#444 失敗を責めすぎずに受け取り方を変える

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第591回】「土佐で高校生と語らってみたPart2。」を聴いたことのアウトプット。
年齢関係なく参考になると思った、高校生の質問と澤さんの回答です。

高校生:
私は失敗を恐れて何事も前に進めずにいるんですけど、どうやったら失敗を恐れずに前に進めますか?
澤さん:
失敗するのが嫌って言うけど、失敗することによって何が嫌なの? 具体的に言うと。失敗するそのものが嫌なのか、失敗することによって〇〇が起きるから嫌なのか?
高校生:
失敗するということ自体が嫌です。
澤さん:
それは例えばどういうこと?
高校生:
・・・・・。
澤さん:
って言われると困るじゃない?
これも実は、解像度が低い状態と僕はよく言っているのね。
具体的な例がパッと出てこないってことは、ぼんやりしている。
ぼんやりとしている状態で、これを起きてもいないことに対して、恐れを抱きすぎている状態と僕はよく言うのね。なので「〇〇したらどうしよう?」っていうふうにすると、より一層、人間って失敗しやすくなるっていう特徴が、僕はあると思ってるのね。なので「やってみてから考えよう」ってのと、じゃあ何によって失敗だと思う?
高校生:
・・・・・・。
澤さん:
これもぼんやりしてるでしょ?
僕のチームメンバーの1人でね、僕よりも歳も上で経験も豊富なんだけど、好き好んで僕のチームに入ってきてくれてる人がいるわけ。すっげー仕事ができる人なんだけど、その人の究極のセリフがあって「澤さんね、僕ね、仕事ね、失敗したことがないんだよね。」って言うの。すっごい自惚れてるセリフに一瞬聞こえるでしょ?
実は違って、「結果が違ったことはしょっちゅうあるんですよ」ってわけ。自分がこうなると思ってやったんだけど結果が違った、と。いうので、うまくいくと思ってこのプレゼンをしたら相手が怒っちゃったとかあるわけ。そうすると、結果が違うだけなんです。(一同、笑)
喜ぶという結果を予想してたら怒るという結果になったと。「興味深いですよね~。怒っちゃう人いるんですよ、これで。いやぁ、学びがありました。」ってわけ。あんたほんと幸せな人だねと思うんだけど、それ見ると。
だけど、起きてることは明らかに失敗なわけよ。一般的に見れば。
結局何かっていうと、受け取り方を変えるって、これだけでいいのね。
だから一言目に言うセリフを変えるだけで、すっごい気分が楽になる。

澤円の深夜の福音ラジオ 【第591回】
「土佐で高校生と語らってみたPart2。」

失敗を恐れないのは、年齢関係なくあると思います。
失敗に関しては、よく言われる「失敗と思うまで失敗ではない」とか植松努さんの「失敗はダメじゃない。失敗は貴重なデータだからそれを乗り越えたら力になる。だから失敗を恐れる必要はない。」とか、最近は失敗を肯定したり、失敗を恐れないための名言を目にすることが多くなってきました。
それだけ失敗に対して、世の中が寛容になりつつあり、そこからチャレンジを促す流れになってきていると感じます。
失敗の受け取り方は、個人でコントロールできることです。
失敗と思わないことは極端にしても、失敗に対して、必要以上に自分を責めて落ち込みすぎると失敗のまま終わってしまうので、その失敗があったからこその成功を手に入れられるよう、糧としていけるといいですね。
自分の失敗だけでなく、人の失敗、特に自分の子供の失敗を責めすぎないよう気をつけます。

いいなと思ったら応援しよう!