身近な自然とささやかな日常への礼讃
上野の美術館へ行った。東京都美術館。「ハマスホイとデンマーク絵画」を観るために。
ポカポカ陽気で、これは、桜?ここだけみると、もう、春。平日だから、ゆったり歩けるお散歩日和。ただ、ライカ日和とは、言い難い感じ。
このオブジェは、こうやって、撮ってみたくなる。
展示は写真禁止。
デンマーク絵画、北欧らしいというより、わたしのイメージする北欧はIKEAだったりするので、それよりは、暗い感じ。ライカらしい色味。
ハマスホイ以外の画家の絵も、素敵だった。
結婚を機に、色調がパステルに変わったというレング、繊細な美的空間に家庭的な温かみを感じるイルステズ、など。みていて落ち着いた気持ちになる作品ばかり。
ハマスホイの作品では、「農場の家屋」という作品がとても気に入った。
光の具合が夏を感じる。でも、デンマークだから、そんなに暑くないんだろうな。貴重な夏の、日光の、白い光を感じて、気に入りすぎて、ポストカードとノートとTシャツを買った。
Tシャツは、暑かったので、その場で着替えた。グレイ地に胸元にこの絵画のプリント。かなり気に入ってる。
誰もいない部屋の絵、そこには静粛さやがらんとした寂しさがあるのに、温かみがあるのは、「堆積した時間」が醸す美しさが蔓延しているから。
グレイな印象の作品の中で、綺麗なピンクの作品がひとつ。
この絵も、気に入った。ポストカード購入。
楽しい展示だった。
解説にあったけど、「非現実の美しさ」だと思う。
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