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裁縫経験まったくの0からファッションショーに作品を出した時の話。
タイトルにある通り、過去にファッションショーに作品を出したことがありました。大学生の時の学内ファッションショーですが、服を作る専門の学科ではない私がファッションショーに作品を出すまでのお話です。
好奇心に負けた。
自己紹介の記事でも書いたのですが、子供の頃から作ることが好きで何でもかんでもダンボールで作っているような子供でした。一緒に住んでいた祖父母も木材で小屋を作ったり、リカちゃん人形用の浴衣を作ってくれたりと、昔からものづくりをする環境が身近にありました。
小さい頃からあたまの中に浮かんだものを絵に描くだけにはとどまらず、何か工夫をして実現化するということを好んでやっていました。
大学生になった時に、「マイプロジェクト」というコンテンツを授業の一環として行っていました。その時に私が出したプロジェクトが「ファッションアートで地元表現してファッションショーに出演する」というものでした。
他の学科でファッションショーを行っていたのを知っていたので、所属していた学科は違いましたが飛び込んでみました。
なんとこの時、洋裁も経験も裁縫の知識すらも0(笑)
何ならミシンの糸かけもできませんでした。
普通なら知識も経験もないのに、ファッションショーに出せるかって言われると怖気付くと思います。また衣服のデザインを専門に学んでいるわけでもない、不安でいっぱいになりますよね。けど当時の私は「やりたい!!」って気持ちと熱量でどんなことも出来ました(笑)
完全に不安な感情が好奇心に負けました(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1722848804856-tMLnQpG4HU.jpg?width=1200)
↑これが、初めて自分の手で作った作品です。たくさんの同級生に力を借りながら何とか形に出来ました。(懐かしい〜〜〜〜!)
この作品を作る過程で地元の文化を調べたり、実際に足を運んだり、どういう思いをどういう形に表現するかなど「デザイン」の基本を学んだように思えます。
また当時は布をたくさん買う費用もなかったので、同級生からいらない服をもらってリメイクしたり、メルカリで着物の帯を買って解体したり、今のものづくりにも通ずることもしていました。
ぶっちゃけ今では考えられない大変な作業もしていましたが、そんな苦しみさえも忘れてしまうほど服を作ることの楽しさや、完成した時の嬉しさ、ファッションショーで見てもらった人たちからもらった嬉しい言葉が今でも心に残っています。
まさに私のものづくりの原点と呼べる作品です。