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MOVE YOUR BUS🚌

先日、リモートでとある研修を受けたのですが、事前課題で読んだ本の内容が面白かったので皆さんにもご紹介したいと思います。

本のタイトルは、ずばり!
“MOVE YOUR BUS”
です。

この本は、
組織をバスに見立て、
そこで働くメンバー達をバスを動かす原動力としてカテゴライズし、
どのようにしたらバスは加速していくのか、
について書かれています。
アメリカの世界観で書かれており、若干日本社会にそぐわない点もあるかなぁと思いました。

ただ、定年まで雇用が確保されているアメリカの教育界を具体例として書かれているため、日本の雇用制度と若干似ているので想像しやすい場面も多かったです。

ちなみにこの本の著者は、ロン・クラークという方で、私は初めてこの名前を聞きましたが、教育の世界では広く名が知れ渡っているそうで、今でも講演会などで世界中を飛び回っているそうです。

さて、本の内容に戻ると、組織であるバスを動かすメンバーは、
・全体を指揮する”ドライバー”
・何事にも全力で取り組む”ランナー”
・ランナーの次にバスを動かす原動力となる”ジョガー”
・自ら行動はしないが言われたことは実行する”ウォーカー”
・そして最後に、もはやお荷物である”ライダー”
の5つに分類されます。

読みながら、この人はこれだ、あの人はこれだなぁなんて想像しながら楽しく、かつうんうん、と納得しながらあっという間に読み終わってしまいました。

ちなみに研修では、
今の自分はどのカテゴリーに属しているのか、
組織の構成はどのようになっているのか、
現在所属している組織を更に加速(成長)させるには何が必要なのか、しなければならないのか、
などなどについてグループディスカッションや個人ワークを通してとことん考えました。

この本の中では組織のメンバー全員がランナーであることが望ましいとなってました。が、まだまだ年功序列の概念が残る日本ではウォーカーやライダーがどこの組織にも一定数存在し、組織全体が常に活気ある状態でいることはなかなか難しいですよね。

なので、まずはランナーやジョガーが組織を引っ張っていくことを前提に、ウォーカー達をどのようにして巻き込むかが重要になってくると思います。

これを考えるのが1番難しいのですが。。。

しかし、当たり前のことですが、人は人の熱意や、やる気に突き動かされて行動することが多いですよね。
私も周囲にやる気のある人とそうでない人がいたら、真っ先にやる気のある人についていきたいと思ってしまいます。

私自身は最近はコロナで旅行にも行けず、仕事に対する日々のモチベーションが下がっていたこともあって、改めて自分の行動を見直し、会社での立ち位置や将来像について考えるきっかけとなりました。

コロナで働き方が変わっている今だからこそ、みなさんも機会があればぜひこの本を読んでみてください。

#MiChi #研修 #旅行 #仕事

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