プロバスケットボール選手 富樫勇樹選手の『「想いをカタチにする」ポジティブ思考』を読んだアウトプット。最終章のCHAPTER 5です。
「過去を何度振り返ろうが、いまの状況は変わらない。だから僕は、起きてしまった出来事に関して、いつまでもこだわることはしない。それよりもいま、そして明日のことを考えたほうが絶対にいいに決まっている。」というのが印象に残りました。
嫌なことがあっても落ち込む時間は最小限にして切り替えられるメンタリティは、少しでも見習いたいです。
落ち込んだままでいることや、クヨクヨしている時間は非常にもったいなく、明日どうするか? 次にどうするかを考えた方が人生にとってもずっといいと富樫選手はわかっているのでしょう。
富樫選手は、感情をあまり出さない分、自分のこと、自分の置かれている状況を常に冷静に見て、常に未来を良くするために考え続けている人だと思いました。
そして、他人と比べないこと。
「相手のしていることをいくら真似たところで、同じ結果を得られるわけではない。自分と他人は違うのだ。大切なのは、比べたり真似たりすることよりも、自分をよく知って、自分に合った解決方法を見つける姿勢だ。」
他人と比べる暇があったら、自分のことを知って、他人に合わせるのではなく、自分の強みを活かして切り開いていくことを富樫選手は実践しているように思います。
バスケのスキルが卓越しているプロ選手である富樫選手は、誰もが見てわかる部分ですが、この本では、これまで知らなかったメンタリティの部分を知ることができる一冊でした。