感動体質の世界

今日の徹子の部屋で武田双雲さんとその息子さんがゲストでしたので、こちらの内容を投稿させていただきます。ちょっと前に書きましたが、今も気持ちは変わりません。

今、僕が以前より行動的になっているのも『ある本』に出会ったことが大きいです。前回の記事でも少し話に出させていただきましたが、書道家の武田双雲さんの著書『ポジティブの教科書』がその『ある本』です。
出会いは単純なもので、「物事のとらえ方が悪すぎる」と指摘をされた反動で、図書館に行ってワクワクするものはないかなと探している際に目につきました。しかし、タイトルがあからさますぎたので、一回目は手に取らずにその周辺の本を何冊か借りました。帰って読んでみると似たようなこと言っているのに書き方でだいぶ素直に読めるかどうかが決まるなということに気づき、相性のいい著者を探そうと2回目でやっと手に取りました。
この本の中で、最初に僕がやり始めたのが『感動する』ことです。
出会いとはわからないものです。近くの図書館は収蔵数が決して多いわけではないのにその本があった。しかも僕が行ったタイミングで借りられてもいなかったし、誰かに読まれている状態でもなかった。この偶然に感動です。

当然のように会社に行って、仕事をして、家に帰ってきて寝る。日記を始めようにも書くことすらないよ、と思っていた自分ですが、『感動する』を始めてみると気づきが多くなって、とりあえず日記に何も書けないということはなくなりました。最初は何をやっているのだろうと思ったり、人には言わないようにしようと思っていましたが、今では何の意識もせずに感動するようになりました。不思議です。そして、感動するたびに気分がよくなっています。楽しいです。

僕はこの活動をお勧めします。今の自分が得られたのということが、僕にとってはとても良かったのもお勧めする理由の1つですが、それ以上に『手軽さ』がこちらの活動の最もいい部分だと思います。『手軽さ』を簡単に説明するとすれば
①簡単なところから始められる。
スタートは非常に簡単です。目の前のものをとりあえずほめてみる。
例えば、目の前のマグカップ
・ちょうどよいサイズ
・持ち手がある
・持ち手の形がつかみやすい
・色が好き
・口をつけやすい形 ・・・など
ほんの些細なことでいいと思います。それが目の前のものをよく見るということにもつながり、気づきが増えていきます。
②誰にも気づかれずに始められる。
何かを始めようとすると、誰かに宣言したり、自分自身に誓いを立てたり、ちょっとした緊張感が生まれます。その緊張感によって『継続』につながるルートは誰でもイメージできると思います。
逆にその緊張感が苦手という方こそ、この活動がいいんじゃないかと。
・何を思っていようが誰にもばれません。
・できなくても、すぐにまた始められます。
・達成までがめちゃめちゃ短時間でできます。
 (見る→思う=達成!!)
・なぜか達成感すら感じます。

いかかでしょうか。僕はこの活動を始めて、『感動』できたら自分をほめてあげることにしました。すごい頻度で自分をほめることになります。逆に疲れます。
だんだん自分をほめていなくても、勝手に『感動』するようになりました。
そこから周りのことが好転しだしたので、そのことにも『感動』しています。この状態が心地いいので今後も僕は続けると思います。

だまされたと思って、まず目の前のディスプレイを褒めてあげてはいかがでしょうか。

参考文献
『ポジティブの教科書』武田双雲著

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