではと考え方向性を変え、〇人罪をテーマとして方向転換
本編動画では一旦この説で紹介していったのだが…
翌日やはりグレーだと判断しさらに説を熟考
そして本編で紹介した裏テーマに刑罰を照らし合わせることでようやく説が完成したため、真獣神化の裏テーマはこの説でやっていこうと思います。
②:フォーサー裏テーマ考察
ということでここからはフォーサーの裏テーマの説を2種類紹介していこうと思います。
その前にフォーサーのストーリーをおさらいしておきましょう
1:フォーサー(真獣神化前)のストーリー
まずフォーサーのストーリーを簡潔にまとめると
①:突然頭の中に響く声を聞き、それを神の声と信じ込む
②:声の主から与えられた能力を用いて行動することで、騎士のトップの座へと登り詰めた
③:それらがきっかけで神を盲信するようになったが、その声の正体は邪神ということを知らず邪神の神託に従うこととなる
④:その結果、邪神に生者の魂を集めることだけが使命となり異形の姿と化した
そう、宿主は神の声と信じてたものが実際は邪神の声であり、それがきっかけでフォーサーが誕生してしまった経緯だと感じます。
2:フォーサー(真獣神化前)の裏テーマ考察
フォーサー(真獣神化前)の裏テーマの説は「死に至る病の宗教的実存」で行こうと思います。
まずフォーサーのストーリーから紐解いていく前に宗教的実存が何なのかを解説していくと…
「宗教的実存はキェルケゴールが唱えた絶望への突破口であり、苦しみながらも耐え続けることで、神の殉教者となることで絶望に終止符を打つことができる」
その実存があることでキェルケゴールは信仰の元に生きてきた。
しかしフォーサーは神を崇拝するどころか邪神を崇拝してしまったことで絶望から抜け出すどころか、さらなる絶望へと足を踏み入れてしまったことで異形の姿へと化してしまった。
またもう1つの説として邪神が神を偽り宿主を騙したという点で「詐欺」も考えられる。
詐欺も相手の恐怖心や安心感を利用して対象を絶望へ叩き込むところも似てる部分があったのだがほかの4体で説を立証できなかったので今回は宗教的実存を真獣神化前の裏テーマとして採用しました。
3:フォーサー(真獣神化)のストーリー
簡潔にストーリーを紹介
①:邪神から託された大剣の力を展開し集めた魂を無理やり1つにまとめ上げる
②:そして剣の空洞に魂をはめ込み、集めた魂を高熱で焼き尽くす
③:もがき苦しむ魂がフォーサーの衣に手形を残す
フォーサーは邪神から与えられた大剣を用いて無理やり1つにまとめた魂を焼き尽くす様子が描かれており、その様子に裏テーマが隠れている。
4:フォーサー(真獣神化)の裏テーマ考察
フォーサー(真獣神化)の裏テーマとして考えた説は火刑/魔女裁判と予想しました。
フォーサーの集めた魂を丸焼きにしてる様子、これは火刑/魔女裁判を現していると予想。
①:無理やり集められた魂:魔女として逮捕された女性たち
②:魂を無理やり1つにまとめ剣の空洞にはめる:魔女と見なされた女性を無理やり処刑台に括り付けてる
③:空洞から熱が発生し丸焼きにされる:女性たちが火刑を受け苦しみながら死んでいく様子
以下のポイントを踏まえて火刑/魔女裁判の説で予想したのですが、実はこの説にした理由にはもう1つポイントがあり…
それが…
ジャンヌ・ダルクが絡んでるという点
今回の裏テーマ考察の中で「宿主=偉人説」も考えました。
しかしアジテーターから説を立証できなかったので今回は別ベクトルとしてジャンヌ・ダルクを紹介します。
ジャンヌ・ダルクの最期は「異端として魔女裁判にかけられ最終的に火刑を宣告され火炙りにされ死んでいった」という人生の幕の降ろし方をしたのだが…
フォーサーはその死に様を他人に強要してる部分も見て取れるため、真獣神化のストーリーを簡潔にまとめると…
「強制的に集めた魂を丸焼きにする、その様子はかつての偉人が魔女裁判にかけられ火刑により処罰されるかのよう」
以上が怖畏ナル罪過裏テーマ考察:フォーサー編でした!
木曜日はロヴァーの裏テーマ考察を深掘りしていく予定です。
今後も時間があるときにブチギレフォーサーブログを更新していくので本編動画も合わせてご覧ください!
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