ワインをよく飲む
最近では、ワインを飲まない日がない。何年か前までは、「とりあえず」のビールを飲むときもあったけれど、最近は、暑い時は、よく冷えた白ワインかシャンパーニュ。どうしても、ビールから始めなくてはならない時や、中華の時は、小さいコップ一杯のビールで、「もう、いいな」と思うようになってきた。体調を気遣ってのビール離れではなくて、炭酸は大好きだけど、黄金色の液体に興味がなくなってしまった。
ワインスクールに通ったことがある。ぶどうの品種、その特徴、国や地方による違い、ビンテージ、そんなことを漠然と覚えながら、ブラインドテイスティングでワインを当てる。その訓練は、好きなワインを知るのにとても役に立った。だから、買うときに、だいたいこんな感じ、という検討をつけることができるから、多くの場合、期待外れになることが少ない。
邪道と言われていたけれど、カリフォルニアワインが好きで、樽リッチなシャルドネは、好きなワインの1つ。一般的だけど、ピノ・ノワールは好きな品種で、ピノ・ノワールに関しては、フランスがいい。しかし、去年は、思いがけずに、フランスより美味しいかもしれないと思うピノ・ノワールに出会った。南アフリカ。クラシカルな品の良さがフランスに通じる、美味しいピノ・ノワールに何本が出会えたのは、喜ばしいことだった。
そして、日本のワイン。赤より、白の方が、日本のワインは美味しいと思う。タケダワイナリーのサン・スフルを初めて飲んだ時は、帰りにワインショップで購入していた。そして、フジマルのデラウェア。初夏から夏にかけて、よく飲むワイン。そう、自然派ワインでもある。美味しいワイン。
さて、去年1番驚いたのは、熊本のワイン。エチケットを見ずに飲んだら、樽の感じからして、日本ではないと思ったと思う。菊鹿 シャルドネ 樽熟成。オンラインショップでも、売り切れていることが多く、手に入りづらい、人気のあるワイン。ふくよか、蜜のような、上品なシャルドネだと思う。福岡のレストランで、初めて飲んだのだけど、本当に、美味しさに、驚いた。年明けに、めでたく在庫があるときに遭遇し、運良く2本買うことができて、いま、我が家のセラーで休んでます。何に合わせて、開けようか。楽しみな、悩みを、味わっている。
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