Leicaがある日常 002
「手に持ったら、買っていた」まさに、そんなカメラ。ファインダーを覗いたら、見えたロゴの赤色に心を掴まれた、そんな感じで、欲しくてまたらなくなった。人それぞれの感じ方だけど、Leicaで撮った写真の色は、湿度があると思う。乾いた冷たさより、しっとりしたセンチメンタリズムが、どの写真にも感じられるように思う。
確かに、大きい。でも、アメリカンな大きさとは違う。クライスラーとベンツ。そして、ズッシリと感じる。それは、安定感であり、カメラにしっかり対峙するぞ、という気持ちにさせてくれるから、好きなところ。片手でサクッと撮れるカメラと違って、ちょっと、両脚を踏ん張って撮る感じが、気に入っている。
Tokyo, February 2019
Snow night
