時差との戦い 機内にて ニューヨーク編
大袈裟な書き方ですが、時差との戦いはクルーにとっては重要案件です。
実は時差の調整は、フライトの前から始まってます。
一般の乗客であれば、飛行機に搭乗したあとは、食事やアルコールを楽しみ機内での映画・音楽などを鑑賞して寛ぐことができますが、私たちCA・客室乗務員にとっては機内が職場となります。
今回は、ニューヨークフライトの様子をシェアしますね。
ニューヨークと日本の間の時差は夏時間で13時間、冬時間では14時間。
私が拠点としている香港では夏時間で12時間、冬時間では13時間あります。
ほぼ日中逆転ですね。
以前はなんと1日に5便も就航していましたが今は1便のみの運行です。
現在運行しているのは、夕方に出発しておよそ15時間の飛行時間を経て現地時間の同日夜8:30頃に到着予定の便になります。
出発時間の1時間20分前に始まるブリーフィングに合わせて準備をします。
今はフライトに関する情報もアプリ等で調べることができ、
当日自分がどのクラスで乗務するか、ポジションも確認できます。
ニューヨークなどの長距離便の場合は、機内でサービスとサービスの間にクルーは仮眠を取ることになります。
ニューヨーク便の場合、この仮眠時間が5時間近くになることもあります。
この仮眠中は、仮眠室で体を休めて次に行うサービスに向けて休息をしなければなりません。仮眠室では飲食も出来ません。照明を落とさなくてはいけないのでこの時間に寝れないと後が凄くキツくなります。
そしてこの仮眠期間ですが、最初のサービスが終わり照明が降りた頃から始まります。
クルーを二つのグループに分けて仮眠に入ります。
続きはまた✈️
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