長く人に寄り添うプロダクトを目指して、今日もGAMIは目の前の壁を登り続ける|社員インタビュー#3
1.BONXエンジニアチームのキーマン、山上とは
Yamagami a.k.a. GAMI
山上。通称ガミ。
Androidを中心にSTT(Speech-to-text / 音声のテキスト化)サービスの開発やエンジニア採用に至るまで幅広く活躍している、BONXエンジニアチームの中心人物の1人である。
約15年に渡るエンジニアとしてのキャリアを積んだ後、30代後半で山上がBONXに転職することを決めた理由とは?
そしてBONXエンジニアチームで彼は何を感じているのか?
今回はCEO宮坂が直接山上に聞いてみた。
2.写真の世界からウェブの世界へ
宮坂:そもそも山上さんってどうしてエンジニアになったんですか?
山上:僕が高校ぐらいのときにインターネットが出てきて、ウェブに将来性を感じていました。ウェブによって、誰でも何かを作って発表することができるようになったし、Eメールで海外とでも簡単にコミュニケーションできるようになったのは画期的でしたよね。
大学では映像表現をやりたくて写真学科に入りました。
写真にも技術的側面はあって、まだデジタルだけではなかったので薬品を調合して…みたいな話は面白かったし、授業でphotoshopに触るとかも面白かったです。
ただ、写真だとインタラクションがないので物足りなさを感じていたんです。
気づいたら自分でもウェブで何か作りたいという思いが芽生えていました。
そこから少しプログラミング的なことをかじり始めて、ウェブサイト作ったり、Flashを学んだりして、そこから一挙に今の方向にいった感じですね。
宮坂:なるほど。それでエンジニアとしてどのようにキャリアをスタートしたんですか?
山上:当初はウェブクリエイター・ウェブデザイナーと呼ばれる職種になりました。徐々にデザイン的な仕事よりもコードを書く方が増えていったんですけど、書くコードはUIやビジュアライズ関連が多かったんですよね。
それに近いのはやはりエンタメ・ゲーム系だったので、その業界に10年以上いました。
3.長く人に寄り添うものづくりを目指して
宮坂:その業界も引き続き活況だとは思うのですが、どうしてBONXに転職することを決めたんですか?
山上:BONXの前がモバイルゲーム関係で、その前は広告系にいて、キャンペーンサイトを作ったりしていました。
どちらも作るものの寿命が短いというのがまずあります。
特に広告はめちゃくちゃ短くて、半年とか。
ゲーム系はもう少し長いけど、とはいえ3年もやれば自分の手は離れていきます。
最初は作るものが後に残るとか気にしてなかったんですが、サイクルの短いところにずっといる中で、だんだん気持ちに変化が出てきました。
例えば自分がやった過去の仕事が見れないなんてごまんとあります。
「あんときはバズったんだ」と言ってもどこでも見れない状態になっていいて。
年鑑とかに載ってるかもしれないけど、触って遊ぶとかはできない。
自分の過去の実績が話の上だけの存在になってしまう。
その中でもっと長くプロダクトに携わりたいという思いが大きくなってきたんですね。
そういう意味だと自社プロダクトやってる会社がいいだろうと。
もう一つは目に見える形で社会に貢献できるようなことがしたかったんです。
ちょうどタイミング的には3.11の影響もあって。
だから例えば介護とか医療とか、日常に寄り添ったプロダクトが作りたかったんです。
趣味でクライミングをしていて、アクトドアアクティビティは自分の人生で大きなテーマなので、それに近いところで仕事がしたかったというところもあります。
4.仕事で役立ち、遊びで楽しいという二つの顔
宮坂:こんなプロダクトに関わりたいっていうイメージってあったんですか?
山上:例えばPetzlとかですね。
Petzlは高所作業などで役立つ様々なギアを作っています。
主要な取引先は消防、警察、軍隊などですが、クライミングやケイビングなどのアウトドアでも使われています。
そのような形で、現場系の仕事とアウトドアアクティビティをうまく両立させているところに行きたいと思った。
宮坂:そういう意味だと業務現場でもアウトドアでも使われているBONXはぴったりですね!笑
実際BONXに入ってみてどうですか?
山上:BONXがどこまで後に残るかはこれからの頑張り次第ですが、入ってみて長いスパンで仕事ができているとは実感します。
BONXは子供とかにも触ってもらえるし使ってもらえるのはエンジニアとしてとても嬉しいですよね。
あと今まではずっとコンシューマー向けのものを作ってたので、仕事でプロダクトが使われるのは違う感覚があります。
両方嬉しんだけど、嬉しさの質が違うというか。
「面白かった」って言われるのと「めっちゃ役に立ってます!」って言われるって違いますよね。
自分としても役に立つものを作りたいという思いが強くなってきたのかもしれません。
また今までは会社の人と、仕事以外のアウトドアとかの話とか同僚とすることはなかったんです。
BONXだと他にクライマーがいるわけではないんですが、それでもカルチャーとして共有できる人がいるので、それはすごくいいですね。
5.インタビューを終えて
長く人に寄り添う、仕事で役に立つ、趣味の世界でも使える...
こういったBONXのプロダクトとしての特性が、ガミさんのエンジニアとしての志向にマッチしているからこそ、ガミさんもBONXで長く頑張ってくれているのだなぁと実感ができました。
経営者としては後世に残るようなプロダクトを作るために邁進しようと決意を改めるきっかけにもなりました。
BONXでものづくりをすることに興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
6.BONXの採用について
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