BIQU BX ②ファームウェア更新

Z軸高さに問題を抱えていたBXですが、ファームウェア更新でとりあえずの解決をしました。

Luke Harrison氏によるカスタムファームウェアだそうです

レベリングの改善と印刷速度の調整、ファンの回転制御などに変更が加えられています。

GithubからダウンロードできるファイルにはFirmware.binファイルが含まれているので、出荷状態のBXの場合コンパイル不要でアップデートが可能となっています。

また、右側にあるZ軸の物理リミットスイッチのコネクターを外して無効化することが推奨されています。

このファームウェアの適応でZ軸のレベリングは正常化し、ABL後にホーミングや印刷など何度か試しましたが、適切な高さを保つことができました。

しかしすべてがうまくは行かないものです

X軸のホーミング時に左端にぶつかりゴガガガガと恐ろしい音が発生しました。

こちらもLuke氏のセッテイングガイドから解決方法がわかりました

https://gist.github.com/looxonline/7f6a628debfa35c60a7dd3dc225d95bc

どうやらBXにはXY軸のリミットスイッチが搭載されておらず、TMC2226に内蔵されたStallGuard4によってセンサーレスホーミングを実現しているようで、このセンサーの感度調整をする必要があるようです

あらかじめベルトのテンション調整をしたのち、コードM914を送信し、感度を確認してM914 X90のように感度を少しずつ調整しつつホーミングを行いました。

画像1

再起動とX軸をランダムに移動させてホーミングを繰り返しながら調整し、X85に落ち着きました(たぶん初期は75とかだったと思います)

自分の場合はY軸は特に問題がなかったので調整しませんでしたが、場合によってはXYともに調整する必要がありそうです。

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